SF百科図鑑 不死鳥の剣


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■2004/02/09 (月) 23:27:38 不死鳥の剣

読了。剣と魔法小説のアンソロジー。苦手なジャンルだが、食わず嫌いはまずいと思い、「20世紀SF」の後に出たこのアンソロジーを入門編にと購入、しかし読み始めてから読了まで約10ヶ月経過。やはり苦手なものは苦手だった。
集中、コナンとエルリックの2編が抜群の出来で面白い。後は総じてドングリの背比べで、設定もキャラクターも似通っておりオリジナリティに乏しく、見分けがつかず全く熱狂できない。特に、奇妙なエイリアンの行動を描かせたら右に出るもののないウ゛ァンスの作品が、意外な凡作だったのはショックだった。
それとこのジャンルはやはり長編でないと楽しめないと痛感。せめて連作短編の形で読まないと、世界設定に浸りきれず生殺しである。本書の最大の収穫は、やはり巻末の簡にして要を得た、編者のヒロイックファンタジイ史だろう。