SF百科図鑑 テッド・チャン『あなたの人生の物語』ハヤカワ文庫SF


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2003.9.21


9月19日

疲れた。仕事きつかった。帰ってすぐ爆睡。テッドチャン「あなたの人生の物語」買ったのに。


9月20日

どういうわけか、データをアップできなくなったので分割する。容量が大き過ぎるせいか。

テッドチャンはやっぱりいい。この本は今年の翻訳ものベストワンだろう。今年は原書でいい本をいっぱい読んだが翻訳の新刊がクズばっかりだったが、やっとまともな本が出た。嬉しい。

マックとウインドウズのランのため、マックのOSを10.1から10.2にあげる必要がある。10.2はアカデミック版だと8500円とお安いのだが学生じゃないと買えない。パンピー向けは1万5000円もする。しかももうすぐ10.3が出るというニュースが・・・。とほほ、それじゃ換えねえじゃん。我慢するか・・・10.3が出るまで。10.3なら金出すかいがある。マック本体買い替えるという手もある。

個人的に、ワープロと同じぐらい使用頻度の高いのがデータベースソフトなのだが、本日ウインドウズ版のデータベースソフトを探したところ、ファイルメーカープロとアクセス(オフィスのバンドル)ぐらいしかまともなのがないことがわかった。しかも両方とも単品で3~4万円もする。冗談じゃない。高過ぎる。気狂いじみてるよ。マカーの場合、クラリス(アップル)ワークスという非常に優秀でインターフェイスの良いユーザーフレンドリーな統合ソフトの名作があるため(私など、これ一本で全部用が足りるので、ソフトなど何も買ったことがない)、「データベースソフトなんぞに金を払うやつは馬鹿だ」という固定観念がある。ところが、呆れたことにウインドウズマシンにバンドルされていることの多いオフィスホームエディション?にはアクセスがバンドルされていない。アクセスは単品で買うには気狂いみたいに高い。アップルワークスは多機能で軽くて使い易くて、しかも単品で勝手も9000円ぐらいなのに。しかもワードにしろエクセルにしろ別々に立ち上げねばならないし重くて、正直大嫌いだ。どう見てもアップルワークス>>>(13馬身)>>>>オフィスである。オフィス死ね。高過ぎるんだよ。データベースついてないやつが何で3万もするんだ、ほとんど使わない機能ごてごて付けて重過ぎて古いマシンじゃ使えねえよ、死んじまえ。データベース付きで6万だあ、馬鹿にすんな、マヂで死ね、お前なんか嫌いだ。とかいわずにはいられない。しかもプレゼンテーションソフトとか、何だそれそんなもん要らねえよ。絵描きソフトもついてねーし。ゴミじゃん。オフィスまじで死んで欲しい。
このとおり、「安いデータベースソフトがない」という時点で既に私の主観においてウインドウズはマックに遥かに劣るゴミOSに過ぎない。使いにくい、金がかかる、取り柄はオフィスで使うソフトで作ったファイルを扱えるというその一点だけ。仕事以外では全く使えねえ。死んじまえ。
それにつけても悔やまれるのは、アップルワークスがウインドウズ版の製作を中止したこと。クラリスワークス4にはウインドウズ版がわずか9000円であったが、なぜ買っておかなかったのかと本当に後悔。もうとっくに店頭から消えている。秋葉の中古ソフト屋とかないのかなあ・・・。マシンのスペックとかがいくらあっても、ソフトがゴミならクズ同然じゃん。ウインドウズのソフトには金かけないとロクなのがないからなあ。本当にウインドウズは金食い虫だ、金持ち向きのマシンだ。我々貧乏人にはマックがぴったりだよ、つうか馬鹿馬鹿しくてウインドウズに乗り換える気になれん。
せっかくletsnoteとか買ったけど、ACの具合悪いし、入れるソフトがウン万円もするんじゃあ、当分持ってる意味ないわなあ・・・マックで蓄積したデータベースファイルを持ち運ぶために買ったのに、読むソフトがないんじゃ持ってる意味ない。どうしよう。
母艦としてラヴィCシリーズ買うつもりだけど、バンドルのオフィスはデータベースついてないし・・・。1万円ぐらいのデータベースソフトがあれば買ってもいいんだけど、探してもないし・・・。もうほんとにウインドウズ嫌い。
モバイルデータ通信は、いちおうDDIのAirHが安そうなので申し込む予定。letsに対応してるかどうかは不安だが。


9月21日

テッド・チャン「あなたの人生の物語」読了、10点。
初訳のうち「バビロンの塔」は原書で既読。「ゼロで割る」「人類科学の進化」「顔の美醜について」が初読。ちなみに「72文字」も未読だった。
未読分について
「ゼロで割る」数学の無矛盾性が否定される、そのとき数学者は? 濃厚な作品の中にこういうさっぱり目の作品があるとほっとする。といっても「無矛盾性の否定」に関する考察は結構コッテリ系だが。
「72文字」名辞による魔法が科学とされる世界と、前成説。着想がユニークで、ファンタジー的設定とごついハードSFな内容の結合がすごい。従前のSFにはなかったタイプの話だ。
「顔の美醜について」顔の美醜の認識を無効化する医療技術という発想が最高。今回はぐいぐい思弁でいくところまでいくというタイプでなく、あっさりと「歴史の一断面をコラージュ手法で切り取る」という内容になっている。ごつい思弁小説の多い本書の中でもオアシス的な作品になっている。
「人類科学の進化」未来の新聞記事を模したショートショート。わずか3ページにもかかわらず濃い。

マイクロソフトのワークス買う。あと、マウス等購入。
データベースソフト欲しいよう。

***

2001年日記より

9/11

チャン「あなたの人生の物語」★★★★★★
初の6つ星です(笑)。究極のスペキュレイティヴフィクション。言語と知性、思考との相関関係に対する深い分析と、物理法則とのアナロジーを展開した強烈な哲学的奇想。ぼくがSFを読む理由のほとんど全てがある。20世紀SFが生んだ最高傑作の1つでしょう。僕が考えるSFの理想型、よき見本といえます。イーガンと正面から戦って勝ち負けできる作家は、チャンしかいないのではないかとすら思われます。

バビロンの塔を原書で初読のときの感想

12/10
チャン「バビロンの塔」★★★★★
一見、旧約聖書のバベルの塔をリアルに書いただけ、と思わせながら、ラストできっちり「SF」にしているのが凄い。エッシャーの騙し絵の世界さながら。天の岩盤を掘っていく作業のディテールも読みごたえがあって面白い。チャンの中短編の質の高さはイーガンと並び称すべきだが、いかんせん寡作すぎるのが非常に残念。