SF百科図鑑 バクスター『プランク・ゼロ』


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

読了日2003.7.8

7月1日
とうとう7月、いやな梅雨もそろそろ終わり。読書に(略)に競馬に頑張ろう。
hairaneeyo!




さて、本日は、「時だけが敵」と並行して読む予定であったアンソロジー「スターシップ」を朝忘れて出てしまい、仕方なく(略)書店で、スティーヴン・バクスターのジーリークロニクル第1巻(というより原書は1冊なのを翻訳が分冊にしたもの)「プランク・ゼロ」を購入。

正直、玄人に評価の高い作家ながら、英国協会賞「タイムシップ」星雲賞「時間的無限大」いずれも持っているだけで未読、今回初チャレンジだった。
ところが・・・これがなかなかいいんだよ。未来史形式の連作短編というスタイルは真新しくはないが、内容がバリバリのハードSFの宇宙小説! もう宇宙とか奇抜な生命体とかが出てくるだけでぞっくり嬉しくなってしまうが、最新の科学知識に裏打ちされていると思われるヴァ-ジョンアップされた内容が嬉しい。ダークマターだの量子力学だの最近の旬なネタを外さず拾う抜け目のなさに加え、ミニワームホールを集めて大きなワームホールにするとか話のスケールがでかくて素敵。やっぱSFはこうでなくちゃね。
今、冒頭2編読んだがいずれも高水準。2つ目の数学生命体ってのすげえ発想だな、よくイメージできないけど。
こりゃあこの作家は全作買いだな。ハードSFの正統的後継者の1人といって良いのでは。












7月2日
nextwave
HMVダブルスタンプデーのため、モンドグロッソ「nextwave」購入。無論目的はUAの「光」。はっきりいって、BIRD以後のモンドグロッソはメジャーへの色気が出過ぎてて好きじゃない。その割にはアングラへのこだわりがぬけ切れず、中途半端な感じがする。今回も最初から最後まで、NYハウスのような烈しいうち込みのダンスチューンばっかりで辟易する。そういうのが聴きたかったらNYハウスのアルバム最初から買うっちゅうの。昔みたいなジャズファンクが聴きたいけど、もう戻んないんだろうなあ。
問題の「光」だが、UAの歌と曲はいい。でも後ろの打ち込み、うるさい・・・。せっかくの歌が台なしだよ。シングル盤はアカペラが入るのかな? シングル盤まで待て。
*  *  *
「プランク・ゼロ」
読み進む。
「太陽人」8点
「論理プール」7点
「グース・サマー」9点
「黄金の繊毛」8点
冥王星?グースサマー、水星?黄金の繊毛、と太陽系の惑星の奇抜な生命体2連発! さあ次はどこ? とにかく奇妙な生命体の連発が楽しい。以前SFマガジンで「太陽系オデッセイ」という名企画があったが、私もこのサイトで太陽系の惑星別の未訳短編アンソロジーのページを作りたくなってしまった。いずれそのうち。
しかしやっぱり、太陽系惑星ものはいいねえ。惑星表面の情景描写がたまらん。
昔、ニーヴンのノウンスペースシリーズに熱狂した中高生時代、更に遡ってパノラマ太陽系というNHKの番組やボイジャーの映像、講談社ブルーバックスや天文年鑑に夢中になった中学生時代を思い出すなあ。
*  *  *
「時だけが敵」
第11章に入った。過去のパートでは遂に主人公が原住ハビリンに仲間として受け入れられた。現代のパートでは狩りに行き、無惨に殺される鹿を見てトラウマを負う主人公。両者の関連が追々明らかになるだろう。いかにも技巧的な文化人類SFだな。「焔の眼」などの既訳作品も手に入れなきゃ。
*  *  *
(略)

7月3日

(略)で飲んでてタクシー帰りですた。2時半ぐらいには帰りついたけど。無茶の効かない体になったね。今の体力じゃ、徹夜御泊まりなどありえねーな。酒が残ってるので頭いて。でも(略)はやっぱり遅くまで開いてる店あっていいね。今日の店は2時までだったが、週末は朝までやってるらしいし。だるいので、今日はこのへんで。


7月4日

どうもここのところ疲れている。恐らく睡眠不足だと思うのだが、目蓋が重くて背骨の周りの肌がガサガサだ。朝から夕方まで異様にだるくて眠い。いいリフレッシュッ法があったら教えて欲しい。このせいで帰ってからも睡魔に勝てず日記更新前に寝てしまい、翌朝更新となってしまう。

(略)

時だけが敵、何とか明日(明後日は所用)中に半分は突破したいのだが・・・。単語リストの更新も中断してるし。せめて10章までの単語ぐらいはコンプリートしたい。練習問題も作らなくちゃ。翻訳もしないとヤバい。
12章
主人公がすっかりヘレンのハビリン部族に溶け込み、獲物で祭をする。
13章
ジョンジョンの幼い日のエピソード、1歳を過ぎても言葉を喋らない。ジャネットに連れられて八百屋でおにごっこをしながらレジの前に来たとき、偶然ギブンス夫人に会い、髪の色などが違うなどと指摘され怒って帰る。
これはたしか主人公は黒人だったと思うから、人種差別の伏線かな? こちらのサブストーリの意図は現段階では不明。読み進めばわかるだろう。

あとジーリークロニクルは傑作だね。半分突破したよ。ダウンロードというアイデアなんかイーガンぽくていい。ハードSF好きを喜ばせる小ネタも満載な骨太宇宙未来史でアクション満載のごつっぽい正統派SF。最高あるね。
「リゼール」8点
ワームホールインタフェース管理用の知性体をダウンロードするため成長促進される子供。凄い話だ。
「パイロット」9点
スクウィームの手から逃れ、ダウンロードで自らを肉体死させながら超高速航行で逃げ延びるパイロットたち。ダウンロード後の描写が凄まじい。


7月5日

体調が悪い。全身の肌が荒れ気味だ。競馬全敗。(略)本読めず。疲れて寝てしまう。また翌朝更新、トホホ。


7月6日
(略)  

馬はまたも全敗。アタゴタイショウの2着3着が惜しかったぐらいで、後はかすりもしない。500円買い間違えて余計に買った阪神5レース障害も、買い間違えて軸になった馬が2着に来て、1着馬を買っていなかったことで更に鬱。もうこうなったら、PAT残高尽きるまで外れ続けてやる。今にみていろ。

「時だけが敵」単語集、第3章までアップしました。
後は、4章、6~7章、9~10章(形容詞、名詞)、11~12章、14章以下。
今回だけは中途半端で終わらせない。気合い入れて調べて覚える。


7月7日

疲れた、もう寝る。
今日はジーリ-と時だけちょっと読んだ。
「スイッチ」5点 イマイチよく分からん。アイデアストーリー。短過ぎ。
「青方偏移」8点 「グレートアトラクター」のスケールのでかさがたまらん。傑作。
時だけは、ヒューゴが死に、主人公はヘレンとデキちゃいますた。
しかしこの小説、ちょっと暗すぎるな、すかっとしない。単語はちょっと難しいのも結構多いから勉強にはなって楽しいけど、主人公のトラウマを語る生い立ちのパートも暗いし、タイムトラベルして置き去りになり原住民に溶け込もうとする過去のパートも地味目。ピストル誤射で死者は出るし。作者は「焔の眼」などの文化人類学SFで定評のある人物だけに、原住民に溶け込んで研究しようとする部分のディテール構築は流石なのだが・・・。とりあえず日本語で出てるビショップ作品何か手に入れた方がいいかも。「ささやかな叡智」あたりか。


7月8日

また自宅光ファイバー断線。わずか半月で2回目。あまりにひどい。実用に耐えない。これで毎月1万円払っていると思うと心底腹が立つ。機関銃を乱射したい。

ジーリー読み終わる、総合8点。
「クォグマ・データ」8点
「プランク・ゼロ」9点
究極のハードSF2編。原書物質クォグマ(クォークのマグマ)だの、プランク係数ゼロだの、とにかくぶっ飛んでる。ただ、ちょっとアイデア一辺倒でストーリーが一本調子な感じはするが。

ジャパンダートダービー、ビッグウルフがユートピアに一矢。ただ、ナイキアディライトが意外に頑張ったのは驚いた。この3頭、今後のダートを引っ張ってくれそうで楽しみだ。ナイキを軽視してボックスから外していたから、馬券は外れ。