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「あるいは牡蠣でいっぱいの海」 Or All the Seaswith Oysters アヴラム・デイヴィッドスン(Avram Davidson)済

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「あるいは牡蠣でいっぱいの海」 Or All the Seaswith Oysters アヴラム・デイヴィッドスン(Avram Davidson)済
筒井がこの題をいたく気に入り、「あるいは酒でいっぱいの海」を書いたのは有名な話。ただし、本作はSFじゃありません。独特のユーモアに満ちた奇妙な味のファンタジイ。デイヴィッドスンは英語圏の作家に評価の高いWriter'sWriterとして、没後長期が経った現在も短編全集が刊行されるなどその人気が衰えない。ただその英文が独特で、翻訳で香気を保つのが難しいそうだ。翻訳しか読んだことがない私には何とも言えない。多少値は張るが、原書で出ている短編全集を入手しチャレンジしてみたいと思う。
本作は翻訳で読んだがゆえか、とりたててどこが評価されての受賞なのか今一つ理解できなかった。その良さが分かるまで何度かチャレンジしてみたいが、現時点で正直に感想をつけるならば?【ハヤカワヒューゴー第1集、6点】
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