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スタニフワフ・レム『すばらしきレムの世界2』講談社文庫

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November 30, 2005

スタニフワフ・レム『すばらしきレムの世界2』講談社文庫

2巻だけ実家で発見し持ってきた。
つまらんかった。
「闇と黴」★1/2 陳腐なホラー小説
「ハンマー」★★ 宇宙船内でAIと対話しながら嫌気が差しハンマーで機械を壊し回る話。くだらん。
「リンファーテルの公式」★1/2 人間の理解の及ばない特殊な生命形態に関する理論の独り語り。物語性ゼロ、ちゃんと小説にしろよこの馬鹿。内容陳腐だし。
「手記」★1/2 エイリアンのコンピュータに残されていた手記の内容、単なる科学哲学論文で小説じゃねえだろぼけ。酷い。
「真実」★1/2 これも相変わらず馬鹿のひとつ覚えの「特殊形態の生命」に関する独り語りで小説じゃない。いい加減にしろ。
「二人の若者」★1/2 地上にいる男と宇宙空間にいる男を素描した散文詩的作品で、やはり小説といえないし、内容も面白くない。
総合 ★1/2
ぜんっぜん面白くない。レムの小説で面白いのは『ソラリス』だけだし、大半は小説ですらないただの論文、しかも「人間には理解できない領域がある」ということを馬鹿のひとつ覚えのように繰り返しているだけで、もう飽きた。ろくなもんじゃねえ。
silvering at 21:49 │Comments(1)読書

この記事へのコメント

1. Posted by 手下X22   December 01, 2005 00:22
なるほど、だから50円だったのか。
(あるいは3冊200円)
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