SF百科図鑑
フィリップ・K・ディック『宇宙の操り人形』ちくま文庫
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匿名ユーザー
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September 08, 2005
フィリップ・K・ディック『宇宙の操り人形』ちくま文庫
長編1つと短編3つ入っちょる
宇宙の操り人形(宇宙を超えた生物同士が地球上に模造都市を作り戦う。この町を生まれ故郷とする主人公が田舎に返って変わり果てた姿に驚き、自分は偽者ではないかという恐怖におびえながら謎を暴き、古い町を復元してみせる話)★★★★
地球乗っ取り計画(地球上で人間をモデルにしたミニチュア人間を使い観察実験を続けるエイリアン)★★★
地底からの侵略(地底人が地上人を襲撃)★★★
奇妙なエデン(ある星の女神のような生物にあった男がそこに永住を決意し変わり果てた姿になる)★★1/2
総合 ★★★
結構質が高い本。表題作は虚実入り乱れるディックお得意の「偽者テーマ」だが、最後は手堅くハッピーエンドになっている。ほかの短編も娯楽性が高くメリハリが利いた話で普通に楽しめる。
地球乗っ取り計画(地球上で人間をモデルにしたミニチュア人間を使い観察実験を続けるエイリアン)★★★
地底からの侵略(地底人が地上人を襲撃)★★★
奇妙なエデン(ある星の女神のような生物にあった男がそこに永住を決意し変わり果てた姿になる)★★1/2
総合 ★★★
結構質が高い本。表題作は虚実入り乱れるディックお得意の「偽者テーマ」だが、最後は手堅くハッピーエンドになっている。ほかの短編も娯楽性が高くメリハリが利いた話で普通に楽しめる。
silvering at 01:56 │Comments(0)
│読書