SF百科図鑑
ミシェル・ジュリ『不安定な時間』サンリオSF文庫
最終更新:
匿名ユーザー
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September 05, 2005
ミシェル・樹里『不安定な時間』サンリオSF文庫
アポロ賞
これは酷かった。
冒頭に引用があるように、ディックの劣化コピー。『虚空の眼』『ユービック』を更にグダグダにした感じ。時間溶解剤で時間や空間の法則が崩壊し一定時間をループする<不安定時間>にトリップした男(ダニエルという男に他の人物の意識が入り込み混在し互いに話す)が、そこを支配する帝国主義グループと人類の戦争に巻き込まれながら逃げようとあがく話。アイデアは独創的なのに、キャラが駄目、プロットが駄目、内容も単なる冒険ものになっており陳腐、おまけに翻訳も駄目というヘレンケラー状態。とうてい商業レベルに達していない。ごみレベルでした。続編が3編ほど書かれているらしいが、イラネ。
テーマ性 ★★
奇想性 ★★★★
物語性 ─
一般性 ★
平均 1.75
文体 ─
意外な結末 ★★
感情移入力 ★
主観評価 ★1/2(16/50)
冒頭に引用があるように、ディックの劣化コピー。『虚空の眼』『ユービック』を更にグダグダにした感じ。時間溶解剤で時間や空間の法則が崩壊し一定時間をループする<不安定時間>にトリップした男(ダニエルという男に他の人物の意識が入り込み混在し互いに話す)が、そこを支配する帝国主義グループと人類の戦争に巻き込まれながら逃げようとあがく話。アイデアは独創的なのに、キャラが駄目、プロットが駄目、内容も単なる冒険ものになっており陳腐、おまけに翻訳も駄目というヘレンケラー状態。とうてい商業レベルに達していない。ごみレベルでした。続編が3編ほど書かれているらしいが、イラネ。
テーマ性 ★★
奇想性 ★★★★
物語性 ─
一般性 ★
平均 1.75
文体 ─
意外な結末 ★★
感情移入力 ★
主観評価 ★1/2(16/50)
silvering at 22:34 │Comments(0)
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