SF百科図鑑 ハミルトン『フェッセンデンの宇宙』


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May 16, 2004
ハミルトン『フェッセンデンの宇宙』
これもね。


silvering at 02:10 │Comments(5) │TrackBack(0) │読書
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この記事へのコメント
1. Posted by silvering  May 16, 2004 23:20
「向こうはどんなところだい?」
この作品を読んだだけでも、この本を買った甲斐はあった。よくできたアンチSFだ。アポロが月にすら飛んでいないこの年代に、こういう作品を書いていたハミルトンの先見性には恐れ入る。ハミルトンの最高傑作の一つとされるのには同感。
「帰ってきた男」
星新一のショートショートのような作品。ただ、オチが素朴過ぎていかにも物足りない。「向こうは──」に比べると、レベル的に相当落ちる。
2. Posted by silvering  May 20, 2004 23:07
「凶運の彗星」
古くさい馬鹿SF。大袈裟な疑似科学アイデアがワイドスクリーンバロック調だが、訳者が書いているように科学的誤りが露骨過ぎてつらいものがある。ただね、小中学生のころ読んでたジュウ゛ナイルSFテイスト豊かで、何か憎めないんだよね──
「追放者」
大昔読んだ古典。異次元ものの福島アンソロジーに入っていた記憶がある。中学生の頃読んで、「これは凄い」と唸った記憶があるが、今読むと素朴過ぎて──初心者向けですね。でもファンを増やすためには、非SF者でも分かるこういう作品を大事にしないと──。
3. Posted by 手下  May 22, 2004 03:33
http://www.tsogen.co.jp/wadai/0402_00.html
エドモンド・ハミルトン生誕100年記念出版

 《合本版・火星シリーズ》や《完全新訳版レンズマン・シリーズ》を刊行してきた創元SF文庫が贈る、スペース・オペラ復活企画第3弾! 1970年代にファンから絶大な支持をうけたエドモンド・ハミルトンの《キャプテン・フューチャー》シリーズが、短編を含めて全作復活します。
 『恐怖の宇宙帝王』に始まるシリーズ全作を、時系列順に2作ずつ1巻におさめて全10巻とし、最終巻1巻は短編集いたします。
 なお各巻末には、原書に併載されていた解説コラム「インサイド・キャプテン・フューチャー」を、これまで未訳だったものも含めて全点訳載します。


早川で全部持っていて且つSFMの特集も持っているのにこの仕打ちは何なんだ。やはり、買えということなのだろうか。

4. Posted by silvering  May 23, 2004 01:31
買えということなのでしょう(笑)。
私はたぶん買うと思います。原書の解説コラムも訳すなんて最高。
5. Posted by silvering  May 23, 2004 01:37
読了。
古いのではと覚悟して読み始めたせいか、結構楽しめた。

「翼を持つ男」鳥人の孤独な末路。こういう話をストレートにひねらないで書けるのは昔のSFならでは。結構好きです。

「太陽の炎」水星のファーストコンタクト物。意外な傑作。科学的考証に目をつぶればニーヴンの未訳短編といわれても気づかない。

「夢見る者の世界」ディック的テーマを扱っているかに見えるが、現実的なオチがつくのが作者らしい。これも結構好き。

総じて、「帰ってきた男」「凶運の彗星」画いまいちだったのを除き、結構楽しめました。他にも未収録の傑作短編がたくさんあるはずなので、もう一発お願いしたい。