SF百科図鑑 M. John Harrison "Centauri Device"


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April 12, 2005

M. John Harrison "Centauri Device"

ケンタウリ装置プリングル100冊から、次は大版の本に戻って、英国SFのいぶし銀、M・ジョン・ハリスンの「ケンタウリ装置」。「パステル都市」(サンリオSF文庫)というヒロイック・ファンタシイが訳されているが未入手、本書が初体験である。今月号(2005年5月号)のSFマガジンで特集されている「ニューウィアードエイジ」という英国SF新潮流の名称の生みの親でもあるらしい。 感想・粗筋2005.4.19
読了。
ベスター、ディレイニー的舞台設定やストーリーラインに、ムアコック的なアンチヒーローを配した破天荒なドタバタ・スペースオペラだった。
主人公のアンチヒーローぶりは、まさにスペースオペラのパロディであり、一種のアンチスペオペを意図して書かれたものと思われる。出てくるほとんどのキャラクターが滑稽化されおり、終始一貫して滑稽な戦争ドタバタが、脈絡の無い出たとこまかせなストーリーラインで展開する。アンチヒーローであるから、主人公の行動は一切合理性が無く、優柔不断で日和見主義、容易に裏切り、およそ読者の同一化の対象たることを期待されているようには見えない。
本書のプロットは単純で、地球人類が滅ぼしたケンタウリ人が残した「ケンタウリ装置」、その謎を遺伝子に秘めた、ケンタウリ人の血を引く主人公ジョン・トラックをめぐり、イスラエル世界政府、アラブ社会主義人民共和国連邦という銀河系二大勢力、オープナーという奇妙な新興宗教、無政府主義者という4つの勢力が、主に自らの覇権を得るため相争うという構図である。これらの各勢力から追われ、利用されながらも、主人公はただ逃げ回り、優柔不断な「負け犬」として、翻弄され続ける。しかし、ついには「ケンタウリ装置」と向き合わざるを得なくなり、他の勢力の虚を突いた無政府主義者とともにケンタウリ装置を持って逃げる──。そして、二大勢力に追い詰められた主人公は遂にケンタウリ装置を発動させ、ソルとケンタウリは巨大な超新星と化する。
このケンタウリ装置が何だったのかについては、結局明確な説明はな最後まで無い。「旧ケンタウリ人を初めとする全ての死者、敗者と交信するターミナル」であるとか、「エントロピー発生装置」であるとか、「それ自体知性を持っている」とか、「おかれている状態によって形態を変える」いった説明はあるが、明確な科学的な説明がない点は物足りない。何らかのメタファーとして用いられているのかもしれないが、よく分らない。ただ、ハリスンの作品は主人公がエントロピー発生装置として機能し、行く先々に死と破壊をもたらすといったタイプの作品が多いらしいので、本作における「エントロピー発生装置」=「ケンタウリデバイス」と、アンチヒーローな主人公のキャラ付けは意図的なものと思われる。だからどうなの、といわれても困るが。
非常に変わった作品で、あるいはディレーニイ作品のように多様なメタファーが込められていたりするのかもしれないが、私の文学的知識ではそこまでは判断できない。一見普通のスペースオペラなのが曲者で、正義の味方が悪と戦って云々&&というようなものを期待して読むと、多分肩透かしを食らうだろう。また、いわゆる普通のスペースオペラをある程度読んでいる人でないと、本作の諧謔味があまり理解されない気がする。
テーマ性 ★★
奇想性  ★★
物語性  ★★
一般性  ★
平均   1.75
文体   ★★
意外な結末★
感情移入力★
主観評価 ★1/2(16/50点)
なお、今回から、読むスピードを上げるために、要約は大幅に簡略化ないし省略します。

<要約メモ>
ケンタウリ・デバイス M・ジョン・ハリスン

トラック、タイニイ、アンジナ・セン
サド・アル・バリ四号星、聖クリスピン祭前夜。「感情」と呼ぶほかない何物かにつき動かされ、ジョン・トラック船長は、プロトン・アレイとサーキット(高級娼婦たちが客を探す、あの肌寒いターミナル)の一角にある(宇宙飛行士の興奮(スペイサーズ・レイヴ))をたずねることにした。
「少なくとも二週間は、荷物を受け取るんじゃないぞ」(わがエラの速度(マイエラズスピード))号を出る準備をしながら、ボスン(甲板長)に言った。「特に野菜の種はだめだ。どんな形のものであれ、おれは金輪際、宇宙にかぼちゃを投げるのはごめんだ」
「何のかぼちゃですか?」甲板長が言った。フィックスという名のクロミア人のチビだ。やつは斧の扱いがうまい──少なくとも本人いわく──もっとも、後ろ向きにだが。
「かぼちゃはお前の頭だよ」ジョン・トラックが得得と言った。「子供たちは、お前が歯にやすりをかけるのと同じ理由で、かぼちゃをかぶるんだ。忘れんな、野菜の種はご法度だ」
ゆっくりした振動とともに、船を止めた。
ブレッド通りと東地区経由で、小路に着いた。湿った風が長髪をからませる。肩を丸め、うんざりだといわんばかりにこうべを垂れた(誰もが多かれ少なかれそうだが、実際のところうんざりしていたのだ)。ぴっちりしたワニ革のコンバット・ジャケットと大きなレザー・ハットは、銀河系にかかわる疑わしい過去をはっきり示していた。
空港からサービスエリアまでの通り一帯で、ギャンブラーや大道芸人が活動している。緑の街灯の中で、奇妙な道具が光を放っていた。連中は声をかけてきたが、無視した。こういう連中は前に見たことがある。百もの惑星の夜の風を浴びて、長く理解の及ばぬ未来に怯え、寒さに震えていた。千もの港の黒い辺境地で、じっと時間が来るのを待っていた。どいつもこいつも似たような油で汚れたドアや公園のベンチやガラクタの中にやがて帰って行くか、もしくは夜明けまで空圧システムの上で過ごすんだ。こういう陳腐な負け犬どもには同情を感じない。なぜって、自分に似てるから。無目的ないかれた心、負け犬の匂い。心の準備が調う前から反応を要求する──仲間だと認めろと。
こいつらのせいで不愉快になるっていうわけじゃない──慈善の心に欠けてるわけでもない。ただ、空しいだけだ、心が満たされないだけのことだ。
ケインズ・ヴェナティシ事件の狂乱が始まりと同じような使い古しの外交戦術で終わりを告げて一年後、船団から復員してからというもの、空中を飛びまわって働いた。三次元をまたにかけてゆるやかなアルキメデスの螺旋を旅し、ヴェナディシからクロウやへヴィスターズ(重き星団)を通ってきた。グロームやパロットの航路を半分方飛び、ジャクリン・ケネディ空港ターミナルに道路を造った。革命歌を歌い、興奮剤のメタアンフェタミンをモルフェウスの深夜労働者に配った──やがてその星を分断することになる暴動に何らかの意味で関与したせいではなく、単にそこで足止めを食らい、文無しになったせいだが。
五年後、とうとう地球にいた。誰もが最後は流れつく場所。イスラエル世界政府の重化学工場の機械警備の仕事。アラブ人一人撃つごとに、結構な報酬がもらえた。だが十分ではなかった──薄汚れた仕事の割には。誰かが銃を撃つたびに自分がズボンを濡らしているのに気付いた(実をいうとこの話はすぐに使い古しになったのだが、相変わらずトラックは同じ調子で話してきかせた──特に空港の女には)、そして、自分の中にあると考えたこともない野獣性の片鱗を無理に奮い起こそうとした。そんな馬鹿げた戦争もどきに、何のやる気も感じなかったんだが。結局、あまりに恐ろしくて、誰の助けもなしに心理的作戦を遂行せねばならない状況に耐えられなくなった。その仕事は放り出した。ただし、いつもどおりの優柔不断なやり方で。こっそり抜け出したのだ。
懸賞金を貯金してマイエラスピード号を買っていなければ(その時点では(自由の力)号という名前だったので、どうしたものかと頭を掻いたものだ)、復員の日からサドアルバリ第四星までの七年は、港の郊外で終わっていただろう。角張った親指で安物の楽器を爪弾き、ハットを本来かぶるべき頭の上にはかぶらず、裏返しにしてパンをその中に入れてもらうような生活で。
***
そんなこんなで、とにかく彼は「負け犬」だった。他人に利用され、自分の行動にイニシアチブをとることを許されない人間だった。そういう人間というものは運に頼って生き延びるしかないのだ。
プロトンアレイは寒かった。店の前で歌を読んでいる男がいた。けっこうよかったのだが、「あんたインテリだろ?」と余計なことを言ってムッと来たので何も恵んでやらなかった。
店の中では旧友の銀河系で最後の大物ミュージシャン、タイニー・スケファーンが楽器の演奏を通じて生卵よろしく脳の中身をぶちまけている最中だった。デネブ人の女にベース、地元の男にドラムを担当させていた。彼は「おれはハイウェイの子供~だからおれの名前を拒むんじゃないぜ~♪」と熱唱していた。
店はほとんどが順番を待つバンドの連中、あとは宇宙飛行士。女は一人だけだった。アンジナ・センというこの女は、ジョン・トラックを探していた。
タイニーは、ザ・フェンダーの演奏を中断してトラックのところへ来た。彼はここで三週間演奏しているらしい。
「ここから出たくなったら、おれの船で乗せてくぜ」と言ってやった。「ギグが終わるころこの辺でたむろしてるよ。ドックには船もいるし」
タイニーは再び演奏に戻った。
そこへアンジナという女が話しかけてきた。何でも頼みたい仕事があるという。
「二週間後にきてくれ。おれは二週間、ここで酔っ払うつもりなんだ」
「違うわ、輸送の仕事じゃない。船は要らないの」
「おれには他の仕事なんてできないよ。クロミア人の助手も雇ってるしね。ほかをあたってくれ。悪いがあまり有り難いと思わない」
「きいて。他のスポンサーより高いお金を払うわ。こないだの種運びはもうからなかったらしいじゃない」
「誰かと話したのか。そいつらのいうことは正しいよ。だがな、おれは金なんか欲しくないんだ。二週間後にきてくれ」
「ねえ、銀河系のための仕事だって言ったらどうする?」
「こんな負け犬をつかまえてあいにくだね。政治がからむんなら、二重にお門違いだよ。おれは政治は好きじゃない」
彼女は無言で去った。
彼はタイニーの演奏を尻目に店を出た。
***
外に出たところで、彼は二人組の宇宙飛行士の姿をした男に襲われ、ぼこぼこに痛めつけられ、車へ連れこまれそうになる。そこへ、銃を持ったアンジナが助けに入り、暴漢二人はドックの方向に逃げ出す。
トラックは、アンジナのフェニックスに乗せられる。

2 長く不可解な「宇宙港アニー」トラックの移動
トラックは、アンジナに案内されてビルのエレベーターを上がり、依頼人に会う。その依頼人とは、銀河二大勢力の一方であるイスラエル世界政府(文明世界を代表する。対立するアラブ社会主義共和国連邦には人口では負ける)のアリス・ゴー将軍だった。
***
アリスは語る。
「ケンタウリ星系の住民についてよくは知らないけど、人類の宇宙植民を最初に阻んだ連中ね。二世紀前に大虐殺が行われた。生き残りはいろんな場所に散らばった。外見は人間と似ているから、あまり目立たない。
問題は彼らはなぜそんなに突然、あっさり負けたのかということ。勝つとは思わなかったけど、それにしても15年間人類を撃退し続けていたんだから。それが突然、MIEVの妨害を止めたのよ。たった三日でケンタウリ第六星は廃墟。で、われわれは現地に調査ネットワークを張り巡らしたんだけど、あることがわかったの。
ちょっとあなたのことに話を移すわ。
あなたはパロット星ポンティスポート港の郊外で生まれた。あなたの母親はパートタイムの娼婦で、追放されてへヴィスターズに行った。そこであなたを捨てた。問題はね、あなたの母、アニーは、純血のケンタウリ人だったの。
つまりあなたの半分はケンタウリの血が流れてる。しかもあなたのお父さんの遺伝子は強くない。
さて、ケンタウリ戦争に戻るわね。あるいは、大虐殺。あの兵器は存在してたのよ。見つけたの。ケンタウリ第七星に掘られた深い溝の中に。でも、近づくこともできなければ、仕組みを読み取ることもできない。どうやら半分知性を持っているみたい。わかる、知性を持った爆弾よ。
で、かれらはどうも、胎児の遺伝子にその操作コードを埋めこんでいたらしいの。後でこっそり近づくつもりで。そういうわけでケンタウリ人がいなければ、その兵器は作動しない。
だからあなたの遺伝子が欲しいってわけ。
アニーは20年前に亡くなってるから、あなたしかいないのよ」
***
「それを誰に使うつもりだ?」
「使うつもりはないけど」
「おれはモルフェウスに爆弾を使ったよ。あんたたちが兵器をアラブ相手に使おうが、知ったことじゃない」
将軍は、24時間考える時間をやるが、その時間内に回答がなければ無理にでも見つけ出すという。トラックはうなずいて退去した。
ライブハウスに戻って、タイニーを拾い、船に向かった。そこへ、(開祖者(オープナー))と呼ばれる宗派の神父、グリシュキン博士が来た。マントの中には服を着けておらず、腹部に窓が付いていて胃の内容物が見えるようになっている(神に見せるため)。彼はトラックに頼みがあるという。
トラックはたまたま通りかかった娼婦と話して、とりあえずその場を逃れた。
***
トラックはタイニーを乗せて地球に向かった。六時間が経過した。

3 宇宙史上最も長いパーティ
地球の歴史の説明。イスラエルが南北アメリカとヨーロッパを、アラブがユーラシア、アフリカを占領。オーストラリア荒廃。南極のミサイル基地をめぐって紛争。両陣営は資本主義と社会主義のイデオロギーを受け継いだが、元の宗教(ユダヤ・イスラム)は捨てた。そして、戦いの舞台を宇宙に広げていった。
2367年タイニーが初のパフォーマンス。
、もう中立地帯はなかった。
***
トラックは妻のルース・ベレニシを訪問した。元イギリスだったアルビオン・メガポートの一部にあたるカーターズスノートのソーチホールにあるブート・パレスに、妻は今も住んでいた。
***
トラックは妻の家に四日いたが、誰も来なかった。
トラックは家を出た。
***
タイニーは、誰も訪ねて来なかったと言った。トラックはチャーリー・ヴェロニカに連絡をとろうとするがつかまらなかった。タイニーが飲みに行こうと言うが、その前に妻に言うことにして、二人で家に行く。ところが妻は泣いて出てこない。二人は諦めて戻る。
***
二人はチャリス・ヴェロニカ(麻薬密売王)を訪ねる。彼は際限なくパーティーを続けている人物である。トラックはチャリスから、自分の噂をいろいろきいているが安全であることを告げられほっとする。二人はチャリスに誘われ少しパーティーに参加することになる。
***
パーティー会場に行くと盛りあがっていた。が、星間アナーキストのシンクレア・ペーターの使いと称するものが現れ、彼がトラックのモルフェウスに対する業績を評価し、助けたいといっていることを伝える。と、震動が響きいっせいに停電。チャリスは屋上に逃げろと言う。トラックは逃げようとするが追っ手に後頭部を殴られ気絶する。

4 過剰重力
夢の中でゴー将軍とグリシュキン博士とスウィンバーン・シンクレア・ペーターがトラックの体の各部を握って離さなかった。トラックは「話すよ!」と絶叫した。ここはカーターズスノートの西中央拘置所。
***
トラックは監獄の訓戒室で目覚める。グリシュキンが現れた。協力を約束しろ、そうすれば他の勢力から守ってやる。協力しなければ麻薬の罪で告発するという。トラックは自分で考えている以上の価値があるのだと。そういってグリシュキンは去る。入れ替わりに警官二人が入ってくる。
***
トラックは独房に移され、監視付きでテーブルの前に座らされる。イスラエルの役人と軍曹が入ってきて、一人がファイルを渡し、麻薬密売の取調べを始める。トラックは否認。軍曹は、ならなぜヴェロニカのところにいた? 政治に関与しているだろう。お前はヴェロニカとつるんでる。モルフェウスでアンフェタミンを売ってたのも知ってる。アナルコシンジケートか、それともシチュエーショナリストか? と詰め寄る。イスラエルの男がファイルを見せ、ゴー将軍からトラックを捕らえよとの指示が出ていることを指摘する。たまりかねたトラックは「白状するよ! サドアルバリの化学者がヘロインとアダックの混合物を市場に出そうとしていた。彼はトロツキー・レーニン主義者のバックがいて──でもおれはただの──」そこで突然逃げ出そうとするが、殴られて気絶する。
***
イスラエルの役人は警官でノーズと名乗った。
トラックはゴー将軍の前に連行された。彼女は「あなたがもう少し慎重に行動していれば助けてあげられたのにね」といい、もう少し静かな場所で話しましょうという。ところが、敵に気付いた射手が発砲し、戦闘が始まった。トラックは元の部屋へ戻され、将軍は敵を撃退した後で話しましょうという。

5 時の王と、冷笑のもとで
ノーズはトラックをホールまで連れて行ったが、爆撃の震動で天井が崩れてくる。脇で寝ていた宇宙飛行士が歌いながらトラックを元気づける。ノーズはピストルを出し、「ここを出たほうが安全だ」とトラックに言い、連れだす。
***
二人は地下へずっと逃げ、地下駐車場に着く。そこで、ノーズは、お前はもう利用価値がなく危険なだけだといい、銃で撃とうとする。トラックはケンタウリ兵器の話をする。ノーズはその話はおれには禁じられているからやめろ、とひるむ。そこへ、チャリスが現れ、ノーズを射殺し、トラックを地下トンネルに導く。地下トンネルを疾走し、出口に出る。
***
トラックはレンフィールド通りのサイロでチャリスのパーティーに戻っている。将軍、アラブだけでなく、グリシュキンもトラックの情報を欲しがっており、グリシュキンがケンタウリ兵器の秘密を手に入れれば非常に有利になる、とチャリスは言う。また、トラックの身に関してはチャリスといる限り安心だという。
トラックはタイニーを見つける。タイニーは、トラックに今まであったことをきく。
***
タイニーは、もし出るなら出口はあっちだと指差す。音楽が突然途絶え、熱気が吹き降ろし、けだるい雰囲気が漂っていた。タイニーとトラックが出口に向かうと、シンクレア・ペーターの使いの男が待っていた。チャリスは止めようとするが、ペーターの使いはカーネーションを投げ、チャリスを説得の上諦めさせて、二人を連れだす。
***
ペーターの使いはヒマシオンという名だった。
彼の言うにはチャリスは将軍と取引した可能性があり危険だという。救出に行った時あっさり手を引いたのは、ペーターがチャリスの麻薬取引ルートを絶つおそれがあったためだ。イスラエルやアラブは自分も麻薬で儲けている分利害関係があってそこまでのことはできないが、アナーキストのペーターは何らの利害もないためそれが可能である。その分チャリスも本気にしたのだろうという。
彼は二人に、このまま逃げてもよし、われわれと同行してもよし、という。トラックはとりあえずペーターと会うことにした。

6 星間アナーキスト、美しき冒険 第一部
三人は警備網を突破して、エラズスピード号に乗りこむ。フィックスが出迎える。
***
彼らはエラズスピード号で地球から逃げ出す。タイニーはギターを忘れる。
***
彼らは超空間から抜け、ヒマシオンの案内である小惑星に降りる。フィックスは船に残る。案内されて娘の歌う部屋に入り、隣の間に行くと、スウィンバーン・シンクレア・ペーターに迎えられる。
***
ペーターはケンタウリ兵器の話をする。ペーターはこれまでのトラックの消極的姿勢を責め、ケンタウリ兵器をトラック自らが責任を持って使用することを誓うならば、それがいずれかの陣営の手に渡らないよう手を貸してもいいと言う。

7 同 その2
ペーターによると、ゴー将軍は装置を地球に移動中らしい。但し、その装置は、ダインフォールド航法に瞬間的にしか耐えられないので、なかなか進まないそうだ。
ペーターは「ヴェルサイユ」=ハウエルを案内し終えて、「退廃の流木」号に案内する。そして、この船を手にいれた経緯を話した。この船は操縦者のいない状態でダインフィールドから現れ、中にいた生き残りのエイリアン(外殻動物)も、まもなく死んでしまったという。
***
アラームが鳴り、母艦(緑のカーネーション)号が到着する。
***
彼らは船団を出発させる。やがて、六隻のイスラエルの戦艦と遭遇、撃退する。
***
IWG船との戦闘は続き、次々と仲間の船を失った。
***
アナーキスト側の船が壊滅し残り2隻になる。そこへ、アラブ軍も乱入する。ペーターはダイン航法の指示を出す。出力が弱っており、なかなか逃げ出せない。無線にIWGが乱入、「これは戦争だ、トラックは奪い返す」と宣言する。すんでのところで別の空間に移動する。

8 芸術(アート)の終焉と技巧(アーティフィス)の始まり
ぼろぼろになって(緑のカーネーション)は帰還し、修理を行った。死者30人、生存10人だった。
***
トラックはハウエル中央の寝室でようやく回復した。
船を失い、今やアナーキストは衰退の極にあった。
***
トラックは回復しタイニーと会った。ヒマシオンは現れない。死んだのだろうか? エラ号に戻るとフィックスがいた。
トラックは思う、おれは両側の立場で戦ったことがある、どちらの側なのかはっきりしない。ずっとこうだった。おれの責任感の欠如ゆえだろうか?
ペーターも今や負け犬だ。IWGの船団は装置を持っていなかった。
トラックはフィックスに指示し出発した。
***
彼らはゴルゴタの港のストマックに来た。
***
トラックは他の二人を置いてグリシュキンを探す。中性の娼婦が寄ってくる。一人を選び、町を歩きまわり、その家に行く。一晩泊まると娼婦はおらず、外にグリシュキンが現れる。
***
トラックはグリシュキンに取引を申し出る。自分もいずれ装置の秘密は知らないわけにいかない。今のままではIWPかアラブに捕まってしまう。自分をかくまい、秘密が分かり次第自分を隠してくれるならオープナーに優先的に秘密を与えようと。
グリシュピンは応じると言った。飛行機からパイロットが降りてきた。
***
砂漠を案内されてメモリアルシアターに入る。巨大な部屋に患者が寝かされて施術を受けていた。グリシュピンは、(グランドマスター)が初めて完全な透明性を手に入れようとしていると言った。
それから彼は、ケンタウリに兵器などなかった、ゴー将軍の脳内にしかない、私は第10シャフトで神から君をつれて来いと言われたのだ、と語った。
トラックは逃げ出したが、すぐに麻酔注射をうたれ眠る。
***
ベッドで目覚めるとトラックの腹にガラス窓がはめられ中身が見えていた。トラックは泣きだした。
グリシュピンは、「IWPがケンタウリに大軍隊を配備した。突破するのは難儀だ。さあ行くぞ」といった。
***
船に戻るとタイニーは酔っ払っていびきをかき、フィックスは「六ヶ月給料をもらってないので地球から来た別の船に就職した」という誤字脱字だらけの手紙を置いて去っていた。トラックは一人で宇宙に行くタイプではない。泣きごとを言い、タイニーにやつ当たりする。

9 アヴァーナスの照明の下で
2367年:ケンタウリ装置は溝の中でトラックによる操作を待ちうけていた。その頭上で新しい戦争の準備が進められていた。(エラの速度)改め(内臓開示)号は、アヴァーナス星エガートン港にいた。
***
エガートンでトラックとタイニーはひと部屋の小屋を借りた。一日おきに、かりそめのオープナリズムを果たすためでかけた。そしてグリシュキンからの指示を待った。
約2週間後にトラックは旧知の人物に会った。

10 「彼は今年が何年かすら知らないのだ」
タイニーが宮廷で演奏をしているとき、トラックはレジロン・クラブという男にマントの中を覗かれそうになり怒る。店の外へ放り出されたところへ、あの女スパイ、アンジナ・センが現れる。ある男と会わせるというが、トラックは今夜ここへ連れて来てくれといって去る。
***
「おれは銃が欲しい」入るなりトラックが言った。
「なんてこった」タイニーはブギ・シャッフルでの事件を聞いたことがあった。「トラックよ、たかがバーから放り出されたぐらいで人を撃つなんて、どうしたらそんな気分になれるんだ?」
タイニーはパンツをはき、片足でぴょんぴょん跳んだ。楽しんでいた。ベッドの中の女が毛布で声をくぐもらせながら言った。「そのキモいヤロウを追いだして。ドタマに来るわ」片肘をついて身を起こしながら、トラックを睨んだ。「タイニー、朝飯代わりに覗きなんて、なにこいつ? こんなやつとどうして一緒に生活できるの? あなた、アーティストでしょ」女は身震いした。
あからさまに、タイニーはトラックにドアを指し示し、「フィックスが何か船に残してるはずだ」と助言した。ウインクし、親指を自分の肩の後ろに向けて動かした。「な?」
フィックスは何も残していなかった。昔自分で買ったナックルしかなかった。少し寝てから出かけた。アンジナが現れ、待っていると、UASR(アラブ)のガダフィ・ベン・バーカが現れた。彼らはアンジナの部屋に入った。
***
アンジナはアラブに寝返ったらしい。一休みし少し話した後、おれたちは車で出発した。

11 「ゴミの都市」の僅かな時間
車が少し行って居眠りから覚めると工業地帯に入っていた。
***
目的地の部屋に入るとバーカは、ケンタウリの装置が爆弾でも神でもなく、プロパガンダ装置であり、そのパスワードがトラックの遺伝子に入っているという説をぶつ。それをもう一人いた男が引き継いでトラックに協力を要請する。トラックは、あんたらみんな似たもの同士だ、ついていけねーやといい、立ち去る。
***
トラックは外に出て、ナックルを装備し、次アラブのやつが出てきたらぶちのめしてやろうと待ち構えるが誰も出てこない。居眠りし、小惑星の部屋で見た女、エロイーズを思いだす。
***
アラブ人たちが出てきたので、自分に気付いた一人をナックルでぶん殴って銃を奪い、森に逃げる。
***
工場に逃げ込み、追われながら、袋小路でドアを見つけ銃で壊し始める。
***
逃げ出した先でアンジナと出くわす。彼女は撃つなら撃てというが、トラックは撃てず、結局彼女を後を着いていく。
***
ところが彼らはチャリス・ヴェロニカに捕まる。チャリスはアンジナを撃ち、トラックはチャリスを撲殺する。アンジナは死ぬ間際、ケンタウリ兵器の問題に向かいあえ、敵には屈するなといい行くべき場所を教える。トラックは泣きながら逃げ出す。
***
トラックは銃で反応炉を破壊しながら半狂乱で走る。ジャンクシティを滅ぼせなければベン・バーカを殺してやると誓いながら。

12 ケンタウリ第7惑星の地下壕
ようやく家に戻ったがタイニーはいなかったひと眠りし起きて2通の手紙を読む。一通はフィックスが戻ってきたという手紙。もう一通は「機は熟した、急いで行動に移ろう、ケンタウリの地下壕だ」と書いたグリシュキンの手紙。
トラックはケンタウリに行こうと思い船に戻る。するとフィックスが死んでいた。中に入ると、タイニーがベン・バーカに脅されているところだった。
ベン・バーカは、アラブがケンタウリのイスラエル軍を襲うのでケンタウリに向かえという。トラックは船を出す。ところがG慣れしていないバーカは出発の衝撃で体中を打って気絶。トラックはバーカの体をフィックスの遺体と共に倉庫に絞めだす。ところがバーカの服のSOSが発信し、管制塔が不審に思って質問をしてきたので慌ててダイン航法に入った。
***
ケンタウリに着くと、ソロモン号とナセル号が現れる。
***
ケンタウリが彼らを捉え、スクリーンいっぱいに広がる。
***
ケンタウリは地球上での戦争が地球を荒廃させることを憂慮する両陣営の代償戦争の場とされ、荒廃しきっていた。
***
彼らはケンタウリの地表に降り、水路の周辺をめぐって、オメガシャフトを発見する。入り口付近に二人の兵士がボンベを爆発でやられて死んでいた。尻込みするトラックを、タイニーがけしかけ、彼らは中に降りていく。

13 通行レーンにて
彼らは死体をかき分け、リフトで地下へ降りていった。
***
地下の水路に沿って壕を探索しながら、タイニーは遺棄された物品を拾いまわり、トラックはチェンバース銃を手にいれた。と、前方にアラブ兵が死んでおり、人の気配がした。二人は逃走し、扉に駆けこんだ。オープナー教徒か。
***
奥に行くとゴー将軍の舞台がアラブ軍と戦闘していた。二人は避けて進んだ。
***
タイニーとはぐれそうになりながら進むと、灯りの漏れる壕のドアが見えてきた。
***
トラックはついにケンタウリ装置の影響下に入り、その影響で様々な想念が渦巻く。彼はケンタウリ装置に近寄った後眠ってしまう。起きると外では戦闘が始まっている。彼はケンタウリ装置を身に着け歩きだす。どういう装置かは分からないが操作できることは分かっていた。
***
帰り道でトラックは倒れているタイニーを見つける。彼は死んだ。トラックはケンタウリ装置を落とした。そこへグリシュキンが来た。彼にやられたらしい。トラックはグリシュキンを射殺し、ケンタウリ装置を拾ってオメガシャフトに戻り、リフトで地上へ向かった。
***
地上に出るとほうほうのていで船に戻ったが、爆破で損傷していた。IWPとアラブの船もそれぞれ何らかの理由で損傷していた。逃げられない。彼は罠にはまったのだ。オメガシャフトのほうで激しい音が聞こえた。追っ手が現れたのだ。誰にしろそいつがおれとケンタウリ兵器を手に入れる。トラックは観念して外に歩みだした。

14 第三の速度
疲れ切っていたトラックは、現れた人物に対して銃を構える暇もなかったが、この人物は攻撃を仕掛けることはなかった。そしてよく見知った人物であることが分かった。「あんた、生きてたのか?」トラックにはそれしか言えなかった。
***
それはヒマシオンだった。そこへアナーキストの船が着いた。ゴー将軍らが来たので二人は船に乗りこみ飛び立った。
***
ケンタウリの軌道上を戦死者の遺体がめぐっていた。船はダインフィールドに入った。これから地球に向かい、トラックを降ろし、ケンタウリ装置を誰にも見つからない場所に捨てるようにという。
ヒマシオンのこの船は異星人の遺物だったが、IWP交戦時、母艦がダインフィールドに入ったのに続いてダインフィールドに入ろうとしたとき、船が自ら活動を開始し、空間が船内に入りこんで乗員を超空間に巻き込んだ。彼らはリンボーのような空間をさまよい死を覚悟したが、やがて暗闇に包まれ気がつくと銀河系から見えない空域にいてアンドロメダ星雲や名もない星雲を目にした。「第三の速度」の空域だ。以後、船の自動操縦で小惑星に戻ったら、ボスは死に、トラックはいなくなっていた。彼らはペーターを芸術品の数々と共に宇宙に葬った後、トラックを追ってきたのだった。
***
トラックは、友人を相次いで失い、ケンタウリ装置を足かせのように抱えたおれに何もできることはないというが、ヒマシオンは答えない。トラックは、おれは君についていくしかないという。
***
彼らはドイツ跡地に降りる。トラックはケンタウリ装置を持ってヒマシオンと別れ歩み去りヒマシオンはアンドロメダに行ったと言えと言い残しアトランタ号で飛び立つ。「狼は追いかけ、鹿は空へ跳ぶ」トラックは口ずさむ。
***
四時間後トラックはIWPの基地に入り、敵の護衛と銃撃戦の末全員射殺し、進んでいる途中倒れた。頭上に船。そして脇の下のケンタウリ装置が熱を持っているのを感じた。

15 最後のアナーキスト
VTOL船を盗んだトラックは、クリスマスの朝六時にカーターズスノートに着陸する。そしてコル・カロリに向かう。彼はサドアルバリとケンタウリの間のどこかで転生した。ケンタウリ装置の声をききながら、自分がコル・カロリに向かっているのが分かる。
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スノートの映像が街路に見え隠れする。歩きまわりながら、自分の頭の底を歩きまわる乗客の姿がよぎる。そして様々な光景が。フィックスが。タイニーが。負け犬たちが。レッカーのベイリーが。アニー・トラックが。彼らが頼って追いかけるのは──新しいケンタウリ人だ。監獄の横の橋の見張り台に寄りかかる。トラックは問いかける、おまえたちは何が欲しいんだ? 何を求めているのだ。そして重い足を引きずって歩きだす。いったいどこへ?
四時間後、トラックは妻の顔を見上げていた。「もうたくさんだ。うんざりだ。おれは傷ついてるんだ、ルース。入ってもいいかい?」
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「おれのなすべきことはただ生まれることだけだ。あの負け犬たち全員が体の中にいる。かれらはみな、ケンタウリ人なのだ」とトラックは言った。ルースは「あたしはどうすればそこに入れるの? 死ねばいいの?」ときいた。そして、ケンタウリ装置を指して、それは何かときいた。トラックは、「エントロピー発生装置さ」と答えた。トラックは咳の発作を起こし、胸の中でシュレッダーが暴れているような気分になった。意識が朦朧とし、ルースに看病されながらうわごとをつぶやいた。夢の中で何度も名前を呼ばれた。やがて目覚めてようやく事態に気付いた。部屋の外で誰かがドアを壊そうとしている。ドアが開き、ゴー将軍が立っていた。「今度はまたずいぶんなことをしてくれたわね、本物の戦争になったわよ」と言った。その部下が入ってきた。ゴーはルースを見てにやりと笑った。
***
ゴーはルースをからかった後、トラックにケンタウリ装置を見せろ、使えと迫る。トラックは膝の上にケンタウリ装置の包みを乗せる。ゴーは「前見たときと違うように見えるけど」という。トラックは、「そのときは警戒して戦闘形態をとっていただけだ」といい、「これはケンタウリ人の魂とわれわれを連結する通信機だ」と答える。トラックは血を吐き、疲労で朦朧とする頭で、ケンタウリ人たちが頭の中でささやきかけるの感じる。そこへ、ベン・バーカが現れる。ゴーとの間に押し問答。ゴーがトラックにケンタウリ装置を使えと迫る。トラックは今見せると答える。外の通りで三つの爆発音が轟く。
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ベン・バーカは取引を求めるが、ゴーに殴り倒される。外でアラブ軍が破壊活動。バーカは意識を取り戻し再びゴーに迫る。トラックは次第に意識が朦朧とする。ルースは、トラックの健康状態を心配し、どちらか治療を提供してくれるほうに折れろと言う。トラックの頭の中の部屋を彼らは出ていく。トラックは言う。「結局おれだけが残った。ケンタウリの遺伝子は銀河中に自分をばらまいた。おれたち全員が生まれたこと自体が残虐行為だ。こんな政治まみれの腐った宇宙に生まれたことが。おれたちにはもうこの手をとるしかない。おれたちは、どんなに傷ついても、あんたたちのどちらとも手を組まない」そして部屋がぐるぐる回りだす。
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「ガダフィ、こいつを止めて!」将軍が叫ぶ。
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トラックは古いケンタウリ人の生き残りと新しいケンタウリ人のかけ橋となり、その声が内なる耳に溢れだすに任せた。
両手が動く、正確かつ優美に。
膝の上の物体が動物のように動き、彼らを出迎える
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何も失われない
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    そして何かが世界をねじり飛ばす

エピローグ
以上にフィクションの部分はほとんどない。2367年のソル・ケンタウリのハイパーノヴァ(ハイパー超新星)化は周知の事実である。だが、それを引き起こしたとされるジョン・トラックとケンタウリ装置に関しては各所で断片的に拾った情報をつなぎあわせるしかなかった。
アトランタ号はアヴァーナスによって乗員を降ろした後消息を絶った。
トラックの人物像、役割に関してはよく分からない。彼はケンタウリ虐殺の復讐をしたのか。それとも単なる私怨晴らしだったのか。その友情は浅く、モラルは動物なみに低く、行動に主体性もない。イデオロギー闘争に対する嫌悪感を持ち、それに振りまわされていただけだ。その嫌悪感をああした形で表したのだろうか。
宇宙港の下層民の神話で、トラックは「新しいケンタウリ人」すなわち、場末の街に暮らす落ちこぼれたちの代表として、復讐をした、いずれ彼らが銀河を支配することを示すために、というものがある。果たして真相は? それは読者の判断に委ねたい。
~完~





























silvering at 06:09 │Comments(13)TrackBack(0)読書

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この記事へのコメント

1. Posted by SZLG   April 15, 2005 04:52
第1章だけ読んだ。アンチヒーローが出てくるディレイニー的スペースオペラ。自ら負け犬と断ずる政治嫌いの宇宙飛行士、ジョン・トラックが主人公。ある星に寄り、旧友のミュージシャンを訪ねて行ったライブハウスでアンジナという女に仕事話を持ちかけられる。いったんは断るが、店を出たところで暴漢に襲われ、この女に助けられる。
主人公のまぬけさ、ヘタレっぷりが最高。
2. Posted by slg   April 15, 2005 12:02
200年前、人類の宇宙進出を阻んでいたが、突然抵抗をやめ滅亡したケンタウリ人。その謎を調査していたイスラエル世界政府は、ケンリウリ第7惑星に知性を持った秘密兵器を発見する。この兵器の操作コードをケンタウリ人は胎児の遺伝子に埋め込んだらしい。ところが、ケンタウリ人の生き残りは少数で居所もつかみづらい。イスラエルのゴー将軍は、トラックが混血のケンタウリ人末裔であることをつかみ、彼に遺伝子の提供を依頼する──。
3. Posted by slg   April 15, 2005 13:31
今度は変な神父が出てきた。腹に窓が付いていて、胃の中身が見えるようになっている変人。こいつもトラックに頼みがあるという。トラックはヤバイと直感し、タイニーをつれて地球に逃げる&&。
4. Posted by SLG   April 16, 2005 06:21
昨日は80ページまで。

タイガー&ドラゴン面白かった。これはずっと見ることに決定。
ついでにテレ東夜中1時半からやってるホーリーランドも意外に面白い。

マイラーズカップ予想
◎ローエングリン
○スターイレヴン
▲プリサイスマシーン
注アドマイヤビッグ
△アラタマインディ