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アーシュラ・K・ルグィン『天のろくろ』サンリオSF文庫」(2005/12/12 (月) 00:32:36) の最新版変更点

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<h2 class="date">2005年12月12日</h2> <div class="blogbody"> <h3 class="title"><a class="title" href= "http://brunner.seesaa.net/article/10549355.html"><font color= "#666666">アーシュラ・K・ルグィン『天のろくろ』サンリオSF文庫</font></a></h3> <div class="text">71年作品。<br> <a name="more" id= "more"></a>「夢に見たことが現実になってしまう」と悩み、精神科を訪れた男。ところが、この精神科医、患者の夢をコントロールする機械にかれをかけ、その能力を利用して世界を変えようともくろむ。その結果、「人口過剰問題」は疫病によって解決され世界人口は激減、世界平和のために人類共通の敵としてエイリアンが地球にやって来るという別の歴史が、遡って現実に存在したことになってしまった。それに伴い、人々の記憶も遡って書き直される(ただし、改変を行った患者や医師は、改変前と改変後のふたつの記憶が併存する)。この二人にひょんなことから関わりを持った女性弁護士。やがて、男の夢による現実改変能力を影で操っているのは地球に現れたエイリアンではないかという疑いが生じる。男の現実改変夢は治癒したと思われたが、今度は医師が自らを夢機械にかけたまま発狂してしまう。世界が崩壊する前に、男は医師の暴走を食い止められるのか? というような話であった。<br> テーマはディック的な夢による現実改変であり、心理学的ディテール探究も綿密であるが、後半の展開は普通のエンターテインメント小説に落ち着いてしまっているのが、やや物足りないところだ。佳作止まりだろう。<br> テーマ性  ★★★<br> 奇想性   ★★★<br> 物語性   ★★<br> 一般性   ★★<br> 平均    2.5<br> 文体    ★★<br> 意外な結末 ★★★<br> 感情移入  ★★★<br> 主観評価  ★★1/2(27/50)</div> <div class="posted">posted by brunner at 00:19| 東京 <img height="15" alt= "ニ゙、・ border=" src="http://blog.seesaa.jp/images_e/2.gif" width="15">| <a href="http://brunner.seesaa.net/article/10549355.html#comment"><font color= "#87B400">Comment(0)</font></a> | <a href= "http://brunner.seesaa.net/category/942291.html"><font color= "#87B400">読書</font></a></div> </div>

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