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ボブ・ショウ「去りにし日々、今ひとたびの幻」」(2005/12/07 (水) 22:35:54) の最新版変更点

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<div>316 名前: 名無しは無慈悲な夜の女王 02/09/19 19:31<br> ボブ・ショウ「去りにし日々、今ひとたびの幻」<br></div> <br> <div> 本作は、70年代イギリスを代表する器用なSF作家ショウの傑作短編<br> 「去りにし日々の光」に大幅加筆した、代表作とされる。<br> 本作はまずスローガラス発明の発端と、普及の状況をリアルに描きながら、<br> メインストーリーの間にスローグラスを巡るサイドストーリーを差し挟む<br> という構成になっている。<br> 「去りにし日々の光」は見事に美しいストーリーで、ショウが長編に<br> 書き直すことを決意したのも十分にうなずける。<br></div> <br> <div> しかし、肝心の長編部分のストーリー展開があまりにも陳腐で、<br> ちまちましている。しょうもない三角関係や、何の意外性もない<br> 暗殺事件の捜査など、エンタテインメントとしての最低水準を<br> 大幅に下回っており、誉めるのが難しい。<br> 辛うじて、ラストのスローガラスの塵で、若干名誉回復するものの、<br> ジェーンと結ばれるラストはあまりにもありふれていて、<br> 怒りすら覚える。<br> 結論。ショウはやはり短編のほうがうまいのではないか。<br> 本作はアイデアが秀逸であるにもかかわらず、長編としては<br> 明白な愚作。<br> 収録された短編「去りにし日々の光」一編を読めば十分。<br></div> <br> <div>1点</div>

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