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マーサ・スーカップ「交際約款の自己防衛機能」」(2005/12/07 (水) 18:18:42) の最新版変更点

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<p>2001年</p> <p>12/16<br> 香港ヴァーズ/ステイゴールド、マイル/エイシンプレストン、カップ/アグネスデジタル。G13連勝。メンバーが低調だったとはいえきっちり勝つのは実力の証し。</p> <p> マーサ・スーカップ「男女交際契約の防御機能」を読み進む。男女関係が「一夫一婦」「非一夫一婦」「オープン」に分かれ、資格制になっており、一定期間つきあった男女は各自の登録に従って、「夫婦」または「ファミリー(集団婚)」を選択するという「男女交際契約」が法制化されている未来において、一人の女がルール違反を犯す。「非一夫一婦」の男に惚れ、彼を「一夫一婦」に登録替えさせるために、自らも「非一夫一婦に登録した」と嘘をつき登録証を偽造するのだ。・・・というような話で、なかなか面白いよ。</p> <p>12/20<br> スーカップ「交際約款の自己防衛機能」★★★★<br> 皮肉の効いたアンチユートピア小説。男女関係を規律する「交際約款」が通用し、「一夫一婦」「一夫多妻(多夫一妻)」の2種いずれかに登録した場合、それぞれの約款に縛られ、他方の行動を取ると処罰され矯正されるという話。このいずれにも登録していない状態を「オープン」という。主人公の女は、「一夫一婦」希望者であったが男2人、女1人にパートナーシップ(=今でいう結婚)を申し込んで断られ(ちなみに「一夫多妻」の関係を結ぶことを「ファミリーシップ」という)、登録解除しオープンになったところへ、「一夫多妻」の男が近づいて関係を結ぶ。この男は完全に遊びのつもりであったが、女は男と「パートナーシップ」を結ぶことを熱望し、自分と男の登録をハッキング等により捏造して男をモノにしようと画策する。いつのまにか女と「パートナー」として登録されたことを知った男は追い詰められ、ついには女の首をへし折って逃走。しかし当局に見つかり、二人ともナノテク手術により修復/洗脳されて元の世界に戻される。女は狂っていたのだ、間違っていたのだ。そう語る語り手の氏名が最後に明らかになる。何と語られていた女自身だったのだ。実は語り手も洗脳されていた、という無気味さを保ちながら物語は終わる。</p> <br>

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