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マッケナ「秘密の遊び場」★★★★★<br>
奇想ファンタジー。存在するはずのない鉱物を手に持って死んだ少年の妹とともに、その鉱物の在り処(少年の妹の幻視の真相)を探究するミステリ仕立てのストーリー。真相は、大昔の世界へ入り込んでいたというものだった(と思われるが科学的な説明はなし)。地味だが巧みな語り口でぐいぐい引き込む。結末の素朴なハッピーエンドも素敵。SF味は薄いものの、「語り」に乗せられる醍醐味を満喫できる傑作である。</p>
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次の「世界の母」がまた素晴しい! 特殊な兵器で2人以外の人間が消滅した世界におけるサバイバルの話。こんな凄い話が入手困難になっているなんて許せない。</p>
<p>スワンウィック「大潮の道」も読み始めた。<br></p>
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