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ロジャー・ゼラズニイ『伝道の書に捧げる薔薇』」(2005/12/07 (水) 16:30:42) の最新版変更点

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<p>2001年</p> <p>8/23<br> ゼラズニイ「その顔はあまたの扉、その口はあまたの灯」★★★★<br> 要するに金星を舞台にした「白鯨」? 金星で船を漕いだり海に潜ったり、「んなアホな」はまあいいとしても、何だか地球上を舞台にしても成り立ちそうな話で何のためのSFなの?という感じです。やや類型的なキザなキャラクターたちの冒険と恋?の物語。ゼラズニイの文体やキャラの好きな人には完成度の高い逸品なのでしょうが、どうものめり込めません。アイデアの凄さとか、思弁性とかは全く感じられない。やはりゼラズニイはスタイル倒れの作家なのでしょうか。どうして人気があったのか、やや理解しづらいところです。駄作とはいいませんが、しかし、これがネビュラ賞? というのが正直な感想です。<br> これは「伝道の書に捧げる薔薇」という短編集の冒頭の1編。本としての評価は他の収録作も読んでから致します。<br> 今週日曜は絶対に(略)に行って「ベストフロムオービット」をコピーしてくるぞ! 古本がなければもう図書館しかないさ!<br> あっ、いっけねえ、「落ちゆく女」も読まなきゃ&&でもあれ、何か苦手なんだよなあ、ネチネチして暗くて&&マヤの魔法使い?だか何だかの亡霊とコミュニケートできる考古学者の母(エキセントリックな変人)と、母譲り?の神経質そうな人生に後ろ向きの娘の葛藤、娘の成長と母との少しずつ深まる絆、スケコマシの学生との恋だか性だかの駆け引きの話、などなど、いかにも内向的な女流作家の書きそうなネタばかりでかなり苦手。SF味も薄いし。前に作者マーフィーの短編を1編だけ(「彼の愛菜」)読んだことがあるけど、あれも何だか暗くて気持ち悪い話だったもんなあ、植物版ダッチワイフに復讐される話だった(笑)。山岸真?は誉めていたけど。絶対短編集を読んでみたくない作家です、似たような暗い話ばかり連発されたら鬱陶しくてもう。長編、もうちょっとの辛抱、これで二度と読まなくて済む(笑)。<br> 「ドリームマスター」を先に読んでしまいそう、まあこれもゼラズニイだからあんまし期待してないんだけど。</p> <p>8/24<br> ゼラズニイ「12月の鍵」★★★★<br> まあまあ。テラフォーミングと神話の誕生がネタ。どこかで見たようなストーリーですが、「その顔は&」よりは面白かった。<br></p>

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