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コニー・ウィリス「魂がみずからの社会を選ぶ」」(2005/12/07 (水) 15:53:49) の最新版変更点

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<p>2001年</p> <p>6/29<br> ウィリスの「魂が社会を選ぶ」収録の書き下ろしテーマ(というよりトリビュート)アンソロジー「宇宙戦争/グローバルな特電」届く。いろんな有名人の目で見た「宇宙戦争」というウェルズへのトリビュート作品集。これで残るはウィリス「大理石」だけになったのだ。ふっふっふ、やるじゃん、おれも。しかし、この本は先にウエルズの本を読んでいないと面白くないな。というわけでウエルズの「タイムマシン」「宇宙戦争」「透明人間」「月世界最初の人間」「モロー博士の島」「解放された世界」までは必読じゃろう。<br> さて、予備知識もなしにいきなり「龍の血」はつらい。頭をヒロイックファンタジイ向けに切り替えるために、「伝説は永遠に」を読み始め&&ようと思ったが分厚いので、マーティンのだけにしよう。あと、RPGやりながらのほうがはまれるんだよな、ヒロイックファンタジイは。もうじきFF10が出るので、これに合わせて読もう。</p> <p>ウィリス「魂が自ら社会を選ぶ」★★★★1/2<br> 本作は、ウェルズ「宇宙戦争」の同時代人が語る世界各地の火星人侵略の様子を多数のSF作家が競作したものを集めたトリビュートアンソロジー「宇宙戦争/全世界からの特報」に収録された一編であり、米国女流詩人エミリ・ディキンスンの後から発見された未発見原稿が火星人を撃退したのだという呆れ果てた説を唱える学者の論文の体裁をとったギャグ小説である。おびただしい間抜けな脚注がおかしさを増幅しているが、残念ながらエミリ・ディキンスンのキャラクターや作品に対する予備知識が全くないので、十全に楽しめなかった。ひとえにわたしの能力不足のゆえである。また、肝心のウェルズの「宇宙戦争」も読んでいないのでは、自分が知らない人間のキャラクターを茶化して笑っている他人の会話を聞いて、その会話からその人間のキャラクターを想像しながら笑うのと同じように、腹の底から笑えないという点で損をしている。<br> しかし、この本は面白そうです。他にピカソやルーズヴェルトまで入っている始末。いったいどんな小説に仕上がっていることやら。「地獄の反逆者」とかと似た企画といえるかも。</p> <p> これで、中短編の残りはマジック3となった。ちなみに残り試合は、<br> ニューヒューゴーウィナース

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