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<p>2001年</p>
<p>6/8</p>
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スティール「ヒンデンブルグ号、炎上せず」★★★★<br>
歴史改変小説の王道です。あまりにもオーソドックスすぎて逆に戸惑ってしまいます。ヒンデンブルグ号爆発前の状態のディテールを調査するためUFOに似た航時機でヒンデンブルグ号に乗り込んだ未来人が、同号の爆発の遅れのため異なる時間線の1990年代に遭難する話。よくまとまった娯楽作品ですが、アイデア的にもストーリー的にも特に新味はありません。普通の時間SFです。ヒューゴー賞はやはりこういう流行もののひねりのないオーソドックスなものが強いようですね。同じ飛行船をネタにしたものでも20年前のライバー「あの飛行船をつかまえろ」のほうが遥かに斬新な感じがします。解説者も書いているように90年代後半のSFはやはり懐古ムードが蔓延しているようですね。</p>
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さて、この後、同じスティールの「キャプテンフューチャーの死」とシェフィールド「わが心のジョージア」、ケリ-「少年の秋」といきます。90年代中短編部門はスティールとケリ-、結構活躍しています(ネビュラの方でも暴れてますし)。<br></p>
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