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<div class="datebody"> <h2 class="date">November 22, 2004</h2> </div> <div class="blogbodytop"></div> <div class="blogbody"> <div class="titlebody"> <h3 class="title"> 「ラヴクラフト全集5」(創元推理文庫)</h3> </div> <div class="main"><a href="http://blog.livedoor.jp/silvering/5d52766f.jpg" target="_blank"><img class="pict" height="230" alt="ラブクラフト5" hspace="5" src="http://blog.livedoor.jp/silvering/5d52766f-s.jpg" width="160" align="left" border= "0"></a>並行してラヴクラフトの積読消化。手元に5巻だけあったのでとりあえずこれから。<br clear="all"></div> <a name="more" id="more"></a> <div class="mainmore"> クトゥルー神話の母体となった作品群を収録。<br> 神殿<br> ナイアルラトホテップ<br> 魔犬<br> 魔宴<br> 死体蘇生者ハーバート・ウェスト<br> レッド・フックの恐怖<br> 魔女の家の夢<br> ダニッチの怪<br> 以上8編収録。<br> 魔宴までは既読のようなので(ただし内容は忘れている)、死体蘇生者以下をコメントに。<br clear="all"></div> <div class="posted">silvering at 17:05 │<a href= "http://blog.livedoor.jp/silvering/archives/9663904.html#comments"><font color= "#87614C">Comments(7)</font></a> │<a href= "http://blog.livedoor.jp/silvering/archives/9663904.html#trackback"><font color="#87614C">TrackBack(0)</font></a> │<a href= "http://blog.livedoor.jp/silvering/archives/cat_70845.html"><font color= "#87614C">読書</font></a></div> <div class="menu"><a href="http://blog.livedoor.jp/silvering/"><font color= "#87614C">このBlogのトップへ</font></a> │<a href= "http://blog.livedoor.jp/silvering/archives/9604760.html"><font color= "#87614C">前の記事</font></a> │<a href= "http://blog.livedoor.jp/silvering/archives/9736290.html"><font color= "#87614C">次の記事</font></a></div> <div id="ad"></div> </div> <div class="comblogbodybottom"></div> <div class="trackbackurltop"></div> <div class="trackbackurlbody"> <h3 class="trackbackurlttl">トラックバックURL</h3> <div class="trackbackurl"> <table cellspacing="0" border="0"> <tbody> <tr> <td width="99%"><input class="trackbackbox" value= "http://app.blog.livedoor.jp/silvering/tb.cgi/9663904"></td> <td align="right" width="1%"><input onclick= "quickTrackBack('http://blog.livedoor.jp/silvering/archives/9663904.html'); return false;" type="button" value="クイック"></td> </tr> </tbody> </table> </div> </div> <div class="trackbackurlbottom"></div> <a name="trackback" id="trackback"></a><a name="comments" id="comments"></a> <div id="commenttop"></div> <div id="comment"> <h3 class="commenthead">この記事へのコメント</h3> <div id="commentbody"> <div class="commentttl">1. Posted by silvering   <span>November 22, 2004 17:14</span></div> <div class="commenttext"> 「死体蘇生者ハーバート・ウェスト」<br> ラヴクラフトらしからぬコテコテの娯楽路線の作品。内容は明らかに「フランケンシュタイン」を思わせるマッドサイエンティストものだが、ホームズとワトソンを思わせる人物設定といい、連作小話的構成といい、いかにも雑誌に言われていやいや書いた連載小説という感じがして、いい。ラヴクラフトがホラー作家でありながらも、その内容が意外に科学的・論理的でSF色の強いのが濃く表れた作品。アイデアやストーリーは陳腐かも知れないが、私はけっこう楽しんだ。解説の大瀧氏は凡作と断じているけど、アンタ自分で訳したんだから貶しちゃ駄目じゃん。★★★</div> <div class="commentttl">2. Posted by silvering   <span>November 24, 2004 19:19</span></div> <div class="commenttext">「レッド・フックの恐怖」<br> レッドフックという町である隠棲者が主催するらしい密教をめぐる怪事件の数々をそれを捜査する刑事の視点から描いている。変人たちが訳の分からない儀式を執り行い、次々と変死者や狂人が出るというお決まりのパターンで、ストーリーも抑揚に乏しく陳腐である。わずかな救いはラストで道端の老婆が密教の不気味な詩を子供に教えるという場面で時空を超えた壮大な恐怖へのビジョンが広がる部分だけ。しかし、これとて、クトゥルフ物を中心とする邪教ものの典型パターンでしかない。やたら、不気味とか面妖とかいった形容を乱発するこけおどしの文体も、押し付けがましくていただけない。何より、全然怖くならず滑稽味が増すだけである。<br> 思うに、クトゥルフ神話を初めとする邪教ものは作者の物語作家としての才能を殺し、陳腐なあたりきたりの邪教設定への安易な依存に導いてだめにしてしまった気がしてならない。「冷気」「アウトサイダー」といった叙述トリック系のどんでん返しを使った名作っから鑑みるに、作者は切れ味のいい短編を書く才能があったはずなのに、それがこういった邪教ものでは見事なまでに消えてしまっている。もちろんダーレスらが彼の邪教ものを「クトゥルフ神話」と称して持ち上げたことで彼の名声は腐朽となったことを認めるにやぶさかでないが、その名声の基盤と、純粋な小説としての出来不出来とは必ずしも一致しないことを見誤ってはならないように思われる。<br> 評価 ★1/2</div> <div class="commentttl">3. Posted by SLG   <span>November 27, 2004 13:32</span></div> <div class="commenttext">「魔女の夜の夢」<br> 四次元ものSFと黒魔術小説の融合。やや筋立てが単調なのは相変わらずだが、アイデアがよいので興味が持続する。十分面白い。「ネクロノミコン」がストレートに登場する正真正銘のクトゥルフもので、クトゥルフの邪教の内容がSF的説明とともに明晰に語られるのが興味深い。<br> 個人的にはラヴクラフトのSF的センスが感じられて、彼のおどろおどろしいだけの純ホラーよりも断然好き。★★★1/2</div> <div class="commentttl">4. Posted by SLG   <span>December 01, 2004 13:00</span></div> <div class="commenttext">「ダニッチの怪」<br> オーソドックスな怪物もの。予定調和な展開で、小説としては陳腐だ。超次元の「旧支配者」をうかがうクルウルウなど、ネクロノミコンの内容が具体的に記されているディテールの面白さが本作の唯一の価値だろう。超次元の怪物に孕まされた女の生んだ双子の兄弟が怪物に育って町を荒らすというストーリーは荒唐無稽で、笑ってしまう。双子の弟がより父に似ており、薄気味悪い透明で巨大な怪獣となって町を破壊し、正義の科学者にやっつけられる。ストーリー的には「ウルトラマン」などと何ら変わらないシンプルさで、子供だましの域を出ない。<br> 有名作品なので、詳細に評価してみる。<br> テーマ性 ★★<br> 奇想性  ★★<br> 物語性  ★★<br> 一般性  ★★<br> 平均   2点<br> 文体   ★★★<br> 意外な結末─<br> 感情移入力★<br> 主観評価 ★1/2(16/50点)</div> <div class="commentttl">5. Posted by SLG   <span>December 01, 2004 13:06</span></div> <div class="commenttext"> 本短編集読了。既読だが内容を忘れてしまっている「神殿」「ナイアルラトホテップ」「魔犬」「魔宴」も、内容を忘れてしまっているぐらいだから大した作品はなかったことが明らかで、思い出すために再読するまでもないだろう。<br> 「ネクロノミコン」やクトゥルー神話の内容を具体的に理解するという点では有益な本だったが、小説としてみればどうしようもなく酷いものが多かった。本書全体の主観評価★★</div> <div class="commentttl">6. Posted by 手下X22   <span>December 02, 2004 01:28</span></div> <div class="commenttext"> 揚げ足取りのつもりはないが結果的に揚げ足取りになる事をお詫びします。<br> <br> &gt; 彼の名声は腐朽となったことを<br> <br> 主観評価★二つと連動するようで痛快でした。</div> <div class="commentttl">7. Posted by slg   <span>December 02, 2004 13:00</span></div> <div class="commenttext"> それアップしてから気づいたけど、傑作なのでほっときました(笑)。<br> ちなみに、<br> 「魔女夜の夢」

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