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ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた」(ハヤカワ文庫FT)」(2005/12/04 (日) 03:44:39) の最新版変更点

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<div class="datebody"> <h2 class="date">November 21, 2004</h2> </div> <div class="blogbodytop"></div> <div class="blogbody"> <div class="titlebody"> <h3 class="title"> ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた」(ハヤカワ文庫FT)</h3> </div> <div class="main"><a href="http://blog.livedoor.jp/silvering/017a8095.jpg" target="_blank"><img class="pict" height="211" alt="キンタナ・ロー" hspace="5" src="http://blog.livedoor.jp/silvering/017a8095-s.jpg" width="160" align="left" border= "0"></a>プラチナ・ファンタジイ第二期スタート。<br> ティプトリーの1986年の本。世界幻想文学大賞短編集部門受賞。<br clear="all"></div> <a name="more" id="more"></a> <div class="mainmore"> メキシコ、ユカタン半島のキンタナ・ロー地方(という場所があることはこの本ではじめて知った)を舞台にした連作短編三編を収録。恐らく作者の分身であろう老人?の語り手(外部から来て現地の文化になじもうとしているらしい人物)が現地で旅行者や現地人から聞いたふしぎな話をまとめたもの。現地の自然とマヤ族の文化が一体となって、生命のようにふしぎ現象を巻き起こし、外敵を排除するというような感じの話が三編。それを通じて、(エイリアンなどの異質なものに烈しく感情移入するティプトリーらしく)キンタナ・ローの現地文化への烈しい愛着と、それを侵そうとする物質文明への批判を展開した作品と思われる。七十年代「男性作家時代」の作品のような強烈な思弁の凄みはないものの、ティプトリーでなければ書き得ない視点の作品になっていることは確か。熱狂は出来ないが、佳作といっていい。<br> 収録作<br> 『リリオスの浜に流れついたもの」<br> 「水上スキーで永遠をめざした若者」<br> 「デッド・リーフの彼方」<br> <br> テーマ性 ★★★★<br> 奇想性  ★★<br> 物語性  ★★<br> 一般性  ★★<br> 平均   2.5点<br> 文体   ★★★<br> 結末の意外性★★<br> 感情移入度★★<br> 主観評価 ★★(24/50点)<br></div> </div>

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