「ジョージ・Ｒ・スチュワート「大地は永遠に」（早川ＳＦシリーズ）」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら

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<h2 class="date">October 31, 2004</h2>
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<h3 class="title">
ジョージ・Ｒ・スチュワート「大地は永遠に」（早川ＳＦシリーズ）</h3>
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<div class="main"><a href="http://blog.livedoor.jp/silvering/f5627671.jpg"
target="_blank"><img class="pict" height="258" alt="大地は永遠に" hspace=
"5" src="http://blog.livedoor.jp/silvering/f5627671-s.jpg" width="160" align=
"left" border="0"></a>国際幻想文学賞受賞作。<br clear="all"></div>
<a name="more" id="more"></a>
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<h3 class="commenthead">この記事へのコメント</h3>
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<div class="commentttl">1. Posted by silvering 　 <span>November 01, 2004
10:44</span></div>
<div class="commenttext">
英国協会賞長編マジック１の現段階で、少し足踏みしてみることにした。国際幻想文学賞の未読、本書と、指輪物語、それにジョン・コリアの短編集の未訳。あと、ヒューゴー／ネビュラの未読短編（英国協会賞短編賞もできれば）を先に読もうかと思う。<br>
それと、ここらで少し部屋と頭の整理もしたいと思う。物事を必要以上に複雑に考えてしまいがちな性格の私の場合、時々この作業をしないとダメだ。<br>
<br>
というわけで、いま、部屋の掃除と併行して本書を読み始めた。ある男が山に登って蛇に噛まれる。降りてくると人が死んでいる&&。実はこの本、プリングルの１００冊に選ばれており、粗筋はざっと知っているから、楽しみは半減なのだが、さて、実際に読んでみたらどうだろうか。</div>
<div class="commentttl">2. Posted by silvering 　 <span>November 02, 2004
03:22</span></div>
<div class="commenttext">
正直、冗長で退屈だ。何より、既にプリングルの粗筋紹介のせいでネタバレしているため、先が読めてしまうのがつらい。とうとう電気が通じなくなったの？　動物がのさばり始めたの？　ああ、そうだろうね、という感想しか浮かばないのが辛いところだ。やっと１３０ページ。まあ、古い本だからなあ。</div>
<div class="commentttl">3. Posted by silvering 　 <span>November 02, 2004
06:04</span></div>
<div class="commenttext">
２００ページ。少し面白くなってきた。<br>
もともと、波瀾万丈のエンターテインメント小説ではない。大破滅後の人類再生の歴史書のような小説である。文中に客観的な説明の文章が挿入される構成、聖書への言及などからしても、文明再生の過程をつぶさに描写するところに眼目があるようだ。<br>
イシュは仲間たちとコミュニティを作り、新しい歴史を刻み始める。後継者と目されるジョーイも次第に成長する。</div>
<div class="commentttl">4. Posted by silvering 　 <span>November 04, 2004
09:26</span></div>
<div class="commenttext">
青息吐息でやっとこさ３０５ページ。<br>
面白くない。淡々とし過ぎている。やはり純文学だなあ&&。車で度に出た息子たちが還ってきて、見知らぬチャーリーという男を連れてきたというのが唯一の変化。<br>
やはり日本語で書いてあるからといっても、内容が面白くないと早くは読めないなあと痛感。</div>
<div class="commentttl">5. Posted by silvering 　 <span>November 04, 2004
23:04</span></div>
<div class="commenttext">読了。<br>
<br>
要するに言いたいことは、「文明なんてクソ食らえ、自然に調和して生きるのが人の幸せ」ってことでしょ。それをいうだけのために、二段組で４２０ページは長すぎ。悪夢のようなこの数日間でした。<br>
いくら純文学だからって、もうちょっと人の興味を引くようなことを書かないと、凡作の域を出ないね。<br>
<br>
テーマ性　★★<br>
奇想性　　─<br>
物語性　　─<br>
一般性　　★<br>
平均0.75点</div>
</div>
</div>