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<div class="datebody"> <h2 class="date">October 09, 2004</h2> </div> <div class="blogbodytop"></div> <div class="blogbody"> <div class="titlebody"> <h3 class="title"> クリストファー・プリースト『魔法』(早川書房)</h3> </div> <div class="main"><a href="http://blog.livedoor.jp/silvering/244968e4.jpg" target="_blank"><img class="pict" height="223" alt="魔法" hspace="5" src= "http://blog.livedoor.jp/silvering/244968e4-s.jpg" width="160" align="left" border= "0"></a>ついでにもういっちょういっとく。こっちも並行して読むよん。実は50ページぐらいは読んでたんだけど中断していた。<br> 記憶喪失の男を見知らぬ女が訪ねてくるというような話だったと思う。いまから読むうちに思い出すだろう。<br clear="all"></div> <a name="more" id="more"></a> <div class="posted">silvering at 21:59 │<a href= "http://blog.livedoor.jp/silvering/archives/7846042.html#comments">Comments(7)</a> │<a href= "http://blog.livedoor.jp/silvering/archives/7846042.html#trackback">TrackBack(0)</a> │<a href= "http://blog.livedoor.jp/silvering/archives/cat_70845.html">読書</a></div> <div class="menu"><a href= "http://blog.livedoor.jp/silvering/">このBlogのトップへ</a> │<a href= "http://blog.livedoor.jp/silvering/archives/7833675.html">前の記事</a> │<a href= "http://blog.livedoor.jp/silvering/archives/7918693.html">次の記事</a></div> <div id="ad"></div> </div> <div class="comblogbodybottom"></div> <div class="trackbackurltop"></div> <div class="trackbackurlbody"> <h3 class="trackbackurlttl">トラックバックURL</h3> <div class="trackbackurl"> <table cellspacing="0" border="0"> <tbody> <tr> <td width="99%"><input class="trackbackbox" value= "http://app.blog.livedoor.jp/silvering/tb.cgi/7846042"></td> <td align="right" width="1%"><input onclick= "quickTrackBack('http://blog.livedoor.jp/silvering/archives/7846042.html'); return false;" type="button" value="クイック"></td> </tr> </tbody> </table> </div> </div> <div class="trackbackurlbottom"></div> <a name="trackback" id="trackback"></a><a name="comments" id="comments"></a> <div id="commenttop"></div> <div id="comment"> <h3 class="commenthead">この記事へのコメント</h3> <div id="commentbody"> <div class="commentttl">1. Posted by silvering   <span>October 18, 2004 06:00</span></div> <div class="commenttext"> 第3部の冒頭まで読んでいたのだが、奇麗さっぱり内容を忘れているので、今少し斜め読みで思い出した。<br> <br> 第1部<br> 「わたし」が子供の頃病気で隔離されて以来、引っ込み思案になった、という一人称のプロローグ。本書は、様々な声で語られた「わたし」の物語であるという。<br> <br> 第2部<br> 3人称。焦点は、ロンドンの爆発事故で記憶喪失になったリチャード・グレイというカメラマン。彼はリハビリ施設で車いすに載って治療を受けている。精神面の治療担当は二人いて、ジェイムズ・ウッドブリッジ(臨床心理士)とハーディス(精神科医)。<br> ある日、病室をスーザン・キューリーという若い美女が訪ねてくる。彼女は、かつてグレイと恋仲で同棲したこともあるという。三角関係のような状態にもなったことがあるらしい。恋愛関係は既に終わっているらしいが、彼女は記憶を取り戻す助けになればと自らのアイデアでやってきたらしいのだ。彼女はデザイン工房でイラストを描いているが赤貧状態らしい。また、彼女はグレイが絵はがきをコレクションしていたという。だが彼女は肝心のことについては断片的にしか語らない。<br> グレイはスーのことを全く覚えていなかったが、彼女をきっかけに記憶を取り戻そうと強く考えるようになった。<br> だが2度来た後、彼女は都合が悪くなったから今週は来れないと電話してきた。グレイは彼女に送金する。<br> グレイはハーディスの催眠術を受けた。グレイは目の前の女性が消えるのを見た。催眠状態にあるとき、グレイはスーがいるといったらしいがグレイは覚えていなかった。<br> グレイは車いすから立って歩くのがだいぶ楽になってきた。週末になり、スーがやってきた。<br> <br> 第3部<br> 一人称。<br> 私はロンドンからフランスに飛び、ローカル列車の中で若い女性と乗り合わせた。スーという女性だった。ロンドンのイラストレーターで、1、2日の予定で旅行に来た、南仏の友人、ナイオールという自称作家を訪ねるかも知れないという。私はスーと列車で旅をするうちに肉体関係になる。その後山の方に移動し、ニースに行く。<br> <br> という辺りまで読んでいたが、さっぱり覚えていなかった。これでだいたい74ページである。<br> <br> 今から頑張って続きを読む。これぐらい思い出しておけば(というか、この第2部の主人公と同じで、斜め読みしてもさっぱり思い出せないのだが)大丈夫だろう。<br> <br> なお、「スペースマシン」と「ドリームマシン」も発見した。追って読む予定。<br></div> <div class="commentttl">2. Posted by silvering   <span>October 18, 2004 07:15</span></div> <div class="commenttext">うおお、おもしろい。<br> <br> 「わたし」はスーにぞっこんになる。ところがスーはナイオールという男と6年来の恋愛関係にあった。彼女も「わたし」に惚れ、ナイオールに別れ話をしてくるという。「わたし」とスーは落ち合うスケジュールを数日分決め、わたしはスーを見送る。途中、スーあてに皮肉の絵はがきを送る。数日後、スーは戻ってきた。ナイオールときちんと話をつけることはできなかったが、「わたし」とのことを話し、戻ってきたという。<br> 数日後、スーは突然様子がおかしくなり、一人で買い物に行くという。私は一人で時間をつぶしたが偶然、スーが一人で歩くながら誰かと話している様子なのを見かけた。夜、私はスーを問いつめ、スーは、ナイオールが跡をつけてきたこと、ナイオールと「わたし」の話をして関係を清算したから、もうナイオールを寄せ付けないことを話した。<br> その日は気まずかったが、翌日には仲直りし、「わたし」とスーはロンドンに戻る。<br> ところが、私が取材旅行から帰ってスーのアパートを訪ねると男の気配がある。ナイオールが来ていたようだ。だが見当たらない。スーはナイオールがいることを認め、「でもあなたはあえない、ナイオールは<グラマラス>だから」という。問いつめると、魅力的というよりも文字通り<魅する魔力>があるというようなことをスーはいい、「私」にもその力があるが気づいていないだけだ、という。と、押し入れがあき、誰かが出て行く、ナイオールがいたのだ! 私は「おれたちはもう終わった」といい、外に駆け出す。と、何かがぶつかり、爆発、衝撃があって意識を失う&&。<br> <br> と、爆破事件に遭遇するまでが第3部。<br> 魔力っていうのは第2部で出てきた「催眠術」のことかなあ? それで姿を見えなくさせる。ナイオールは、そこにいるのだが何らかの催眠術を使って姿に気づかせないのではないか? 第1章の「わたし」は引きこもりの性格を吐露する&&。<br> ただ、第1章の「わたし」は第3部の「わたし」と別人かも知れない。或はナイオールの方かも知れないぞ。<br> 多分叙述トリック系の作品なんだと思うが、さあ、どっちの方に行くのか。お手並み拝見と行きたい。<br> <br> 睡眠不足と体調不良で身体に吹出物が。節制をしないとな&&。</div> <div class="commentttl">3. Posted by silvering   <span>October 18, 2004 15:54</span></div> <div class="commenttext">完全に風邪を引いた。<br> <br> 第4部まで。<br> 3人称 視点人物はスー。<br> スーは、事前に医師と話し、グレイが嘘の記憶を作り上げ、記憶の混乱を生じる危険について話した。<br> スーは、数回病院に通った上、歩けるようになって退院したグレイを連れてロンドンに戻る。グレイは、スーのことを思い出し、スーとでフランスで会い、ナイオールが二人の仲を引き裂いたこと、車載爆弾事件にあったことを思い出したと語った。<br> しかし、スーは、それは事実と違うといってやった。スーはロンドンから出たことは無いと。スーは、医師の言っていた危険が事実だったのかと思った。退院は時期尚早ではないか。<br> スーは、ナイオールに縛られた生活から逃れるためアパートを借りた。ナイオールにそそのかされ万引きをする生活にうんざりしていた。アパートが自立の象徴だった。お金の問題を解決するため勤めに出た。グレイとの出会いをきっかけにナイオールからはなれるのに成功したのだった。<br> グレイの記憶は更に異状を呈していた。まず、グレイのアパートに戻ったところ、部屋が一つ足りないと言い出した。果たして、部屋はなくなったのか、見えなくなったのか、それともグレイの記憶が間違っているのか? <br> 更にグレイは、スーの部屋の前に車を停めたと主張するが、グレイの車はそこには無く、ガレージの中にあった。記憶が間違いなのか、それとも移動されたのか?<br> 更にグレイは、<グラマー>(魔力、魅せる力)についても忘れていた。スーは、あなたはグラマーを失った、思い出させてやるといい、グレイの強い色のセータを出して身につけた。そしてグレイに、このセーターの色に注意しなさいといった。<br> グレイの目から、スーは消えた。<br> <br> &&やはり、グラマーとは催眠術トリックによって心理的に姿を消す力のようだ。果たして、ナイオールとはどんな人物なのか? 催眠トリックで姿を消して万引きをしていたのか? また第3部の話は全部グレイのねつ造した記憶なのか、それともスーが嘘をついているだけなのか?<br> 謎が増えてきて興味が増した。どんなミスリーディングが仕掛けられているのだろう。</div> <div class="commentttl">4. Posted by silvering   <span>October 18, 2004 21:49</span></div> <div class="commenttext">第5部に入った。<br> こいつは相当面白いぞ。今度はスーの一人称、グレイは二人称。<br> スーが自分の生い立ちを語る。周囲に心霊の場を起こし、姿を見えなくする能力をいかにして育てたかについて。ナイオールはこの能力が突出している人物だった。<br> そしてスーがロンドンの酒場でグレイを見つける場面まで読んだ。</div> <div class="commentttl">5. Posted by silvering   <span>October 19, 2004 20:56</span></div> <div class="commenttext">読了。す、凄い&&。<br> <br> "The Separation"を最高傑作と書いた直後だが、これも凄い&&。どっちを最高傑作にするか、迷ってしまった。<br> 作品としての完成度から言うとこちらだが、アクションや華々しさ、ディテール構築度から、僅差でThe Separationのほうが上かな、という感じ。しかし、それは好みの問題だろう。<br> <br> (以下ネタバレ)<br> オチは典型的な叙述トリック系なのだが、明確に一つの解釈に収束されるわけではない。最後から数えて三つ目のパートで真の語り手の一人称が始まるところは確かに驚愕の一語だが、その説明によって全てが合理的に説明できるわけではないのだ。その説明自体がまた、一種の騙りなのではないか。<br> おしまいから2つめのパートでの「真の語り手」の説明によると、スーの語った部分以外は全部真の語り手の捏造と記憶・行動の操作・書き換えによる創作・捏造であるということだ。「真の語り手」の存在形式は既に自然界の物理・論理法則を超えたところにあり、不可視

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