「ゴードン・ディクスン『兵士よ、問うなかれ』創元SF文庫」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「ゴードン・ディクスン『兵士よ、問うなかれ』創元SF文庫」(2005/12/06 (火) 01:37:29) の最新版変更点
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<p>2000年</p>
<p>7/20<br>
すんげえきつい。超倦怠感。だるすぎる。体調が正常じゃない。<br>
ううースペキュレイティヴフィクションが読みたい。60年代でスペキュレイティヴといえそうなヒューゴー賞受賞作は、ブラナー、贔屓目に見てルグイン、エリスンまでぐらい。シルヴァーバーグ「夜の翼」はまだスペキュレーションは弱くファンタジー色が強いし。<br>
いま読んでいるのはディクスン「兵士よ問うなかれ」。お話としてはとても面白い。ただ、主人公の行動が少し浅墓彰晃すぎるんだよなあ。最初の方の伯父との葛藤とか、妹とのアンヴィバレントな関係とか、非常に人間臭くてよかったんだけど。もっとも、この作品の意図が、そういう「浅墓」な主人公の目覚めるまでの過程を描くことにあるようだから、意識的にそうしているのだろう。また、未来社会の背景設定は非常に魅力的。未来の人類文明の詳細な構築・描写と登場人物の人間臭さをあわせ持っている点で、このシリーズは画期的かも。シリーズの他の作品も読む価値はあるが、とりあえずメインストーリー「ドルセイ!」「ドルセイへの道」とサブストーリーのヒューゴー賞受賞作「ドルセイの決断」ぐらいは必読だろう。</p>
<p><br>
7/21<br>
「兵士よ問うなかれ」面白かった。主人公の克明な心理描写が、ラストで素晴らしい効果をあげている。ヒューゴー賞受賞もうなずける。ところでヒューゴー賞を受賞したのは後半部分らしいが、いったいどこからなのか? それを知るためにも、世界SF大賞1巻は入手したいところだ。</p>
<p>2000年</p>
<p>7/14</p>
<p>
で次は何を読もうかと。やはりヒューゴー優先でネビュラやその他の重要作は後回しにするというのも手。そうすると次は「銀河帝国の興亡」「兵士よ問うなかれ」「世界SF大賞傑作選1」「月は無慈悲な夜の女王」あたりになりますかね。長編だけだとすると「月は無慈悲・・・」だがやや疲労してきたので、中編の長編化「兵士よ問うなかれ」にしようかなあと思っております(これ読めば「王に対して・・・」は別冊奇想天外という手もある)。「銀河帝国」は特別賞だから、「彼方へ」のときに読むという手もあるし。ということで、いちおう、<br>
「兵士」
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