「ロバート・チャールズ・ウィルソン『時に架ける橋』創元SF文庫」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「ロバート・チャールズ・ウィルソン『時に架ける橋』創元SF文庫」(2005/12/04 (日) 20:40:11) の最新版変更点
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<h2 class="date">September 26, 2005</h2>
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<h3 class="title">
ロバート・チャールズ・ウィルソン『時に架ける橋』創元SF文庫</h3>
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<div class="main">こないだ読んだダーウィニアの作家<br clear=
"all"></div>
<a name="more" id="more"></a>
<div class="mainmore">いまいち陳腐な話だった。<br>
もともと人物描写やストーリーは凡庸な当たり障りのないものしか書けないタイプの作家のようなので、『ダーウィニア』のようにアイデアがよければ佳作になるのだが、本作のようにアイデアが陳腐だと単なる凡作に終わってしまう。<br>
バツイチ駄目男がタイムトンネルのステーションになっている廃屋を買ったのがきっかけでヒッキーニートになり、過去に逃避し、そこで女と暮らし始めるが、仲間に連れ戻される。タイムトンネルを使っていたタイムトラベラーは殺人鬼の男に殺されていたのだが、ナノロボットが長い時間をかけて再生。主人公は殺人鬼の男に付けねらわれるが、過去に戻ったとき付き合った女が殺人鬼を車で轢いてやっつけるという話。<br>
このとおり、ストーリーは極めて陳腐で面白みがなくばかばかしい。なぜ507ページもの長さがあるかというと、どうでもいい主人公の心理描写や恋愛、セックスの描写で水増しされているためである。ストーリーに直接関係のない、しかも共感できるわけでもない心理描写を蜿蜒とされても、読むほうには悪夢でしかない。<br>
問答無用の凡作だろう。<br>
テーマ性 ★★<br>
奇想性 ★<br>
物語性 ★★<br>
一般性 ★★★★<br>
平均 2.25<br>
文体 ★★★<br>
意外な結末 ★<br>
感情移入 ★<br>
主観評価 ★1/2(16/50)<br clear="all"></div>
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