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<h2 class="date">March 06, 2005</h2>
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<h3 class="title">Michael Moorcock "The Final Programme"</h3>
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<div class="main"><a href=
"http://image.blog.livedoor.jp/silvering/imgs/9/3/937b2f0b.jpg" target=
"_blank"><img class="pict" height="231" alt=
"ジェリー・コーネリアス4部作" hspace="5" src=
"http://image.blog.livedoor.jp/silvering/imgs/9/3/937b2f0b-s.jpg" width="160"
align="left" border=
"0"></a>プリングル100冊より。持ち運びしにくい、でかい、分厚い本から先に片付けることにしました。ムアコックのシリーズものは全部関連性があるらしいのですが、そのうち現代を舞台にしたシリーズがジェリー・コーネリアス4部作。私が持っている本には4作全部が入っていますが、プリングル100冊にはそのうち第1作の「最終プログラム」が選ばれていますのでとりあえずその分だけを読みます。第二~第四部は追って暇なときにでも。<br>
粗筋追記2005.3.7<br clear="all"></div>
<a name="more" id="more"></a>
<div class="mainmore">ちなみに<br>
第二部A Cure For Cancer<br>
第三部The English Assassin<br>
第四部The Condition Of Muzak<br>
またプリングル100冊には他にムアコック作品として、The
Dancers At The End Of
Timeのシリーズ全体が選ばれていました。これも追って入手予定。<br>
<br>
以下、粗筋。いつもどおり誤訳勘弁。<br>
<br>
<コーネリアス4部作><br>
<br>
最終プログラム<コーネリアス四部作・第一部> マイクル・ムアコック<br>
<br>
アルフレッド・べスターに<br>
<br>
基礎データ<br>
地図上はベトナムとタイの間にあるカンボジア国、時間線上はN時と0時の間に、魔法の都市アンコールはあった。かつて偉大なクメル王の住んだ地。一九世紀、フランスの探検家がジャングルの中に再発見した。その後、フランスの考古学者が発掘作業を行った。質素な生活を営むクメール人末裔の住人たちは、都市について二つの説を持っていた──巨人種族によって建造されたという説と、世界創造の時に、都市自身が自らを建造したという説だ。モーリス・ウィギンは、アンコールについてタイムズ日曜版(六五年一月一〇日号)の記事でこう書いた。「アンコールの市民たちは自らの望んだ未来を得られたのだろうか? とんでもない。もっとも、かれらは順応性があったらしく、現実的にヒンズー教から仏教へ乗り換え、長持ちする建物を建てた。しかし、偉大なクメールの王も今や塵と化している」<br>
ただ長持ちするだけでなく、その時代に存在すべくして建造され、アンコールの巨大な像や塔の上にそびえ立つのがアンコール・ヒルトンだ。質素な生活を営むクメル人の末裔たちによれば、これこそ第二の説の主要な証拠だ。<br>
今は196
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