雑記
身近な差別
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匿名ユーザー
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われわれの周りにはさまざまな差別が満ち溢れているように思う。そのなかで、もっとも身近な差別は、何か?
異論のある方も多いだろうが、私は「左利き」だと思う。
ちょっと身の回りを見渡すだけで、いかにわれわれが「左利き」の人を差別しているのかが確認できる。
例えば、ハサミ。
ハサミの持つ部分は、右手で持ったときに持ちやすいように作ってある場合が多い。
ハサミの持つ部分は、右手で持ったときに持ちやすいように作ってある場合が多い。
例えば、マウス。
右ボタン、左ボタンの使い方などは明らかに右利きを想定している。最近は、Windowsのコントロールパネルで設定を変えられるように、なってきたけど。
右ボタン、左ボタンの使い方などは明らかに右利きを想定している。最近は、Windowsのコントロールパネルで設定を変えられるように、なってきたけど。
例えば、キーボード。
テンキーが右側。
テンキーが右側。
例えば、電子レンジなどの家電のボタン。
たいてい、右側についている。
たいてい、右側についている。
例えば、駅の自動改札。
右側にしか、ついていない。左手で入れるのって、かなり不便。
右側にしか、ついていない。左手で入れるのって、かなり不便。
例えば、電話機。
受話器が左、ボタンが右となっていることがおおい。左手で持って、右手で操作する作りになっている。
受話器が左、ボタンが右となっていることがおおい。左手で持って、右手で操作する作りになっている。
まさに、数え上げたらきりがない。
また、(これはすべての左利きの人、というわけではないのだろうけど)ある左利きの人は、友人と食事に行ったり飲みに行ったりするときに、かならず自分が左端に座るよう心がけているそうだ。
なぜなら、右利きの人の右側に座ると、利き手が干渉してしまうからだという。
左利きの人すべてではないにしろ、そういう気遣いをしている人もいるのである。頭が下がる思いだ。
このように、私たちは自分で気づかないうちに、差別をしてしまっている。左利きに関わらず、性別、年齢、身長など。(もちろん、未成年の飲酒喫煙の禁止などは、「差別」ではないですよ。)
バリアフリーとは、そういったあらゆる事柄を含めて、すべての人が不便を感じずに生きていける環境だと思う。
本当の意味でのバリア(障壁)フリーには、まだまだ先が遠そうだ。
本当の意味でのバリア(障壁)フリーには、まだまだ先が遠そうだ。