どうして あたしだけ
どうして 一人なの
どうして 傍にいてくれないの
あ た し は と く べ つ な ん か じ ゃ な い
違う 生まれたときから。
違う ただの人間じゃない
違う この世界に居ていい子じゃない
ずっとずっとずっと そう囁かれて
ずっとずっとずっと 一人で生きてきて
ぽつりと照らされたスポットライトの中
一人 突っ立ってるみたいだよ
何百人もの人たちが ―特別じゃない人たちが―
"特別" なあたしを見つめてる
偏見のまなざしで 冷たく見下ろしてる
やめて やめて やめて やめて やめて!!!
何度も叫んだ 余計に遠ざかってく
世界も 未来も 全部
あたし ひとりで――