造花 の貌 / Akhuta
届かぬ隔 たり傾き昇る秤
罅 割れ剥がれる顔を晒 す鏡
眩しさに瞳が焼かれゆく
広がる己の影に沈みゆく
広がる己の影に沈みゆく
色めく心に永訣 を
芽を吹き咲く言の葉に掩蔽 を
その形相 をすべて削 ぎ落とせ
芽を吹き咲く言の葉に
その
隠した
いつでも笑っていよう
物言わぬ心を
荒ぶる火を納める
Long ver.
近付いては離れる掴んでは擦り抜ける眼前の虹
俄 に猛 る沛雨
気が付けば呑まれていた
気が付けば呑まれていた
濁流に流され仰ぐ空
この身にはあまりにも強すぎた光
この身にはあまりにも強すぎた光
眩しさに瞳が焼かれゆく
広がる己の影に沈みゆく
広がる己の影に沈みゆく
色めく心の衝迫 を
ざわめき止まぬ声の煽動 を
留めることなど出来ようか
ざわめき止まぬ声の
留めることなど出来ようか
吊り合わぬ重みに傾き昇る
光に
青息を吐きそれでも
照らされ
光に刺され
伸び出 づる影
背面の声
傾く秤を示し遣れ
伸び
背面の声
傾く秤を示し遣れ
色めく心に永訣 を
芽を吹き咲く言の葉に掩蔽 を
その形相 をすべて削 ぎ落とせ
芽を吹き咲く言の葉に
その
隠した
いつでも笑っていよう
物言わぬ心を
荒ぶる火を納める
光差す側 に置いて留まれるのなら
望まれるように徒を千切り綵 を纏 い
望まれるように徒を千切り
いつでも笑っていよう
だから曇らないでいて
思うが儘 の花弁で塗り潰してみせるから
だから曇らないでいて
思うが