枝に結ぶ願い - BEMANIシリーズ歌詞wiki

枝に結ぶ願い / Akhuta

眼(まなこ)をぎらつかし炙(あぶ)り出すは禁忌(きんき)の芽
天網(てんもう)を張り巡らし逃(のが)れ伸びる影を縛れ
芯の錆(さ)び付いた頚木(くびき)頭(こうべ)を凭(もた)れ

千の槍(やり)で背(せな)を穿(うが)て降り止まぬ雨の如(ごと)く
万の鎚(つち)で腹を破れ吹き荒(すさ)ぶ風の如く
蓋(がい)を暴き逢(あい)を隠せ蕾(らい)悉(ことごと)く尽(すが)れゆけ

彼岸の空

憧憬(しょうけい)の星

雲と散り露(つゆ)と消えた来(き)し方の無数の思慕(しぼ)

果てなく慈悲(じひ)無き鬼遊びの手
隠れ過ごせ手折(たお)られぬように

白(しら)みゆく空に呑み込まれ零落(れいらく)する前に
星々の眼差しを繋ぎ留(とど)め
絡む枝の先
願いを結んだら片道の扉を開く

枝に星は宿り標(しるべ)となり導く
旅路へと

新たに煌(きら)めく星がまた一粒
ふたつの影を孕(はら)む

→ 星宿る空の下で

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(編者注)「錆」は金偏に青と書く異体字(参照ページ)が本来の歌詞上の表記。