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どうも、ギターのnobuです。いろいろありましてなかなか更新できませんでしたが、これから定期的に更新していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
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*VAI
今日はスティーヴヴァイについて書きます。
今現在、自分がジャズやフュージョンやインストゥルメンタルミュージックを聴くきっかけとなったのは、ヴァイの影響が多いといえるでしょう。ヴァイというとあまりよく知らない人は【変人】というイメージを持っている人が多いようです。確かに、アルバムの中には一風変わった曲もありますが、それはヴァイのエンターティナーとしてのパフォーマンスのひとつでしょう。ちゃんとアルバムを聞いていればテクニックや楽曲のクオリティー高さ等、ヴァイの凄さは分かるはずです。
ヴァイにはまったのは今から8年前、ある楽器点でプロモーションビデオを見たときでした。流れていたのは、アルバム【PASSION AND WARFARE】の7曲目に収録の【FOR THE LOVE OF GOD】というバラードでした。ちなみに、ヴァイのアルバムの7曲目はバラードの指定席になっています。この曲はメロディーそのものもすばらしいのですが、それに付け加えヴァイの表現力でそのメロディーが、とても感情的に表現されています。感情的=【ゆっくり】、【ためる】、【ブルージー】とか思いがちですが、ギターソロでは超高速なのにエモーショナルに弾いています。ヤングギターのムックに書いてありましたが、4日間断食をしてレコーディングに臨んだとか。イングヴェイとは違いますがヴィブラートには特徴があり、円を描くようにヴィブラートしています。エレキギターとクラッシックギターのヴィブラートを合わせたような感じですね。他に特徴としては、過激なアーミング、リディアンスケールの下り、リニア式運指、舌でのハーモニクス等があります。
2000年の1月に、アルバム【THE ULTRA ZONE】ツアーの東京公演を見に行きました。最前列で見ていましたが、フォームがとても綺麗で指が生き物のようでした。マイクマンジーニのドラムも凄かった。(EXTREME辞めて正解だったね)ギターファンなら1度は見ておいたほうが良いと思いますよ。
それから、2002年の7月に東京都交響楽団との共演企画で3Daysの公演がありました。とりあえず3日間全部見ました。内容は3部構成になっていて、曲目は
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-第1部 「キャンディード序曲」(バーンスタイン)
指揮 : 佐渡 裕 演奏 : 東京都交響楽団
-第2部 「炎の弦」(作曲者忘れた)
指揮 : 佐渡 裕 演奏 : 東京都交響楽団&STEVE VAI
-第3部 「春の祭典」(ストラヴィンスキー)
指揮 : 佐渡 裕 演奏 : 東京都交響楽団
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といった感じでした。
ヴァイは第2部でしか演奏していませんでしたが、普段では見られないような価値のある演奏でした。やはり、クラッシックというだけあって慎重に弾いていました。いつもライブでは、ミストーンやピッチが低かったりすることがありますが、その公演ではほぼ完璧に弾いていたように感じました。そういえば、初日の2部が終わったあと、演奏を終えたヴァイが客席に座って3部を普通に見ていたのですが、席が自分の2列後ろのちょっと横の席だったので緊張したのを覚えています。それから、3日目には客席にSUGIZO(ex.LUNA SEA)を発見しました。友人2人と一緒に来ていたようです。フランクザッパ好きだったはずなので来ていたのも納得です。SUGIZOを含め、プロのミュージシャンにもヴァイのファンは少なくないようです。
1990年【PASSION AND WARFARE】のリリース後、1990年代前半のJ-POPを聴くと、著名なスタジオミュージシャンは負けじとヴァイのプレイを真似しているのが分かります。そういえば、B'zの松本さんのプロモーションで、松本さんのサイドでギターを弾いているミュージシャンがヴァイモデル(Ibanies JEM7V)使ってました。チャレンジャーですよね。
もしかすると、松本さんの意向なのかもしれませんが…
そんなわけで、数々のギタープレイヤーに多大な影響を与えている、【ギターの神様】スティーブヴァイについて書いてみました。
それでは今日はこの辺で。
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