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こんにちは、新しいギターを入手してご機嫌のnobuです。
ギタリストであれば【速弾き】に憧れる人は多いと思います。【速弾き】といえば、大半の人が【イングヴェイ・マルムスティーン】を思い浮かべるでしょう。その【イングヴェイ】ですが、【速弾き】という先入観から、批判を受けることも少なくありません。
例えば、「フレーズがマンネリだ」とか「【ポール・ギルバート】とか【インペリテリ】の方が速い」とか言う人もいます。確かにギターソロのみに観点を置くとそうなのでしょう。ですが、曲をちゃんと聴いていれば、そのような言葉は出てこないでしょう。
彼の楽曲のよさというのは、本物のクラッシックに近い、完成度の高い楽曲であるということです。聴くところによると、クラッシックの博士号の肩書きを持っているようです。オーケストラの総譜を一人で書くこともあるとか。他の【ネオクラシカル系】と呼ばれる人達とは質が違います。バカみたいに速弾きを見せびらかす事が前提である楽曲は音楽としてよろしくありません。【マイケル・アンジェロ】なんか、あれだけ速く弾いているのにダサく感じてしまいます。みっともないですね。
ギタープレイに関しては、表現力も素晴らしい物を持っています。
1つはヴィブラートですが、彼のヴィブラートは低音のピークが、原音よりも低く聴こえるのが特徴です。
以前、【DEEN】のギタリスト【田川伸治】さんのギタープレイをまじかで見る機会があったのですが、彼のヴィブラートも【イングヴェイ】によく似ています。おそらく、【Fender Japan】のイングヴェイモデルを使用していたかと思われます。フロントのピックアップで弾いている時に、ヴィブラートがそのように聴こえることが多いので、ピックアップに秘密があるのでしょうか?もしくは、指板のスキャロップ加工にも関係あるのかもありません。
もうひとつ、感心したのがグリスです。
ある曲の一部をコピーした時の事、ディミニッシュのスウィープをしながらポジション移動していくフレーズなのですが、譜面を見ると、スウィープ1往復した後、次のポジションに移る時にグリスが入っていました。最初にCDで聴いた時は分かりませんでしたが、あらためて聴いてみると、グリスの効果が活きてグルーヴがでていました。さすがにクラッシックにこだわりを持っている事もあり、表現力もたいした物だと感動した覚えがあります。
長い間、【王者】と呼ばれ続けているのも納得です。
今日は、【イングヴェイ】についてお話してきましたが、ここでお薦めの音源を紹介しておきます。
【ODYSSEY】
このアルバムは【イングヴェイ】を知るきっかけになったアルバム。とにかく良い曲が多いし、ギターの音も良い音してます。おそらく、72年のストラト(ダック)をメインで使っているかと思われます。
【SEVENTH SIGN】
これは、彼の作品の中では1番の名盤かもしれません。聴きやすい曲が多いです。
【ARCHEMY】
オーケストラアルバムを除けば、最も完成度の高いアルバムです。
バロック色がよりいっそう強く出ています。
機会があったら聴いてみて下さい。(自分はほとんど聴かなくなったが…)それではまた。
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