05年度AD3年口頭試験キーワード 90.フォルマント

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<解答1> 児玉

[formant] フォルマントとは、周波数が強調されている部分(共振部分)のことで、周波数の低い方から第一フォルマント、第二フォルマントと呼ぶ。母音の音質は、第一フォルマントと第二フォルマントの相対的な距離によって決まり、そのフォルマントの分布の具合によって、それぞれ母音[a i u e o]が区別される。スペクトログラムを見るとフォルマントの様子がよく分かるが、母音と子音の区別は、スペクトログラム上の定常部(ほぼ時間軸に平行)と遷移部(時間軸に対する急激な立ち上がり)を見れば分かる。遷移部があれば子音として知覚され、遷移部がなければ母音として知覚されるのである。
図(スペクトログラム)
母音と子音
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  • スペクトログラム
言語音を音響分析装置によって周波数・振幅分布・時間の三次元で表示した記録図のことで、音韻の弁別に有意な声道の変位に対応するような形でフォルマントが簡単に抽出できるところから、音響音声学で広く用いられている。



<その2> コヤ

 母音(一部、子音も含む)の種類を音響的な次元において特徴づける主要因の1つ。声道の形状を変化させることにより声道という音響管の共鳴特性(声道伝達関数)を変化させることができ、これにより発話される際には、音声は独特のスペクトル構造を持つ。このスペクトルには特徴的なピークがあり、これをフォルマントと呼ぶ。そして、この共鳴周波数をフォルマント周波数と言い、低いほうから、第一、第二、第三~と呼ぶ。
 また、ほぼ全ての母音は第一~第三フォルマント周波数の違いで区別できる。

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