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25.古典派とロマン派

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古典主義とロマン主義  田上でごわす

古典主義時代(1750~1800) (ドイツとオーストリアが音楽における古典主義運動の中心)

 前段階様式○ロココ様式
        ○ギャラント様式   
        ○多感様式
        ○後期バロック
           ↓
        古典主義の出現

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 音楽創作法について  バロック・・・大規模で複雑で高度に装飾のほどこされた音楽的意匠(例えば
                       バッハのフーガ、トッカータ、コンチェルト、カンタータ)を強調した。

                古典主義・・・交響曲やソナータのようにみごとに均整の取れた形式の中に配置された。
                        あまり大きくなくむしろ控えめで洗練された簡潔な楽想を強調。

 様式の変化について  バロック・・・壮麗で装飾が多く重量感あふれるもの
                古典主義・・・明瞭・均衡・単純・洗練を特徴とする


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 形式   :ソナタ形式
 楽曲構成:旋律的性格の少ない素材で伴奏されるホモフォニー様式
 旋律   :簡潔、より主題的
 和声   :全音階的、主要三和音中心
 即興演奏:basso continuo(通奏低音)の衰退とともに絶える。全てが楽譜に書き込まれる。
 絶対音楽:器楽が主流

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○ハイドン・・・交響曲に優れた業績を残す 代表曲『騎士』、『朝』、『昼』、『夜』
モーツァルト
○ベートーヴェン

 彼らの作品は交響曲、ソナータといった古典派形式の最終的な結晶であり、また快活な精神と
 明瞭な和声的テクスチュア、洗練された表現、論理的に秩序づけられた意匠などを特徴とする
 古典派精神を完全に自己のものにしている。


ロマン主義時代(1800~1900)

 ロマン主義は自己を芸術作品に沈めることを要求する。音楽の形式的要求よりむしろ
 純粋に感覚的な要素(音色、和声、リズム)を強調する。
 初期ロマン主義(1850頃まで)は、一般にピアノ小品や芸術歌曲といった短い叙情的な
 形式による繊細で内的な表現を強調した。後期ロマン主義は、大規模な交響曲やオペラによって
 さらに「深く雄大な様式へと向かった。

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 旋律   :より抒情的、柔軟なフレーズ
 和声   :和声法の拡張
        広範囲の不協和音、7、9の和音
        調性の拡大、半音階的転調、遠隔調への展開、希薄化
 構造   :ホモフォニー様式、二次的対位法
 強弱法  :感情の表出のための手段
 速度法  :感情の表出のための手段
 形式   :部分構造が明確でなくなる

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 初期 シューベルト 『魔王』『鱒(ます)』
     ショパン   『革命』『黒鍵のエチュード』
     シューマン  『謝肉祭』『トロイメライ』

 シューベルト、シューマンが示した傾向
 聴き手を喜ばせること、もっぱら感覚に訴える響きで聴き手を揺り動かすこと、
 そのような響きを文学的・絵画的観念と関連させることであった。

 後期 ベルリオーズ  後期ロマン主義の先駆者
     ブラームス   『ラプソディー』
     ヴァーグナー  『さまようオランダ人』『ラインの黄金』
     ブルックナー  『ロマンティック』

古典主義とロマン主義比較


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  ※ペーソス?エートス

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