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*拡散音場(diffuse (sound) field) ある区域内で、 +音響エネルギーが室内全体に均一に分布 +どの点においても音の進行方向はあらゆる方向に一様 という条件を満たす音場。 [[残響室>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/118.html]](reverberation room)は拡散音場を近似的に実現したものであり、残響室の特徴を表すために"[[残響時間>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/100.html]]"(reverberation time)が用いられ、これは室内の音圧レベルが60dB減衰するのに要する時間(室内のエネルギー密度が100万分の1になる時間)である。 拡散音場の仮定は"統計音響理論"において利用されるされることが多く、Sabineの残響公式、吸音率=1の時のsabineの公式の矛盾を解消するためにさらに平均自由行路を導入したEyringの残響公式によって残響時間予測計算、音響材料の吸音率を計算することができる。 +Sabineの残響公式:T=KV/A +Eyringの残響公式:T=KV/-Sln(1-α) ※Tは残響時間、K=24ln10/c、Vは室の容積  Aは等価吸音面積(吸音率×面積)、Sは残響室の表面積  等価吸音面積とは、ある面と同じ音響パワーを吸収する、1の吸音率をもつ面の面積を表す。つまり、室内で考えれば、開け放した窓のように吸音率1の面積がどれくらい存在するかを示す。   →[[次のキーワードに進む>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/87.html]]
*拡散音場(diffuse (sound) field) ある区域内で、 +音響エネルギーが室内全体に均一に分布 +どの点においても音の進行方向はあらゆる方向に一様 という条件を満たす音場。 [[残響室>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/118.html]](reverberation room)は拡散音場を近似的に実現したものであり、残響室の特徴を表すために"[[残響時間>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/122.html]]"(reverberation time)が用いられ、これは室内の音圧レベルが60dB減衰するのに要する時間(室内のエネルギー密度が100万分の1になる時間)である。 拡散音場の仮定は"統計音響理論"において利用されるされることが多く、Sabineの残響公式、吸音率=1の時のsabineの公式の矛盾を解消するためにさらに平均自由行路を導入したEyringの残響公式によって残響時間予測計算、音響材料の吸音率を計算することができる。 +Sabineの残響公式:T=KV/A +Eyringの残響公式:T=KV/-Sln(1-α) ※Tは残響時間、K=24ln10/c、Vは室の容積  Aは等価吸音面積(吸音率×面積)、Sは残響室の表面積  等価吸音面積とは、ある面と同じ音響パワーを吸収する、1の吸音率をもつ面の面積を表す。つまり、室内で考えれば、開け放した窓のように吸音率1の面積がどれくらい存在するかを示す。   →[[次のキーワードに進む>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/87.html]]

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