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16世紀後半、ルネサンス期のイタリアを代表する教会音楽作曲家。 教皇のお膝元であるローマで活躍し、カトリック教会のための数多くの宗教曲の傑作を残した。 その存在は「教会音楽の父」として後代において神格化され、彼の ポリフォニー技法は「パレストリーナ様式」と呼ばれ、この様式は対位法の模範とされている。 パレストリーナの作品は、フランドル楽派のポリフォニー様式を基礎に置きながら、イタリア風の三和音(ド-ミ-ソなど)を基礎とした澄んだ和声進行の上で、常に流麗で滑らかな旋律が鳴り響き、歌詞の抑揚や言葉の意味を明確にしていくというものである。従って、ポリフォニーでありながら、常に魅力のある旋律が鳴り響き、縦と横のバランスが非常によくとれた音楽になっている。 ---- ※対位法(たいいほう)(英counterpoint) 1つのメロディに対し、新たな(複数の)メロディを同時に歌わせる(作曲)技法。和声法が、和音の積み重ねという縦の関係を中心に扱うのに対し、対位法では旋律線や対旋律という横の(水平的な)流れの関係を扱う。 ※ポリフォニー (英polyphony) 2声部以上で、旋律の独立的な横の流れに重点を置いた音楽。対位法の技法が使われる。フーガはその最も完成された形式の1つ。 →[[次のキーワードに進む>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/86.html]]
16世紀後半、ルネサンス期のイタリアを代表する教会音楽作曲家。 教皇のお膝元であるローマで活躍し、カトリック教会のための数多くの宗教曲の傑作を残した。 その存在は「教会音楽の父」として後代において神格化され、彼の ポリフォニー技法は「パレストリーナ様式」と呼ばれ、この様式は対位法の模範とされている。 パレストリーナの作品は、フランドル楽派のポリフォニー様式を基礎に置きながら、イタリア風の三和音(ド-ミ-ソなど)を基礎とした澄んだ和声進行の上で、常に流麗で滑らかな旋律が鳴り響き、歌詞の抑揚や言葉の意味を明確にしていくというものである。従って、ポリフォニーでありながら、常に魅力のある旋律が鳴り響き、縦と横のバランスが非常によくとれた音楽になっている。 ---- ※対位法(たいいほう)(英counterpoint) 1つのメロディに対し、新たな(複数の)メロディを同時に歌わせる(作曲)技法。和声法が、和音の積み重ねという縦の関係を中心に扱うのに対し、対位法では旋律線や対旋律という横の(水平的な)流れの関係を扱う。 ※ポリフォニー (英polyphony) 2声部以上で、旋律の独立的な横の流れに重点を置いた音楽。対位法の技法が使われる。フーガはその最も完成された形式の1つ。 代表曲『教皇マルチェルスのミサ』 →[[次のキーワードに進む>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/86.html]]

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