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*楽節・楽句・動機(by生島) あなたは今日&counter(オプション)人目のお客様 **楽節 英語でいうフレーズのこと。多くは8小節程度のものからなり、始まりがあって終わりがある。 ただし、作曲家によっては小節数はバラバラで、いつまでも続くものやすぐ終わってしまうものもある。 曲を文学作品としてみたとき、楽章は章、段落構成は音楽形式([[7.ソナタ形式]]とか)というように対応付けると、楽節は文。 **楽句 小楽節と呼ばれることもある。あまり厳密な定義は無いが、楽節より短い音楽上の区切りのこと。 上のように文学作品に当てはめると、文中の「、」によって区切られる部分。 **動機 音楽の最小単位となるもの。英語ではモチーフ。 何かパッとひらめいて、そこからさまざまな楽句や楽節が生まれる。 曲の印象的な部分はこの動機によるものが大きい。 ため息とか、運命とか、怒りとかそういうの。 **例 はぁ、こうやって色々調べてるけどさ、本当に合ってるかとか分からないんだよねー。 「はぁ」=ため息の動機 「はぁ、こうやって色々調べてるけどさ」&「本当に合ってるかとか分からないんだよねー」=楽句 「はぁ、こうやって色々調べてるけどさ、本当に合ってるかとか分からないんだよねー。」=楽節 こんなんでええんかな。 →[[次のキーワードに進む>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/17.html]] *小杉的つけたし これらの用語の定義は本によって必ずしも一定ではなくて、形式把握の力点の置き方によって微妙に異なって くる(1年の時のキソオンの教科書より)。確かに何冊か本見たけど微妙に言ってること違います。 だからそれを踏まえたうえで、一般的に言われてることを言えばそれで良いんでないかい。 **一般的に言われてること 大楽節は8小節、小楽節はそれを前半、後半に分けた4小節なことが多い。(上の生島くんの説明にあるとおり、 テンポとかによって小節数は変わります。これはあくまで一般的なおはなし)この場合前半を前楽節、 後半を後楽節という。小楽節をさらに2小節ずつに分けたそれぞれを動機という。 動機をさらに分割したものを部分動機とよぶこともある。 **とは言ったものの キソオンの教科書には上の2小節のことを楽句(フレーズ)などと呼んでいたりします。 動機は1小節以上にはならない、とか。 これだけ解釈がバラバラなのはいかがなもんだと思うので、音文化の教授に直接聞いてきたいと思います。 分かり次第またアップします。 →[[次のキーワードに進む>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/17.html]]
*楽節・楽句・動機(by生島) あなたは今日&counter(オプション)人目のお客様 **楽節 英語でいうフレーズのこと。多くは8小節程度のものからなり、始まりがあって終わりがある。 ただし、作曲家によっては小節数はバラバラで、いつまでも続くものやすぐ終わってしまうものもある。 曲を文学作品としてみたとき、楽章は章、段落構成は音楽形式([[7.ソナタ形式]]とか)というように対応付けると、楽節は文。 **楽句 小楽節と呼ばれることもある。あまり厳密な定義は無いが、楽節より短い音楽上の区切りのこと。 上のように文学作品に当てはめると、文中の「、」によって区切られる部分。 **動機 音楽の最小単位となるもの。英語ではモチーフ。 何かパッとひらめいて、そこからさまざまな楽句や楽節が生まれる。 曲の印象的な部分はこの動機によるものが大きい。 ため息とか、運命とか、怒りとかそういうの。 **例 はぁ、こうやって色々調べてるけどさ、本当に合ってるかとか分からないんだよねー。 「はぁ」=ため息の動機 「はぁ、こうやって色々調べてるけどさ」&「本当に合ってるかとか分からないんだよねー」=楽句 「はぁ、こうやって色々調べてるけどさ、本当に合ってるかとか分からないんだよねー。」=楽節 こんなんでええんかな。 →[[次のキーワードに進む>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/17.html]] *小杉的つけたし これらの用語の定義は本によって必ずしも一定ではなくて、形式把握の力点の置き方によって微妙に異なって くる(1年の時のキソオンの教科書より)。確かに何冊か本見たけど微妙に言ってること違います。 だからそれを踏まえたうえで、知ってることを説明すれば良いと思います。 詳しいことは音文化の先生に聞いてきて、またアップします。 **音文化の先生に聞きました 「確かに解釈の違いはあるので、それを最初にことわっておくのは良いことですね」なんて言ってました。 聞いたところによると、ほぼ上の生島君の説明で良いっぽいです。 そして、文章に例えて説明するのが一番分かりやすくてイイ、とのことです。 つまり超簡単に言うと動機は単語、楽節は「。」で区切られるところ、楽句は「、」で区切られるところ、なんて具合です。 とは言っても「、」の打つ場所は結構あいまいなものだし、文法もそうだけど音楽理論なんてのは 既成の楽曲を分析していって生まれていったものなわけだから、例外もあれば解釈の違いも当然あるんでしょう。 そんなに厳密に説明できるところではないとおもいます。 →[[次のキーワードに進む>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/17.html]]

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