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<解答1> 児玉 マグニチュード推定法とは、実験参加者に一連の刺激を呈示し、刺激の主観的な大きさ[magnitude]に比例するような数値を、それぞれの数値に割り当てるよう求める、という感覚の大きさの直接的な測定法である。この方法は S.S.Stevens によって開発され、音の強さだけでなく、光の強さ、においの強さ、皮膚への圧力といった様々な刺激について測定が行なわれ、「刺激の物理的強度」と実験参加者の反応から推測される「感覚の大きさ」との対応関係を調べることを可能にした。 →[[閾値>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/27.html]]・[[極限法と恒常法>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/28.html]] ---- <解答2> (田代) マグニチュード推定法とは、心的属性に数を割り当てる方法の一つ。 実験参加者に一連の刺激を呈示し、刺激の主観的な大きさに相当するような数値を、それぞれの刺激に割り当てさせる。 S.S.Stevensは、この方法によって感覚量を直接測定し、べき法則を求めた。 (それまでのウェーバーの法則やフィヒナーの法則でも言われていた心理量と物理量の対数比例の関係を、感覚量を直接測定し実験的に吟味することを可能にした。) この方法により、Stevensは[[べき関数の法則>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/31.html]]を導いた。 音の強さ、見えの長さ、皮膚への圧力など、様々な刺激について測定が可能で、物理的強度と、実験参加者の反応から推定される感覚の大きさとの対応がわかる。 (「どのくらい多いか」という加算的な感覚の次元であれば、どのような刺激でも適用可能ということ。 「どんな種類か」というような置換的な次元では可能ではない。) →「数」を使うことに信頼性があるのかという批判もあるが・・・ 回答方法に数を使わず、他の感覚モダリティを使えばよい。 感じた刺激の大きさと同じ強さで握力計を握る、刺激と同じ心理量になるまで電気ショック強度を調節させる、など。 (このとき得られるべき関数の指数は、それぞれの刺激のべき関数の指数の比) ○詳しい実験例は音響実験Ⅱの実験書参照。 →[[次のキーワードに進む>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/31.html]]
<解答1> 児玉 マグニチュード推定法とは、実験参加者に一連の刺激を呈示し、刺激の主観的な大きさ[magnitude]に比例するような数値を、それぞれの数値に割り当てるよう求める、という感覚の大きさの直接的な測定法である。この方法は S.S.Stevens によって開発され、音の強さだけでなく、光の強さ、においの強さ、皮膚への圧力といった様々な刺激について測定が行なわれ、「刺激の物理的強度」と実験参加者の反応から推測される「感覚の大きさ」との対応関係を調べることを可能にした。 →[[閾値>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/27.html]]・[[極限法と恒常法>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/28.html]] ---- <解答2> (田代) マグニチュード推定法とは、心的属性に数を割り当てる方法の一つ。 実験参加者に一連の刺激を呈示し、刺激の主観的な大きさに相当するような数値を、それぞれの刺激に割り当てさせる。 S.S.Stevensは、この方法によって感覚量を直接測定し、べき法則を求めた。 (それまでのウェーバーの法則やフィヒナーの法則でも言われていた心理量と物理量の対数比例の関係を、感覚量を直接測定し実験的に吟味することを可能にした。) この方法により、Stevensは[[べき関数の法則>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/31.html]]を導いた。 音の強さ、見えの長さ、皮膚への圧力など、様々な刺激について測定が可能で、物理的強度と、実験参加者の反応から推定される感覚の大きさとの対応がわかる。 (「どのくらい多いか」という加算的な感覚の次元であれば、どのような刺激でも適用可能ということ。 「どんな種類か」というような置換的な次元では可能ではない。) ○詳しい実験例は音響実験Ⅱの実験書参照。 →[[次のキーワードに進む>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/31.html]]

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