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<解答1> 児玉 [Gestalt Principle] ・聴覚におけるゲシタルト原理 我われ人間は、耳に入ってくる複数の音を混同せずに別々のものとして知覚するが、これは音をいくつかの単位・まとまり(音脈・音事象)として捉えるからであり、ゲシタルト原理とはこのときに働く原理のことをという。「近接の原理」・「共通運命の原理」・「よい連続の原理」・「類同の原理」・「調波性の原理」・「時間的規則性の原理」などがある。 「近接の原理」 音事象・音脈の知覚について考えるとき「時間・周波数の座標上でどの 成分とどの成分が知覚的にまとまりやすいか」が問題となるが、座標上 で近くにある成分同士は知覚的に結びつきやすい。これを近接の原理と いう。 「共通運命の原理」 また、同時に始まったり終わったりする成分や、同時に同じような変化(例えば、周波数変調・振幅変調など)を示す成分同士も結びつきやすい。 「よい連続の原理」 さらに、定常的な音が、突然の雑音によって一時的にマスクされても、一つながりのものとして知覚される。 「類同の原理」 また、音のスペクトルや時間包絡が似ている音同士も一つの音脈として知覚される。 「調波性の原理」 倍音構造に並んだ周波数成分がひとまとまりに知覚されやすい(聴覚特有)。 「時間的規則性の原理」 時間的に規則正しく発生する事象がひとつながりにまとまって知覚されやすい。 →[[音脈>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/23.html]] →[[次のキーワードに進む>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/26.html]] ・ゲシタルト原理(一般) kohler(1969)は、知覚がゲシタルト原理に従うことの説明に「我々の持つ知覚印象は、構造の上で脳内の物理過程に対応しており、物理過程には単純な形や、規則的な形が安定して現れやすいことから、我々の知覚系も、単純な形や、規則的な形を捉えやすい」(心理物理同型説)との考えをとっている。 ... under constructing ... ----
<解答1> 児玉 [Gestalt Principle] ・聴覚におけるゲシタルト原理 我われ人間は、耳に入ってくる複数の音を混同せずに別々のものとして知覚するが、これは音をいくつかの単位・まとまり(音脈・音事象)として捉えるからであり、ゲシタルト原理とはこのときに働く原理のことをという。「近接の原理」・「共通運命の原理」・「よい連続の原理」・「類同の原理」・「調波性の原理」・「時間的規則性の原理」などがある。 「近接の原理」 音事象・音脈の知覚について考えるとき「時間・周波数の座標上でどの 成分とどの成分が知覚的にまとまりやすいか」が問題となるが、座標上 で近くにある成分同士は知覚的に結びつきやすい。これを近接の原理と いう。 「共通運命の原理」 また、同時に始まったり終わったりする成分や、同時に同じような変化(例えば、周波数変調・振幅変調など)を示す成分同士も結びつきやすい。 「よい連続の原理」 さらに、定常的な音が、突然の雑音によって一時的にマスクされても、一つながりのものとして知覚される。 「類同の原理」 また、音のスペクトルや時間包絡が似ている音同士も一つの音脈として知覚される。 「調波性の原理」 倍音構造に並んだ周波数成分がひとまとまりに知覚されやすい(聴覚特有)。 「時間的規則性の原理」 時間的に規則正しく発生する事象がひとつながりにまとまって知覚されやすい。 →[[音脈>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/23.html]] →[[次のキーワードに進む>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/26.html]] ----

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