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<p>・モノディー monody[英]</p> <p>  16世紀終わりのフィレンツェにおいて、それ以前の声楽的ポリフォニーのあり方への反抗としてはじめて提唱された独唱形態である。歌詞の言葉の意味をはっきりと表現し、また聞き取りたいという知識人の要求から、それまでの伝統を音楽的間違いとし、独唱、または少ない人数の重唱に伴奏楽器を伴う音楽が生まれ、これがモノディーである。レチタティーヴォ的または、アリア的なソロの声部と、<u>通奏低音</u>の伴奏を有する。17世紀末頃には、モノディーは<u>レチタティーヴォ的</u>、<u>アリア的</u>とはっきりと分かれる。<br>  また、広義には単声歌または、単声音楽を意味する。モノフォニーあるいは和声伴奏をともなった単一旋律の音楽様式という意味でのホモフォニーと同義に用いられることさえある。</p> <p> ※通奏低音:鍵盤楽器奏者が与えられた低音の上に即興で和音を伴いながら、伴奏声部を完成させる方法。および、その低音部を指す。</p> <p><br> ・アリアとレチタティーヴォ aria[伊] air[英・仏] recitativo[伊] recitative[英]</p> <p>  アリアは語られる内容を主として、オペラ等では主人公の心情を旋律に乗せて、情緒的に歌い上げてゆくのに対し、レチタティーヴォにおいては主人公が自己の感情を歌うということはなく、あくまで、その時の主人公の置かれた状況を説明や、ストーリーの展開を説明する時に用いられる。<a href="http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/129.html">→次のキーワードに進む</a></p>
<p>・モノディー monody[英]</p> <p>  16世紀終わりのフィレンツェにおいて、それ以前の声楽的ポリフォニーのあり方への反抗としてはじめて提唱された独唱形態である。歌詞の言葉の意味をはっきりと表現し、また聞き取りたいという知識人の要求から、それまでの伝統を音楽的間違いとし、独唱、または少ない人数の重唱に伴奏楽器を伴う音楽が生まれ、これがモノディーである。レチタティーヴォ的または、アリア的なソロの声部と、<u>通奏低音</u>の伴奏を有する。17世紀末頃には、モノディーは<u>レチタティーヴォ的</u>、<u>アリア的</u>とはっきりと分かれる。<br>  また、広義には単声歌または、単声音楽を意味する。モノフォニーあるいは和声伴奏をともなった単一旋律の音楽様式という意味でのホモフォニーと同義に用いられることさえある。</p> <p> ※通奏低音:鍵盤楽器奏者が与えられた低音の上に即興で和音を伴いながら、伴奏声部を完成させる方法。および、その低音部を指す。</p> <p><br> ・アリアとレチタティーヴォ aria[伊] air[英・仏] recitativo[伊] recitative[英]</p> <p>  アリアは語られる内容を主として、オペラ等では主人公の心情を旋律に乗せて、情緒的に歌い上げてゆくのに対し、レチタティーヴォにおいては主人公が自己の感情を歌うということはなく、あくまで、その時の主人公の置かれた状況を説明や、ストーリーの展開を説明する時に用いられる。</p> <p><a href= "http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/129.html">→次のキーワードに進む</a></p>

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