「31.減衰振動」(2005/12/26 (月) 15:22:44) の最新版変更点
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*減衰振動
実際のシステムにおいては振動を止めるように働く力が存在する。(例:摩擦による抵抗力)
この力は質量が動いている限り質量に作用し、振動を減衰させようとする。
この抵抗力(Fd)は運動方向とは逆向きに働き、運動の早さに比例して大きくなると考えられる。よって
Fd = -b*(dx/dt) * 変位をxとする
* bは抵抗係数
上記のFdを用いて減衰振動系の運動方程式を表し、変位xを求める。 *「音響理論演習1」(P22-23)参照
減衰振動においての最大のポイントは減衰定数の大小による3つのパターンである。
減衰定数:γ は
γ = b/m * b:抵抗係数 , m:質量
と定義される。3つのパターンとは、
(Ⅰ) γ < 2ωo :弱い減衰 (Ⅱ) γ > 2ωo :強い減衰 (Ⅲ) γ = 2ωo :臨界減衰
のことで、それぞれ減衰の様子が異なる。 *各々の解法は「音響理論演習1」(P23-32)参照のこと
特に臨界減衰において振幅は最も早く減衰するので、振動システムの設計においてはこのような状態にならないように
抵抗を調節する必要がある。
(補足) 減衰振動におけるQ値について理解しておくと良いと思われる。
(「音響理論演習1」のP27参照)
→[[次のキーワードに進む>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/112.html]]
*減衰振動
実際のシステムにおいては振動を止めるように働く力が存在する。(例:摩擦による抵抗力)
この力は質量が動いている限り質量に作用し、振動を減衰させようとする。
この抵抗力(Fd)は運動方向とは逆向きに働き、運動の早さに比例して大きくなると考えられる。よって
Fd = -b*(dx/dt) * 変位をxとする
* bは抵抗係数
上記のFdを用いて減衰振動系の運動方程式を表し、変位xを求める。 *「音響理論演習1」(P22-23)参照
減衰振動においての最大のポイントは減衰定数の大小による3つのパターンである。
減衰定数:γ は
γ = b/m * b:抵抗係数 , m:質量
と定義される。3つのパターンとは、
(Ⅰ) γ < 2ωo :弱い減衰 (Ⅱ) γ > 2ωo :強い減衰 (Ⅲ) γ = 2ωo :臨界減衰
のことで、それぞれ減衰の様子が異なる。 *各々の解法は「音響理論演習1」(P23-32)参照のこと
特に臨界減衰において振幅は最も早く減衰するので、振動システムの設計においてはこのような状態にならないように
抵抗を調節する必要がある。
(補足) 減衰振動におけるQ値について理解しておくと良いと思われる。
(「音響理論演習1」のP27参照)
→[[次のキーワードに進む>http://www7.atwiki.jp/05ad3/pages/119.html]]
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