真央へ

この手紙をもって、フィギュア選手としての最後の仕事とする。
まず、私の醜態を解明するために、城田強化部長にポイント計算をお願いしたい。
以下に、オリンピック演技についての愚見を述べる。

高得点を狙う際、第一選択はあくまで四回転であるという考えは今も変わらない。
しかしながら、現実には私自身の場合がそうであるように、
三回転さえまともに飛べず、転倒しまくる症例がしばしば見受けられる。
その場合は、スポンサーの金の力が必要となるが、残念ながら日本国内以外では通用しない。
これからの日本フィギュアの飛躍は、八百長判定に頼らない演技の発展にかかっている。

私は、君がその一翼を担える数少ない選手であると信じている。
能力を持った者には、それを正しく行使する責務がある。
君には四回転ジャンプの発展に挑んでもらいたい。

遠くない未来に、スポンサーの圧力による選手選考が、この世から無くなることを信じている。
ひいては、私のオリンピックでの醜態を、君の研究材料の一石として役立てて欲しい。
『醜態は生ける師なり』

なお、自らフィギュアの第一線にある者が、ハッタリで「四回転飛ぶ」といい続け
視聴者を騙し続けたことを、心より恥じる。

安藤美姫

|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|
テンプレ

2011-01-04

2008-06-17

2008-03-31

2007-12-15

2007-12-11

2007-07-14

2007-07-13

2007-03-02

2006-06-07

2006-04-22

2006-03-25

2006-03-09

2006-02-24

2006-02-19

2006-02-12

2006-02-10