製品情報
XBOX360版 |
PS3版 |
PC版 |
ジャンル | スポーツ / スノーボード | |
対応機種 | XBOX360, PS3, Wii , PC ,PSP, NDS | |
発売元 | Ubisoft | |
開発元 | Ubisoft Montreal | |
開発エンジン | Scimitar Engine | |
プレイ人数 | オンライン 1~16人 | |
発売日 | Xbox 360, PS3 | 2008年11月17日(海外) |
PS3 | 2009年2月5日(国内) | |
PC | 2008年12月12日 | |
公式サイト | Shaun White Snowboarding |
海外レビュー
▼ Teamxbox 7.8/10
Shaun White Snowboardingは、最高のスノーボード・ゲームでもなければ、最悪でもない。最高に楽しい瞬間は、時として正確でない操作性や楽しさを吸い取るストーリー・キャンペーンによって妨げられる。それでも、このジャンルが盛り上がりに欠けている現状を考えれば、エクストリーム・スポーツ・ゲーム好きなら、詳細に描かれた風景の中を滑り降り、自分のルートを開拓するのをそこそこ楽しめるだろう。だが、メインのストーリー・ミッションよりも、好き放題するのにハマっても驚かない事だ。勿論、このジャンルにはコイン収集ミッションだけが欠けていると、君が常々感じていたのなら話は別だが。
Shaun White Snowboardingは、最高のスノーボード・ゲームでもなければ、最悪でもない。最高に楽しい瞬間は、時として正確でない操作性や楽しさを吸い取るストーリー・キャンペーンによって妨げられる。それでも、このジャンルが盛り上がりに欠けている現状を考えれば、エクストリーム・スポーツ・ゲーム好きなら、詳細に描かれた風景の中を滑り降り、自分のルートを開拓するのをそこそこ楽しめるだろう。だが、メインのストーリー・ミッションよりも、好き放題するのにハマっても驚かない事だ。勿論、このジャンルにはコイン収集ミッションだけが欠けていると、君が常々感じていたのなら話は別だが。
▼ IGN 7.8/10
Shaun White Snowboardingはムラのあるゲームだ。それでも、私は様々な山を友人と滑り降りるのを楽しんだ。本作が新たなAmpedか1080になると願っているなら、期待を低くした方が良い。Shaun White Snowboardingは、最初はそういった感じを受けるが、途中から方向性を見失い、別のゲームに成り下がる。確かに過去にはもっと優れたスノーボード・ゲームが存在したが、どれもXbox 360では出ていない。その理由だけで、マルチプレーで楽しみたい者や山で数時間過ごしたいと思っている物は、Shaun White Snowboardingを試すべきだ。
Shaun White Snowboardingはムラのあるゲームだ。それでも、私は様々な山を友人と滑り降りるのを楽しんだ。本作が新たなAmpedか1080になると願っているなら、期待を低くした方が良い。Shaun White Snowboardingは、最初はそういった感じを受けるが、途中から方向性を見失い、別のゲームに成り下がる。確かに過去にはもっと優れたスノーボード・ゲームが存在したが、どれもXbox 360では出ていない。その理由だけで、マルチプレーで楽しみたい者や山で数時間過ごしたいと思っている物は、Shaun White Snowboardingを試すべきだ。
▼ GameSpot 5.0/10
Shaun White Snowboardingは、リアルなシミュレーターか、ぶっ飛んだアーケード・スタイルのゲームか、焦点を絞れなかったせいで、ムラのある今ひとつのゲームになってしまった。長々と探索を強いられるのは殆どスノーボードと関係が無いし、明らかに場違いで耐えがたい。だが、純粋なスノーボード・ゲームとしても、本作は物足りない。1人、もしくは友人とトリックを繰り返すのも最初は面白いが、深みがないせいで興味は長続きしないだろう。Shaun White Snowboardingは、まるで雪玉を冷凍庫に入れて夏まで取っておくような感じだ。良いアイディアに思えるが、決して上手く行かないのだ。
Shaun White Snowboardingは、リアルなシミュレーターか、ぶっ飛んだアーケード・スタイルのゲームか、焦点を絞れなかったせいで、ムラのある今ひとつのゲームになってしまった。長々と探索を強いられるのは殆どスノーボードと関係が無いし、明らかに場違いで耐えがたい。だが、純粋なスノーボード・ゲームとしても、本作は物足りない。1人、もしくは友人とトリックを繰り返すのも最初は面白いが、深みがないせいで興味は長続きしないだろう。Shaun White Snowboardingは、まるで雪玉を冷凍庫に入れて夏まで取っておくような感じだ。良いアイディアに思えるが、決して上手く行かないのだ。
プレイ内容について
Shaun Whiteは、プレーヤーを雪の上へといざなおうとしている。スノーボードのスターが、Shaun White Snowboardingのリリースでビデオゲーム業界に殴り込みをかけてきたのだ。完全にオープンな山と、シングルプレーからマルチプレーへのシームレスな移行をフィーチャーし、Ampedシリーズのかつての栄光を受け継いでいるようだ。アクション・スポーツ・ライブラリーへの歓迎すべき新作と言える。
欧州の山脈ステージの頂上からスタートした私は、Shaun White Snowboardingの操作をマスターするのがどれほど難しいのかを試す事にした。1080やAmpedのようなリアルなスノーボード・ゲームである本作に、最初は少し圧倒されてしまうかもしれないが、完璧にマスターした人間として言わせて貰うと、このゲームは実に手軽なゲームだ。
操作は実にシンプル。右トリガーを押し込んでジャンプに備え、放せばエアを決めて左トリガーでグラブをする事が出来る。左右のスティックで、ボードを回転させたり、様々なグラブをしたり出来る。それだけでいいのだ。着地は実に寛容で、転ぶとぺナルティーが課せられるのだが、転ぶ者はそれほどいないだろう。転びさえしなければ、ポイントを稼ぎ続ける事が可能だ。一度でも転んでしまうと、その瞬間にそのセッションは終了となる。セッションとは、トリック・ラインの事を指すのだ。クレバスにさえ落ちなければ、すぐに起き上がって次のセッションがスタートするのだ。
山の一番高い地点からは、とんでもないエアを決める事が可能だ。そこそこの腕があれば、クレバスを飛び越えたり、崖をバク転したり、グラブを決めまくったり出来るはずだ。そして、雪崩を乗りこなす事も可能だ。少し派手に滑りまくれば、雪崩を引き起こす事が出来、すぐに山を降りて惨事を避けるか、雪崩を乗りこなして名を上げるかはプレーヤー次第だ。
山は巨大だ。頂上から麓までの道筋は無数にあり、パーフェクトなラインを練習したり、エアを決めるスポットを探したり出来る。
頂上から麓まで滑り降りるのは、結構な時間がかかる。一度も転ばなくても、10分間ほどかけて様々なトリックを決める余裕があるだろう。3種類のロケーション(ピーク、バックカントリー、パーク)を滑る際の感覚的な違いは明白だ。パークでは雪が硬めで、人間や人工物も数多く存在する。ここでは、グラインドの腕を見せ付ける事が出来るのだ。何かに飛び乗れば、自動的にグラインドが発動。バランス・メーターが存在するが、よりポイントを稼ぐためにトリックを決める事も出来る。
ただ山を滑り降りるだけで何時間も余裕で過ごしていられるが、多くのチャレンジも存在する。このゲームは常にオンライン状態なので、プレーヤーは常にフレンドや赤の他人と一緒の山にいるのだ。自由に滑ってもいいし、マルチプレー・チャレンジに参加しても良いし、シングルプレー・チャレンジに挑戦しても良い。チャレンジには、ベスト・ランを叩き出したり、ダウンヒル・スラロームを滑走したりといったものがある。チャレンジを終えると、フレンドらが思い思いに楽しんでいる山へと自動的に戻される。実にクールだ。
では、何故チャレンジをやるのか?勿論、名を上げるためだ。リスクを冒す事で名を上げていくのだ。ビッグ・エアを決めたり、雪崩を乗りこなしたり、ラスベガスで寿司を食べたり。リスクを冒して、評判を上げていくのだ。そうすれば、アクセサリーやチャレンジを解除していく事が出来る。アクセサリーは豊富だ。250種類のジャケットが存在し、他にも10以上の種類のアイテムが存在する。最高の服装に身を包んでいるため、大物ボーダーは一目瞭然だ。これらは、他のゲーマーからのリスペクトを得るステータス・シンボルなのだ。少なくとも、そういう考えだ。
Shaun White Snowboardingは、順調に最高のアクション・スポーツ・ゲームへと近づいているようだ。だが、少し簡単すぎるのではないか、という懸念はある。数分プレーしただけで、滅茶苦茶上手くなってしまったくらいだ。着地があまりに適当でも大丈夫なのが原因だろう。Ubisoftがこのゲームを幅広い層に受け入れられるものにしようとしているのは分かるが、あまりに簡単過ぎては薄いゲームになってしまう。勿論、発売日までに手を加える時間はたっぷりとある。Ubisoftが難易度をもう少し上げて、着地が成功したかどうかという判定を一貫したものにしてくれるよう願おう。そうすれば、過去のスノーボード・ゲームのファンたちも、Shaun White Snowboardingに満足するだろう。
マルチプレイについて
ゲーム全体が常にオンライン
Shaun White Snowboardingは、Ampedシリーズを彷彿とさせるかもしれない。ゲーム全体が常にオンラインとなっており(オフラインでのプレーも可能)、山には常時16人から32人までのプレーヤーが参加可能だという。全てのボーダーが、常に山にいるのだ。自由に滑って楽しみ、マルチプレー・モードに飛び込んだり、シングルプレーのチャレンジに挑戦したりする事が出来るのだ。チャレンジをクリアすると、自動的に皆がいる山頂へと戻される。
EAのSSXシリーズのようなぶっ飛んだアクションではなく、Shaun White Snowboardingはリアリズムを追求している。Ubisoftの目標は、スノーボードの感覚をゲーマーに伝え、実際にボードを手に取って最寄の雪山に向かわせる事なのだ。Shaun White SnowboardingはAssassin’s Creedのエンジンを使用しており、これはゲームプレーを考えると一目でそれと分かるようなものではないが、広大な環境と素晴らしいグラフィック、最高のアニメーションを期待出来るだろう。
Shaun White Snowboardingは、重力と摩擦が大きな役割を果たす物理ベースのゲームとなっている。ボードの選択が、パフォーマンスに大きく影響してくるのだ。雪自体も大きな役割を担っていて、パウダー・スノーの場合は、スピードも落ちターンも大きくなる。実際にプレーするとその違いは一目瞭然で、その目的によってコースを決定する事が求められるのだ。ボードによっては雪質によってパフォーマンスが異なるので、パウダー・スノーが砂を滑るような感じになるとは思わない方が良いだろう。
ゲーム中の動きは全て、モーション・キャプチャーにてShaun Whiteが実際に繰り出したものだ。スター・パワーを駆使してトリックを繋げまくるといった類のゲームではない。もっとゆっくりとしたペースの、スキルが求められるゲームになっている。
ギアによってスタッツが上がるといった要素も期待しない方が良い。ギアはあくまでシンボルで、自分のキャラクターにユニークな見た目を与えるだけでなく、ゲームの進行具合を示すものとなっている。非常に多くのギアが登場する。Ubisoftはまだ契約を調整中ではあるが、Shaun WhiteのBurtonコレクションや数十のメジャーなスポンサーが収録されると思われる。数時間もゲームをプレーすれば、友人とは全く違ったルックスになっているだろう。
ステージについて
4つの山を収録
Shaun White Snowboardingには、アラスカやパーク・シティ、日本など全部で4つの山が収録されている。それぞれの山には、ピーク、バックカントリー、パーク(もしくはリゾート)、という3つのロケーションが登場。それぞれのロケーションには全く異なったチャレンジが用意され、ボードの使い方にも変化が求められる。山頂では、ビッグエアを繰り出し、峡谷のヘリをスライドし、スピードを上げる事が全てなのだ。
バックカントリーは木々で満ちている。山頂からはバックカントリーを一望する事が出来るのだが、無数の木々がレンダリングされている様子を見る事が出来るのだ。ここでは、素早く方向を変えて無数の障害物を避けなければならない。腕の立つ者なら、ジャンプの最中に足を上げて障害物を避けるだろう。パーク、もしくはリゾートでは、多くの一般客と出会う事が出来る。キャビンやベンチがあり、時には雪男も登場するかも?
今回のデモでUbisoftは、アラスカの山頂だけを見せてくれた。コースを何度か滑り降りるところを見ると、山が完全に開かれている様子が見て取れた。良いジャンプ地点を発見し、エアを稼ぐ新たな方法を見つけ出し、トリックを磨くのだ。4種類のグラブがあるが、我々は基本的なものだけしか見る事が出来なかった。空中でのトリックには右スティックを、グラブにはトリガーを使用する。現実世界では大事故に繋がりそうな凄まじい着地なども披露されたが、リアリズムは失われていない。
楽しみ方
山をのんびり滑る魅力
トリックを繋げて行くと複数のメーターが上がっていくので、ただ滑り降りるのではなく、どんどんジャンプを繋げて行こう。とはいえ、Shaun White Snowboardingの魅力の一部は、リラックスしてただ山をのんびり滑る事にあるという点は否定出来ないだろう。探索すれば、何らかの隠しアイテムも発見出来るかもしれない。嬉しい事に、山の各所にはチェックポイントが存在し、そこまでテレポートする事が可能なので、毎回山頂からスタートしなくても良いのだ。更に、特定の場所ではボードから降りてある事も可能になっていて、その理由もあるのだが、Ubisoftはその理由を明かしてはくれなかった。
Shaun White Snowboardingで最も目を見張る要素は、ダイナミック・カメラだ。ゲームには、状況によって自動的に切り替わる複数のカメラ・アングルが用意されている。例えば、前方にクレバスがある場合、通常の近い距離からの3人称視点では、地形によってはクレバスが見えない事もあるので、そういった時にはカメラがゆっくりと引いていき、クレバスが見えるようになっている。大きなエアを繰り出すとシネマティック・カメラがオンになり、自分が作成したキャラクターの渋い姿を見る事が出来る。更に、1人称視点も用意されている。
マルチプレーに関しては現時点ではまだ謎に包まれているが、友人とのセッションを録画してオンライン上でシェア出来るようになるとの事だ。スノーボーダーのコミュニティを築き上げる事が、Shaun White Snowboardingの目標の1つでもある。
Amped 2、1080のファンとして、こうしたタイプのゲームは正に我々の好みだ。Shaun White Snowboardingは、決してエクストリーム・スポーツ・ゲームではない。鼻に付くわざとらしさが一切無いのだ。驚くべき事に、これは非常に落ち着いたゲームになっており、骨折する心配をせずにスノーボードの衝撃を味わう事が出来るのだ。
動画など
日本語字幕付き動画 - Shaun White Snowboarding 開発日記 マルチプレー
360 Games Zone
gametrailers.com
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