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「よみかたは“まじん”じゃなかった気がする」「メガネをかけてた気がする」「コラムニストっぽい人だったかも」程度の認識で、なんとなく手に取った「リモコン症候群(シンドローム)」(泉麻人)。いい機会なので、ちょっと泉さんについて調べてみることにします。
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「よみかたは“まじん”じゃなかった気がする」「メガネをかけてた気がする」「コラムニストっぽい人だったかも」程度の認識で、なんとなく手に取った「リモコン症候群(シンドローム)」(泉麻人)。いい機会なので、ちょっと泉さんについて調べてみることにします。
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…ふむ。(メガネはかけていなかったみたいです)
すっきりしたところで感想に移ります。
本書は、「蚊帳」「ストーブ」「コインランドリー」などの約50本のテーマについて、各4ページ程度で 思い出や雑感などが綴られているエッセイ集です。どちらかというと、「○○についての考えを綴っている」というより、「○○に関する思い出を綴っている」という感じのものが多いかな。
各テーマが時系列に配置されているので(1本目が「目医者 1964年4歳」、2本目が「三色弁当 1965年5歳」…)、「エッセイ」と「私小説」を兼ね備えたような作品となっています。(あとがきによると、フィクションとノンフィクションが混ざっているとのことです。)
各テーマが時系列に配置されているので(1本目が「目医者 1964年4歳」、2本目が「三色弁当 1965年5歳」…)、「エッセイ」と「私小説」を兼ね備えたような作品となっています。(あとがきによると、フィクションとノンフィクションが混ざっているとのことです。)
序盤から中盤くらいまで(10代後半頃まで)のものは、その時感じていたことを そのまま記しているような語り口で、変に教訓的ではないところが、読んでいて心地よいなぁ、と。「あの頃は良かった/愚かだった」でも「○○とは得てして××みたいなものである」でもなくて、「鰻重ではなく三色弁当の、いろんな具をまんべんなく食べ進めていきたい心理」や「目医者の電柱広告が不気味で苦手だった」などが ある意味淡々と(だけどドキドキやワクワク混じりで)綴られていく、という…。ただ、それゆえに空中分解気味な、オチがないことによる据わりの悪さを感じてしまったテーマのものもあって、その辺りはちょっと残念です。
そんなこんなで、共感したり ニヤニヤしたりしながら、面白く読み進めていたのですが…終盤(20代半ば)にさしかかった頃から、思考がなんだか重く息苦しくなってきて。社会に出るということを 後ろ向きにしか捉えていなかったり、女性に対しても 妙にだらしがなく 面倒くさそうだったり、総じて主人公が楽しそうじゃない。これがまた30代40代までいけば 余裕が出てくるのかもしれないけれど、本書は20代後半、(彼にとっての)暗黒期のまま終わってしまった感じで、後味がイマイチよろしくない…。
1巡目ということで、軽めな本をチョイスしたのですが…次走者・なりたさんには、1回目からいきなり上級者クラスの「む」なんてバトンが。あわわ。よ、よろしくお願いします。
- (コメント欄があるのに今気づきました)
20代後半の後ろ向きな思考、興味ありますねえ。
まあ、実際に読んだら、いや…いい…っていうかもしれませんが。 -- なりた (2006-01-21 23:58:27)