よくわかる劣化の変遷
左からサファイア4(09/09)、モンスター1(07/12)、ピッチ7(05/04)

オマケ これしか描けんのか

このサイトに初めて訪れた皆様へ

「一体『リメイク』の何が問題なのか?」
「たかが1コミック誌が過去の作品を利用するだけじゃないか」
「商業活動の一環なんだから、文句付けるのは筋違い」

という前に、ネットで有料配信中の動画(リボンの騎士 - goo アニメ)や、
動画投稿サイトで『リボンの騎士』を見てください。

リボンの騎士:41年ぶり復活 手塚治虫の名作マンガ、4月から「なかよし」で

左:手塚治虫氏の『リボンの騎士』
右:現在、物議を醸しているリメイク版『サファイア リボンの騎士』

 故手塚治虫さんのマンガ「リボンの騎士」が、4月3日に発売の月刊マンガ誌「なかよし」5月号(講談社)で、41年ぶりにリメークされることが明らかになった。手塚さんの原作で、アニメ「もやしもん」「ヤッターマン」などを手掛ける高橋ナツコさんがシナリオ、マンガ「ぴちぴちピッチ」の花森ぴんくさんが作画を担当する。

 「リボンの騎士」は、王子として育てられた王女サファイアが、権力争いに巻き込まれて塔に幽閉されるが、天使・チンクらの協力で脱出、男装の「リボンの騎士」となって悪をこらしめるという少女マンガで、手塚さんが宝塚歌劇を見て発想したという。1953年に雑誌「少女クラブ」で連載が始まり、63年から「なかよし」で連載。67年にはアニメ化された。再放送などで幅広い世代に親しまれ、06年にも「モーニング娘。」主演でミュージカルも制作されている。

 リメーク版は、「サファイア リボンの騎士」のタイトルで、絵柄も大きく変わり、ヒロインのサファイアと王子フランツの恋物語が描かれるという。
転載元URL:
http://mainichi.jp/enta/mantan/manga/archive/news/2008/03/20080304mog00m200009000c.html
ミラー:http://www7.atwiki.jp/sapphire-ribbon/pub/mantan-20080304.htm


愛よりも、金ですか?

今回問題になっているのは「リメイクすること」でも「絵柄の変化」でもない。第一に原作丸無視の設定、第二に花森氏の画力の稚拙さと作画に対するおざなりな姿勢、第三にそれらを容認した講談社、および手塚プロダクションの原作に対する敬意の欠如である。しかも高橋ナツコ氏がシナリオライターとして参加している時点で、最初からアニメ化が折り込み済みの可能性も高い。アニメ化・グッズ化で甘い汁を吸うのが目的、との憶測も飛び交っているが、果たして…?

※既に、『改悪されたアニメ』という前例として、新谷かおる氏の名作『エリア88』が、テレビ朝日(反戦・反米)、エイベックス(新人歌手売り込み)・アニマックス(チャンネルの話題づくり)という最悪タッグで、半島ポスプロに作画を丸投げして造られ放送された『前科』が存在する。
原作の設定が殆ど無視され、類似キャラがオリジナルと入れ替えられ、OPが(視聴者経由でマスコミに叩かれるまで)『不適切な有害映像効果』を差し込まれ、「半島ポスプロがアニメ造りの勉強のために放送されたのでは?」ともとれかねない内容に、2チャンネルでも怨嗟の渦巻くスレが建ち続けた…。


リメイクって言わないだろ、これ。 ~『サファイア リボンの騎士』の設定~

確定情報?
  • 舞台は現代の日本
  • 主人公は14歳の誕生日を控えたフツーの女子中学生
  • 男と女の心を持つとの設定はない
  • クラスメイトに憧れの男子がいて、それが過去から来たフランツっぽい
  • どうやら主人公は魔法の力で「リボンの騎士」に変身するっぽい
  • 敵は不明だが、これも過去がらみっぽい
  • 仲間の「リボンの騎士団」が出てくるらしい
ネタ?
  • チンクがロデムのように変身する
  • それも少年戦士(ロデム)天馬(ロプロス)イルカ(ポセイドン)のパターンがある
  • 時空を超えて敵と戦うらしい
フツーの女子中学生だったのに
14歳の誕生日の直前に
つぎつぎとヘンなことが起こりはじめて…。
わたし、どーなっちゃうの~!?
との煽りが書かれている。
最終更新:2009年09月01日 11:44