榊版に登場する装備や兵器の一覧です。


■兵器■

<車両>

戦車は燃料を大量消費する為、燃費という言葉がナンセンス
視界が限られている為、周囲の警戒は車長自らの視認が最も有効
無線連絡は車長が兼ねるのが通常 車内は空気が悪く、キャタピラ音が騒々しい
戦闘車両の四割は樺山重工

可憐な乙女が四日も五日も風呂にも入らず戦車に閉じ篭ってるなんて非人道的?

MTCT-520 B式戦域集中指揮車(戦闘指揮車)

装輪式戦車と同じシャシーを使用し、戦車二個小隊(8両)を指揮。
装輪6輪の内前後4つが可動式。路上最高時速105km。
機体上面に大型無線アンテナ、25mm機関砲開放回転砲塔、外部スピーカ。
指揮官、オペレーター×2、運転手、機関銃手兼見張りの5名が搭乗し、
情報処理用の霊子計算機で情報を処理。生産数72機。

5121小隊の物は
リサイクル工場から譲り受けた物を北本金属で整備した特別製。
機銃座には7,7mm連装機銃、シートには九州総軍司令部用と同じ物を使用し、
エンジンも駆動音が大きい。
収納スペースには着替え・歯磨きセット・脱毛剤。

AMTT-519L 士魂号L(装輪式戦車)

熊本防衛の中核。市街戦に特化された6輪の装輪式戦車(本物の士魂号)
大きな車輪の前後4つは可動式。重量38t。総生産数840両。
回転砲塔に120mm砲1門(長砲身型・短砲身型) 床下に6発分の弾薬収納庫。
ガスタービンエンジンを装備し、出力は2000馬力。路上最高時速90km。
エンジン音は多少不景気で、
粗悪な軽油でも動ける様にというのがコンセプト

MMD-001A/B式神号(モコス)

『頑固者』を指す熊本弁「モッコス」から名付けられた、
拠点防御用小型駆逐戦車(突撃砲又は自走砲)
軽ホバー輸送装甲車シャシーを原形に開発から実戦投入迄2ヶ月。
士魂号Lの120mm砲を搭載(砲の旋回は出来ず最大仰角は10°)
最大時速30km(20cm程度の極低空を這う様に走行)  外見は可愛い
拠点防衛に十分な装甲・火力、非常に高い量産性。

砲塔上部の反動吸収装置が砲撃時の衝撃を吸収するが、
支持部分の負担が大きい。

しぶとく生き残り120mm砲を撃ち続け、大破後も盾に。
撤退戦では鈍足さ故弾薬射耗即放棄され、
山口に撤退したものはないと思われる。

六一式戦車

主砲90mmライフル砲。砲塔部に12,7mm機銃、主砲同軸に7,62mm機銃
砲弾は榴弾、徹甲弾、発煙弾等。
弾薬数50発。速射性能は15発/分(カタログスペック)
全幅2,9m(鉄道の狭軌ゲージを考慮)。
車体後部にディーゼルエンジン、前部に変速機。
一台一台が手作り品の様な物で癖があり、クラッチ操作が難しい。
上手くなるには才能と訓練(鈴木)

七四式戦車

主砲105mmライフル砲。砲塔部に12,7mm機銃、主砲同軸に7,62mm機銃。
砲弾は徹甲弾と榴弾。
砲の安定化装置・レーザー測距儀・弾道計算コンピューター・暗視装置を装備。
乗員は車体部分に操縦手、砲塔内部に車長、砲手、装填手の計4名。
流線型の砲塔で車高が低く、車内は狭い。
優秀な油気圧サスペンションにより
車高の上下動・車体全体の前後左右傾斜が可能で、
稜線射撃を容易にし、乗員への負担も軽減。
大ストローク・2サイクルツインターボエンジンの瞬発力で悪路走破性も高い。
通称「登山戦車」。
投光器は赤外線フィルターを外すと夜間1,500m先で読書可能。
水密構造の為2m強の潜水渡河可能。NBC汚染地域では車内を与圧し乗員を防護。
航続距離は約250km。複雑地形に適応すべく設計。

六一式に比べ、広くて揺れが少なく天国(佐藤)

九〇式戦車

主砲120mm滑腔砲。弾種は徹甲弾と榴弾。
砲塔部に12,7mm機銃、主砲同軸に7,62mm機銃。
センサーと連動したデジタル計算装置により正確な走行間射撃。
セラミック系複合装甲と車両の小型化により高防護力。被弾率・視認性も低下。
砲塔左下側に操縦席その右側が予備弾薬庫。
サスペンションは前後傾斜・上下動機能を継承し、効率的に稜線射撃。
急停止した際の制動能力は非常に高い。

七四式よりひとまわり大きいが操縦性はさほど変わらず、
内部は居住性が良く広々。六一式に比べ至れり尽くせり。
ガスタービンエンジンは静粛で振動も微弱(鈴木君大歓喜)
自動装填装置はやや信頼性に欠ける?

対幻獣戦では質より量が求められる事から
北海道に少数配備された後、牧島大佐により生産が打ち切られたが、
量を望めない分質が要求される局地戦において、参加する部隊に配備された。
グラスファイバー片入りパッドで覆われ、スキュラのレーザーを緩和

ナパーム弾

戦車砲弾(焼夷弾)の一種。
ガソリン又はポリスチレン濃化物等の可燃物をジェル状にした物。
点火剤の白燐が空気に触れると800~1000℃の高熱ジェルを撒き散らす。
半島の戦線で広範囲を焦土と化した為、使用には許可が必要。

八九式装甲戦闘車

樺山重工製装軌式兵員輸送車 定員十名 総数約30両   
主砲35mm機関砲、副装備12,7mm機銃(回転砲塔)
防弾ガラス使用銃眼 側面に3、後部ハッチに1 
兵員輸送車のポルシェ(七十四式とほぼ同価格・一個中隊分の軍用トラックを購入可)

本土ではごく限られた舞台にのみ配備され、
二線級部隊の足は依然として民生用を改良した軍用トラック。

九二式歩兵戦闘車

本国使用の装輪式戦闘車。25mm機関砲(弾数75)、対空誘導弾(弾数6)を装備。

九五式対空戦車

熊本戦で空中ユニットに悩まされた経験から、
九二式のシャシーを流用し急遽開発された対空特化型。
突き出した砲座に20mmガトリング砲(弾数90)を装備。
装輪式に比べ小振りで軽快な印象。対地戦闘でも活躍。

七五式自走榴弾砲

155mm榴弾砲と12,7mm機銃を装備する対小型幻獣兵器。射程19km。
架橋戦車
戦車のシャーシに橋梁を乗せ運搬・設置する車両。
主力戦車が通行できる設計。戦車の迅速展開の為に開発。
ハーレーダビッドソン(1600cc)
奪還戦に於いて、橋頭保確保の際、江田島特警より支給されたタフな装備。
制式化されているのはBMWニッポンかカワシマ。
軍用としては排気量・エンジン音が過大だが、
野生の力強さがあり振動も心地よい。
大排気量空冷OHV、V型ツインエンジンによる鼓動と外観に、
多くのファンが魅せられる。
装軌式オートバイ
後輪キャタピラ式の単車 冬から春にかけて重宝
フットペダルの位置が特殊で操作にコツがいるが、
ゴム製キャタピラが凍結路面に対応し雪道を安定走行

多脚型戦車

かの国からのライセンス生産 通称「ゴキブリ」
極限まで車高を低くした流線型の車体
砲塔に120mm滑空砲 上部ハッチに12.7mm機銃
せわしなく動く六本脚は、構造が複雑だが滑らかな挙動
沼地・密林・傾斜地等の不整地走行・地形踏破性に優れ30°強を登坂
畳んだ足をオールとし泥中を移動可(完全防水・通気口完備)

脚を畳み車高を低くして敵を待ち伏せ、狩りの後、湿原へ退去
冬~春の泥濘期に有効 樺山製 高価

<列車>

列車砲『厳島』

敗色濃厚な旧軍が軍港防衛の為に戦艦の40cm砲を転用した大型列車砲。
艦の射撃管制システムとセットになっていた物を、主砲だけ引き抜いた為、
観測システムが無い(火器管制システムは迫撃砲並み)究極の泥縄兵器。
専用レールを開発するも、格納できるトンネルが無く遺棄されていたが、
荒波・岩田が航空榴弾による対空戦型幻獣用兵器として再生させた。

山口防衛戦にて登場し、敵航空戦力に打撃を与えた。
奪還戦にて八幡西区、青森戦では弘前に展開。

凄まじい威力でゾンビヘリに有効だが、誤射の危険大。子供とマニアに大人気? 

装甲列車『曙号』

熊本~広島間を一日一往復する自衛軍直属の装甲列車。
途中駅は福岡・門司・岩国。兵・資材を前線に運搬し、傷病兵等を後送。
戦車並みの装甲、随所に120mmr榴弾砲・12,7mm機銃の砲塔
乗降口付近のレバーを引くと客車の鉄板がスライドし幅50cm程の銃眼。
沿線の敵を撃退する事もしばしば。

装甲列車『宮島』

西部方面軍所属 方面軍司令官専用 
厨房・VIPルーム完備 ゆったりした客車 十両編成
青森戦の際、食堂車を貨車に交換し派遣

装甲列車『マカロフ』

釧路湿原の鉄道軌道上 各部屋にはエアコンが設置され、一等客室の様相
釧路駅操車場にて整備・点検

<航空機>

万能ヘリ「きたかぜ」

兵員輸送から攻撃まで幅広く使用される大型の万能ヘリ。日露共同開発。
上面に二重反転メインローター。尾部ローターなし。
機首に20mmガトリング砲。機体下面のカーゴフックで5t程度の貨物を運搬。
戦車以上に消耗が激しく、補充は後回し。
「きたかぜ1」乗員16名  「きたかぜ1改」乗員25名。
「きたかぜ2(武装型)」人員4名。
  20mm機関砲・7,7mm機関銃・ロケット砲32発・ミサイル8発等。

大型輸送ヘリ

12t積み。二式輸送機に入らない装備を空輸(ヘリボーン)する為に手配された。
ヘリである為、高々度を風圧に抗しつつ飛ぶ事は不得手。

空挺隊員曰く「ハイなスカイダイバーは夢見心地であの世行き」

二式輸送機

アメリカの技術協力を得て国産化した、プロペラ式の大型輸送機。
日本全国で試作機を含め、陸軍に二機、空軍に二機しかない貴重品。
各航空群に分散配備されている。見かけたら柏手を打って拝むべし。

極地用輸送機「白鳥」

小型ジェット輸送機。国内に二機。シートが固く乗り心地は今一つ。
旧ソ・アントノフの機体デザインに最先端ナビシステム搭載。 
機長は一二一でも活躍。生産は川鉄。
地上攻撃機
主な装備は30mm機関砲、燃料気化爆弾。
「税金の無駄遣い」「無駄飯食らい」と散々言われていた空母艦載機。
燃料気化爆弾(サーモバリック爆弾)
燃料を空中散布後着火し爆発、二千五百~三千度の高温を発生
大気バランスを崩し酸欠・一酸化炭素中毒・呼吸困難を引き起こす
加害半径は数百m 航空機・ヘリから投下

大陸にて幻獣戦に対し有効性が認められて以来、クラスター爆弾と並んで使用
対人戦では更に残酷な大量殺戮兵器に
対潜哨戒機(哨戒機)
対潜水艦戦を重視した設計・装備。
領海、排他的経済水域に於いて、
長時間の低速低空飛行を以て情報収集、監視、警戒等。
海洋に面した国家では24時間体制。

<船舶>

戦艦こんごう

「虎の子」の無駄飯食いとしてこの国に唯一隻残り、
横須賀で首都の守りを担う戦艦(海軍の主任務がシーレーン防衛の為)
三六センチ主砲×六門 針鼠の如く装着された対空機関砲、
シャチに最も有効なバルカンファランクス、大量搭載された爆雷
ディーゼルエンジン・隔壁強化 聳える艦橋はバゴダ様式

主砲は20年間換装されずメンテのみだった為、劣化個所多数?

日本海軍初の超弩級巡洋戦艦・金剛型が元と思われる

空母しなの

地上攻撃機搭載。現代的な換装を行った結果、大変な維持費を計上。

空母あかぎ

いわき(DDH)

第二艦隊旗艦 5千t級 対幻獣戦用ヘリ3機搭載 高性能レーダーの塊

はまかぜ

第二艦隊所属 最新の武器管制システムを搭載した新鋭艦
針鼠の様な重武装により海洋型幻獣を寄せ付けない、旗艦の盾

護衛艦『あしがら』

艦尾に大型強襲揚陸艇。哨戒・対海洋型幻獣ヘリ一機。
排水量6000t。第二次大戦時の軽巡洋艦クラス。
ユーラシア戦では沿岸部で活躍。江田島特警と馴染み深い。
護衛艦中心の海軍にあって使い勝手の良い貴重な艦。

艦長はサツマイモ・バナナ常備。

汎用輸送艦『しもきた』

艦尾に新型強襲揚陸艇。
戦車14両、歩兵二個中隊の備品・戦闘車両積載可能。高価。
ホバークラフト揚陸艇
LCACエア・クッション型。軍が20年前から開発を検討するも、
三隻就航後、予算不足の為生産打ち切り。
無人警戒艇
海上保安庁の哨戒艇に近いt数に戦車から流用した120mm砲一門。
船舶・兵員の損失に悩む海軍が「戦時標準船」として量産。
ゆうなみ
40年前の老朽艦。風間少将が初めて乗った艦。
SSMハープーン
海面上を飛翔し、レーダーホーミングで目標をロック後ホップアップ、
上空から目標に突入する対艦ミサイル。
バルカンファランクス
レーダー・管制・電源がセットとなった、機関砲による近接防御兵器。
曳光弾
内蔵された発光体により射手に弾道を示す特殊弾丸。
軌跡が分かる為、射撃中の方向修正が可能。発射位置を推測される事が欠点。

■戦車随伴歩兵用装備■

手榴弾ホルダー

歩兵用標準装備。装弾数6。

工兵用手榴弾

瓦礫・障害物等の爆破に工兵が用いる大型の手榴弾(ラケット型)。
通常の歩兵用の物と比して3倍の殺傷力を持つ。
合田小隊が箱ごと持ち歩いている。

クレイモア(指向性地雷)

対人地雷の一種。60°の範囲で250m以内に、
直径1,2mmのボールベアリングの玉が700個飛び散る。
遠隔操作により時限式としての使用も可能。至近距離の物は跡形もなく四散。

煙幕手榴弾(82式煙幕散布器)

投擲後20秒で約5分間に渡り約80mの光学センサー無効地帯を形成。 

シグ・ザウエル

スイスSIG社P220のライセンス生産品。45口径。集弾性能抜群。
日本人の体格に合わせ装弾数は9。高級軍人にのみ支給。贅沢品。
自衛軍中央情報局員・植村・前園が携帯。

白式拳銃

P226のライセンス生産品。装弾数は13+1。標準品。
複列弾倉の為グリップが大きい。善行が携帯。

アサルトライフル(突撃銃)

5.5mm高速弾使用。バナナマガジン式弾倉  携行弾数40。両手で持って射撃。
重量36kg(現存するアサルトライフルは重量3kg~5kg)

・69式突撃銃 本国仕様小銃。口径5,52mm。装弾数26。97式より高威力。

・97式突撃銃 歩兵用の標準的本国仕様小銃。口径5,5mm、装弾数30。

軽機関銃

・70式軽機関銃 本国仕様サブマシンガン。9,2mm拳銃弾。装弾数90。

・88式軽機関銃 本国仕様サブマシンガン。9,2mm拳銃弾。装弾数120。

・97式軽機関銃 9.2mm拳銃弾。装弾数80。
        前面4重ドラム弾倉式。重量16kg。
        威力は低いが、大量の弾薬を携帯でき、片手射撃が可能。
        トンプソンに似た形態。熊本戦にて使用。

・99式軽機関銃 本国仕様のサブマシンガン。口径9,2mm。装弾数180。
        88式の進化型。来須の副武装の一つ。本田も装備。  

ヘビーマシンガン(94式小隊機関銃)

ガトリングタイプの四連装小隊機関銃。班に1丁装備する歩兵の基幹。通称「肉切り包丁」
口径12,7mm、大きさ200cm×60cm×60cm、重量100kg前後。弾薬700kg以上。

背面アタッチメントにベルト式弾倉を装備し、銃を両手に下げて低位置射撃。
反動で後退してしまう為、通常は三脚等に固定し、銃手と給弾手を配置。
 (単独射撃可能なのは熟練したガンナーのみ)

機銃手には、設置個所を見極め効果的な弾幕を張る技が要求される。
熊本戦以来、橋爪が愛用。若宮の可憐にも4丁装着。ミノタウロス級には不利。

54式機関砲改

砲兵用携帯グレネード兵器。

40mm高射機関砲

北欧製ボフォース40mm機関砲の国産版を改良し、
最新の光学センサー&レーダー併用式照準装置を装備。
仰角90度で9000mまで弾丸打ち上げ可能。
炸裂弾・徹甲弾・榴弾・ナパーム弾使用可。

零式ミサイル(零式直接支援火砲)

歩兵用対地対空ミサイル。中型幻獣用兵器。99式の後継。
装弾数4。射程300m。

99式直接支援火砲

本国仕様歩兵用対地対空ミサイル。対中型幻獣用兵器。装弾数4、射程300m。
故障が多い。

榴弾砲

遠距離の地上目標を攻撃する、砲兵の主要火器
随時移動して使用する野戦砲(曲射砲) 主役は155mm
90発の弾薬を、一門あたり3~4時間で消費

迫撃砲

簡易構造の間接照準支近接援火器。高射角をとる為、大きく湾曲した曲射弾道。
その榴弾は小型幻獣を吹き飛ばし、中型の装甲をごっそり削る。
少人数で運用でき操作も比較的簡便。
機械化の有無により、81mm、120mmの何れかが各中隊に一個小隊配備(×4門)

・81mm迫撃砲 歩兵用携帯型迫撃砲。38kg。射程5600。
       分解して数名で携行可能。

・120mm迫撃砲 車載用重迫撃砲。射程8100。

レーザーライフル(99式熱線砲)

射程6,000m。バッテリー容量30射分。再チャージ迄12秒。
1秒の照射で8cmの装甲板を射抜く。来須の主武器。
激しい反動があり、瀬戸口によると「こいつは人間の武器じゃない」。
千崎も九州戦で使用。

百式熱線砲

レーザーライフルの試作品。重量は軽量サブマシンガンと同程度
リチャージは15秒

レールガン(89式120mm短滑腔砲)

戦車用大口径砲を半分に切った自走砲。
滑腔砲(ライフルがきってない砲)で、安価で砲身寿命が長い。
機関部に機動補助ロケットを装備し、短射程・低命中精度を十分な接近でカバー。
重歩兵砲としてウォードレス歩兵数名で運用。給弾手と指揮官が別に必要。

超硬度カトラス

戦車兵の標準装備。超金属ヒヒイロカネの鍛造製品。
刀身40cmの刃がゆっくりと湾曲。儀礼に用いられる為、金・模造宝石で装飾。
製法は日本刀そのものであり、優秀な使い手なら鉄を紙の様に切り裂く。 

■ウォードレス■

人工筋肉・強化プラスチックで保護された、出撃する全兵士が装備する強化装甲服。
着たきりでは次第に息苦しくなりストレスが溜まる為、休憩時は脱ぐ必要あり。
腐敗せず、水には浮かない。

互尊(KKWD-19)

熊本戦時代、主に戦車兵に用いられた標準的ウォードレス。
殆どが九州撤退までに破壊されたが、本土でも後備の隊に時折見られる。
部品の開発が追い付かず平凡な性能に留まってしまった品で、特徴が無いのが特徴。

久遠(KSWD-26)

熊本戦で使用された女子学兵戦車兵用ウォードレス。
機動性を維持しつつ防御を向上させる為の胸当てが特徴。
装甲は薄いが単純な構成から信頼性も高い。
軽くてフィット感がある為熊本戦からの女子学兵に人気あり。
原・島村・カーミラが愛用。

桜沢着用の"原ブランド"(ぱつぱつで腰の括れが目立ち半ばコスプレ化)は
大幅にチューンされスノーFOXにも負けないらしい。

可憐

熊本戦で絶大な威力を発揮した重ウォードレス。4本の腕に7,62mm機銃を装着可能。
若宮愛用の物は、原の大幅なチューンナップにより12,7mmを装着。

武尊(KKWD-19P)

互尊の改良型であり、本来の姿。人工筋肉を大幅に改良し「空を走る」と謳われた。
来須が愛用。

アーリーFOX

戦車随伴歩兵用標準型ウォードレス。

スノーFOX

冬季戦用ウォードレス

FOXキッド

男女兼用戦車兵用ウォードレス。車内で活動する為、装甲等は最低限。

テンダーFOX

衛生兵用ウォードレス。医療機器及び人工筋肉修理機能を備える。

烈火

20mm機関砲の直撃に耐える戦車並みの装甲と
ブロック塀を粉砕するハンマーパンチを備える、
像が乗っても壊れない重ウォードレス。
動きは鈍くなるが白兵戦に十分に耐え、拠点防御には贅沢過ぎる装備。

■人型戦車■

地形踏破性が高く武器オプション豊富だが的が大きく、
無理したり意地張ったりしたら直ぐにあの世行き
最大の脅威はスキュラのレーザーと零式ミサイル

神経接続を行う為、精神の消耗が激しい。

士魂号

全長8m、体重6.5t。人工筋肉とタンパク燃料で稼働する二足歩行の巨人。
日本の複雑な地形を考慮し、地形踏破性を重視して研究・開発され、
高機動力・多彩なオプション兵器により、
様々なな戦術に対応し高度な三次元戦闘を行う、対幻獣戦争の切り札。
高価で危険だが運用法とスタイルを見付ければ絶大な破壊力を発揮。
戦車と歩兵の長所・短所を同時に取り入れた様な兵器。

パイロットは人型戦車の部品として、三半規管や、反射神経を司る。
コストの高さと整備の複雑さ、稼働率の低さから一般的には欠陥兵器扱い。
制御中枢(ブラックボックス)は最高機密。触れると"事故死"
機動の可否は中枢との遺伝子適正で決まる

配備した時点で隊は芝村閥に分類、ブラックリスト掲載
一体の価格は小さな市の年間予算に匹敵
一個小隊の予算は装輪式戦車十個小隊分

高コスト・低稼働率・整備の複雑さがネックとなり軍は持て余していたが、
善行が事務能力を駆使し予算・人員を確保、小隊発足。

開発責任者はフランソワーズ茜。 腕に特殊塗料による模様あり。

士魂号単座型AMTT-519M(ザ・スピリットオブサムライ)

標準装甲型、軽装甲型、重装甲型に換装可。
任務に応じて装甲から武器・補機類まで一切変える、
人型戦車の優位点を極限まで突き詰めた機体。
重装甲は戦国武者の様な厳めしさ。軽装甲の最高時速は100km。

士魂号複座型AMTT-519MW(ザ・スピリットオブナイト)

正式名称「騎魂号」背中が大きく張り出したシルエット。
砲手兼オペレータを採用しており、
機動力は単座型に劣るが情報処理能力はその10倍を誇る。
最高時速は公称80km。

<突撃仕様>
背中に複数の敵を纏めて攻撃できる対地対空両用のミサイルランチャーを
大量に装備。 

<電子戦仕様>
機動力に劣るが、支援能力に優れ、
ミサイルランチャーの他に無線誘導兵器を無力化するジャマー、
レーザーを無効化するスモーク等の支援装備を持つ。

x
旧世代の遺物 士魂号初期型の更に前身 記録から抹消された為数字を持たない
一戦闘に耐えるのがやっとの脆弱な人工筋肉(脚部スペアを山程用意)
悪夢の様な戦場と暴走する機体の記憶 坂上の"昔馴染み"  
圧倒的な幻獣の海に埋没 全て大陸にて廃棄(機密保持のため射殺)した筈だが

零式栄光号

士魂号(M)の後継機 開発時名称は「X・甲型」 開発元は川鉄(芝村資本)
 (製造工程は大きく異なり、心ある者なら即刻開発を中止する様な開発過程)
白と青を基調とした塗装、腰が締まった逆三角形のフォルム
軽・重・標準装甲・複座型・砲戦仕様(肩にグレネード)
火器管制は士魂号の流用(新火器開発遅延)

肩部の軽装甲化や近接防御兵器の搭載、制御・駆動系・人工筋肉Ver.up等、
様々な改良が施され士魂号を上回っているが、
量産が難しい(一機の予算で戦車中隊が出来る)

切れのある挙動が大好き(速水) やる気満々で優しさが無い(滝川)

零式光輝号

アニメの様な綺麗な逆三角形の機体
「整備性のいい人型戦車を」という前線の要求から
栄光号と共に開発された"量産型"(ロボット)
自動制御を殆ど止めブラックボックスに換え最新型生体コンピュータ搭載
足回りは確りしているが反応速度が遅れ鈍重な印象(近接戦闘は危険)
樺山と四菱の共同開発。価格は栄光号の1/3。

価格で勝負しようとした為、作りがチープ(森) 銀、香車又は歩(荒波)
秘密結社のやられ役ロボ(滝川)

・砲戦仕様 肩にグレネードランチャーを標準装備
      栄光号の仕様の一つをライセンス提供
      遠距離からの狙撃がゾンビヘリ等に有効
      コストパフォーマンスが良く扱いが楽
光焔号
光輝号の重装甲板。栄光号より高価。

TR1神威

西洋の鎧の様な、ずんぐりした重量感ある銀色の合金製装甲を持ち、
敏捷で滑らかな二足歩行を行う巨人。約50km/h。 
栄光号・士魂号よりひとまわり大きく全長は11m。重量は重装甲の2~3倍。

人工筋肉の代わりにロボット工学を応用した駆動機関を使用し、
速度・瞬発力を犠牲にパワフルで頑丈な機体に。
半円形の上部にセンサー
両肩に短砲身グレネード砲 360度回転する頭部に20mm機関砲×2
腹部・脚部脛当てにミサイルハッチ 手にはジャイアントアサルトもどき
上膊の盾が距離500からの105mm徹甲弾を防ぎ、
断熱処理された装甲は燃料気化爆弾を凌ぎ切る。
研ぎ澄まされた爪がデーモンの胴に食い込み、その動きは一番機に匹敵。
戦い方は、豪快にして繊細。

登坂と四足歩行が得意な悪魔 未だ試験段階 樺山製

子供の夢の中から抜け出してきたロボット(桐野) 悪い怪獣映画

■人型戦車用装備■

超硬度大太刀(519番式超硬度小剣)

無粋な短さと太さを持つ、
クロム・ハーヴェイ鋼(5%Cr系超強靭鋼:戦艦の外殻に使用)製の剛剣。
微細振動によって目標を破砕する高周波ブレード。
重さ1tに体重を乗せた一撃は、あらゆる装甲を破って致命傷を負わせる。

一番機は当初六菱重工製を使用していたが戦闘中に破損(粗悪品)
以後(有)北本特殊金属に発注。
予算削減の為、公式には生産中止。

ジャイアントアサルト(519番式突撃小銃)

水冷式の20mmガトリング機関砲。装弾数90発。
弾倉を肩にかつぎ、空薬莢箱を装備。
砲弾は特殊炸薬を用い、町工場の旧式機械に特注。

煙幕弾頭(519番式スモークディスチャージャー)

単発式ソケットを突撃小銃に装着。1,000m先で破裂後、1分煙幕噴射
直径20kmの範囲に約20分間、煙幕を展開。

92mmライフル(519番式92mm主砲)

平面式弾倉を引き鉄の前に装備。装弾数7、射程500~1,000m。
距離500mから傾斜35°の10cm装甲板を打ち抜く。
射撃時の振動が激しい為、撃つ度に疲労が蓄積。

ジャイアントバズーカ(519番式無反動砲)

160mm口径長L40(口径ではない) 折畳式。装弾数1。
弾はHESHと榴弾。前込め式だが時間がかかる為に実質使い捨て。
山口戦以降は、予算削減及び後継機の武装開発の為に生産中止。

ミサイルランチャー(519番式小型ミサイルランチャー)

士魂号複座型最大の武器。対小型幻獣掃討用。炸薬量20kg、射程約3km。
有線誘導式ジャベリンミサイル改
 (対地対空両用スモールミサイルランチャー)を24発発射。

速射型グレネード砲

栄光号砲戦仕様の肩に装着されている物。
速射性能・照準器の性能は素晴らしいが砲身の強度に問題有り。
弾薬は砲戦型特化の為高価で、消費も早い。

N・E・P

時間を遡って敵の存在そのものを否定し消滅させる危険な兵器。
舞が使うと整備が追い付かなくなり滝川は街一つ消し去る為、原は陳情しない。

対空要塞

湯水の様に税金を使った対スキュラ・ゾンビヘリ用陣地
工程短縮された基礎に上部ユニットを接合し建造された
分厚いコンクリートブロック製の四層高円筒状トーチカで、
全周囲に空堀が巡らされており
ミノタウロス・デーモンの突進にもびくともしない

武器弾薬も豊富で、
下層の銃眼からびっしりと突き出された40mm高射機関砲が
群がる中型を薙ぎ倒し、
屋上の120mm高射砲×2がスキュラを狙う

岩国に引き続き、奪還戦に於いても山頂に建造 岩田参謀考案

三十二式貯水槽

幅10m、深さ10~15m、長さ30~50m程の速乾コンクリート製巨大容器
敵の進路上に穴を掘り幾重にも設置
相手が落ち込んだ所に、底に溜まった気化ガソリンが爆発
手前の看板には「危険」「落ちるな」「火気厳禁」
別名「幻獣ホイホイ」 発展型?として「幻獣ホイホイ改」 岩田参謀考案

動物兵器

主に犬の遺伝子を改良したクローン 体躯はサーベルタイガー並
旧ソヴィエト・ロシアにて培養・研究
対幻獣戦では旧式化したが捜索任務には適する 食料は生肉50kg/日

・「鵺」 山岳騎兵が使用する巨大なライオン型。体臭が強い。
    仁川防衛戦の頃迄は活躍していたが生身の兵器の為大損害を受け、
    飼育に手間がかかる事もあり現在は広島に大隊が一つ。

マリオネット

鬼頭研究所からユーラシア戦に大量に送り出された、与えられた映像のみ抹殺するクローン。
精神も心も持たない為、幻獣の思念に反応せず、寿命が尽きるまで戦い続ける。

消耗が激しく技術が特殊でコスト面で合わなかった為、発注は中止され研究所も解散した筈だが、
癌細胞を改造した強力な治癒遺伝子を組み込んだ新機軸が打ち出された模様。

左右二つずつ上下に目、口元の犬歯に人工筋肉腐食毒。2m強の巨漢。動きは直線的。
フェイスガード・ウォードレスを纏い、
サブマシンガン・手榴弾・零式ミサイル・機関砲・迫撃砲・高機動車等で武装。

S&W・M629

重量1.3kg、45口径。銀色のリボルバー。ハンドガンの王者。ハンスが携帯。

コルト・ガバメント

元・アメリカ軍制式拳銃 大型自動拳銃の元祖 山川中将が携帯

ニューナンブM60

1960年に警察庁に採用された回転式拳銃。
S&W・M36の、若干サイズが大きいコピー。完全官給品。
短銃身でサイトも貧弱な為「当たらない」扱いされるが、
狙って撃てば当たるらしい。使いこなすには要訓練。

ワルサーPPK

私服刑事向け小型セミオートマチック拳銃

モシン・ナガン

1891年にロシア帝国の制式小銃として採用されたボルトアクション式小銃。
後、近代化が施され、第二次大戦でも大量生産。威力と命中精度の高い狙撃銃。

ボルトアクションライフル

一昔前の外観。手動でボルトを引き弾を一発づつ弾倉から薬室に送り込む
機構が単純な為信頼性が高くカスタマイズが可能
銃床にファイバーグラス等素材は最新。二脚式(着脱可)
自衛軍の試作品(対人、対テロ戦用)倍率16倍
7,62mm競技用フルメタルジャケット30発付属。300万円。

西合志戦区における将校の狙撃を調査する際、準竜師より来須に送られた品。

特製カトラス

ファイバーグラス製の鞘に収められた大振りな物。
柄に鮫皮が巻かれている。芸術品の領域。

西合志戦区における将校の狙撃を調査する際、準竜師より来須に送られた品。 

冬季戦用作業着
東部方面軍の冬用作業着。つなぎ。表地はゴアテックス、裏地に起毛。 
一着数万円。丈夫で贅沢。山岳用品メーカーが食い込んでいる。
七五式炊飯車
山口戦において市庁舎前にて炊き出しに使用された。



強襲揚陸艦『ペリリュー』

4万t級。レーダー搭載。甲板にヘリ20、艦尾にエアクッション型揚陸艇。

護衛艦『デストロイヤー』

標準的護衛艦。8千トンクラス。

M1E1エイブラムス

120mm搭載型主力戦車の試作機。
主砲同軸砲塔正面右側に7.62mm機関銃。
砲塔上に12.7mm重機関銃
ガスタービンエンジン、高度な射撃統制装置(FCS)を搭載し、命中率が高い。

命名はバルジの戦いの英雄にして開発の功労者、クレイトン・エイブラムス陸軍大将より。

M2A1ブラッドレー

エイブラムス主力戦車と共同作戦を行う為の歩兵戦闘車。
主に機械化歩兵部隊に配備。

全長6.45m、全幅3.2m、全高2.97m、戦闘重量22.7t
路上最高速度:66km/h 路上航続距離483km
乗員3名+歩兵分隊6名搭乗

25mm機関砲×1 25mm徹甲弾・焼夷弾600発
TOW2連装発射機×1 7,62mm機関銃×1 4連装発煙弾発射機×2
TOW IIミサイル、消火システム、NBC排ガスフィルター装備

命名は第二次世界大戦時のヨーロッパ戦線にて活躍した
オマー・N・ブラッドレー元帥より。
TOW(BGM-71)
対戦車有線式光学誘導ミサイル
Tube‐launched, Optically‐tracked, Wire‐guided
チューブ型コンテナより発射

M11

多脚型戦車。北海道に配備されていた物のオリジナル版。性能も準ずると思われる。

早期警戒機P3C

レーダー、ESM、赤外線探知システム、デジタル・コンピュータ、
対潜爆弾、魚雷、対艦大型ミサイル等を装備。
空域の調査は連絡を含めて2~3分。
パワード・スーツ
防弾チョッキの進化形。州兵の後方部隊に配備。

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最終更新:2012年05月20日 11:53