Royal Guard
幕間~シャドウゲイト~
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「おーーほっほっほ。今日こそアナタ方の最期ですよ。そるれんじゃー」
まったく抑揚のない声でおぼちゃんが言う。
「かあああああーーーーっと!!!」
私が第十三位タタリもびっくりするほどの気迫で言うと、おぼちゃんの体はびくっと震えた。
「もう、おぼちゃん。ちゃんとやってよね」
「そんなこと言われても…演技って苦手なんです」
「…はぁ。苦手っていわれもねぇ…大根なのは足だけにしてほしいわ」
とため息をついた。
「……死に急ぎますか、ガズエル」
ぱっぷー。
ちょwwwなんか天使がらっぱふいてるんですけどwww
しかも、なんかおぼちゃんから青オーラ(大)でちゃってるし……高確濃厚ですか?!
「って、ふぇああぁぁ?」
「もう謝っても許しませんよ……」
さっきまで教壇の上にいたのに、いつのまにか近くによってきていた。
やばい…。
ナニガヤバイッテ射程内ナンダヨネ、コレ。
「黄昏よりも昏きもの……」
「しかも竜斬(ドラスレ)!?」
しぬしぬしぬしぬしぬしぬしぬ。
どうやら、おぼちゃんに足のことをいうのは死亡フラグだったようだ。
わたしはこうきしんのだいしょうをいのちでしはらうことになった。
ざんねん! わたしのぼうけんはこれでおわってしまった。