蟲:05/12/10 23:04:28
ID:/UttZGC0
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- ボードの修理に行ってきますた。
元はといえば去年スノボ行った時、ビンディングの止める部分(固いゴム?)が
老朽化により千切れてしまったため。
このボード、10年ぐらい前、まだ日本にスノボが伝わって間もない頃に、
新しい物好き&ボンボンだった親戚の兄ちゃんが、勢いで購入した代物。
当時10万ぐらいしたらしい。 シムス?(よー分からん)ってメーカーの板。
んで5年ぐらい前に、兄ちゃんが板をバートンのに買い換えた時、俺が譲り受けた。
もうホントにボロボロの板で、むっちゃ重くて、デザインも超古くさいんだけど、
貧乏でマイボードなんて夢のまた夢だった俺には、非常に有り難かった。
それ以降 毎年冬になると、そのシムスと共に、色んなスキー場へ繰り出した。
長野の白馬とか、兵庫の奥神邉とか、愛媛のクマ高原とか、一緒に旅した。
そんな訳で、この板には めっちゃ愛着を持ってた。
んで今日鴨島のア○ックスに修理に持ってったんだけど、見事に断られ、
本店のア○ックス(沖浜)へ。
ゴムの部分だけ替えてもらうだけだから 一瞬で終わると思ったのに、
あまりに型が古すぎるため、「交換不可能」と言われた。
ゴムが千切れたごときで 新しいボードに買い換える訳にもいかないので、
ビンディングごと、丸々替えてもらうことに。
(値は張るけど まぁ仕方ないかな~)とか、この時点では まだ余裕コイてた。
でも店員さんの一言で、事の重大さを知る。
「このボード、型が古すぎて、どんなビンディングも取り付けられません。」
- なんか よく分からないんだけど、ボードには それぞれ固有の形状があるらしく、
特に このシムスは殆どの店が取り扱っておらず、更に デザインが古すぎる為、
どんなメーカーのビンディングも、この板の穴とかネジと、型が合わないとの事。
取り寄せも不可能らしい。 つまり打つ手無し。
めっちゃショックだった。
まるで我が子が突然、不治の病に冒されたような心境になった。
店員も残念そうに言う。 「これホント年代物の板ですね~。 もったいないです。」
奥から店長まで出てきて、板を見ながら「懐かしいな~」とか言ってる。
去年まであんなに元気だったのに・・・たかがビンディングの、しかもゴムが切れたぐらいで、
この板は もう再起不能というのか。
俺「何とかなりませんか!? この子の病気・・・・どうにか治りませんか!?」
店員「残念ながら、お子さんは既に手遅れです・・・。」
重苦しい空気が辺りを支配する。 もう手の施しようがないのか・・・・。
諦めかけたその時、板を見に来た別の店員が、ある提案をしてきた。
「このビンディング、改造してみてはいかがでしょうか?」
- 改造? 改造って・・・?
俺「改造すれば、この子の病気は治るんでしょうか!?」
店員「分かりません・・・手術成功の確率は半々です。 仮に直ったとしても、以前のように動けるかどうか・・・。」
俺「構いません! 1%でも可能性が有れば、少しでも動けさえすれば、問題ありません!」
店員「お気持ちは分かりました・・・。 我々も手を尽くしましょう。」
俺「お願いします! いくらでも払います、この子を救って下さい!!」(←これホントに言った)
こくりと頷くと、店員は手術(改造)を開始した。
なにやら千切れた部分をカッターで切ったり、ヤスリで削ったり、
別の部品と接合したり、色んな事をしてる。
その時の俺の心境は正に、我が子の無事を祈る親そのもの。
神に祈るような気持ちで、我が子の手術を見守る。
そんな時、スロリアン&彼女が登場。 そして数分後に去っていった。(何しに来たんだ奴等はw)
その間も店員は、奥に入ったり出てきたり、ヤスリで削ったりトンカチで叩いたり、色々やってる。
- 約一時間後・・・。
奥からビンディングのゴムを手にした店員が出てきた。 額の汗を拭っている。
俺「先生! あの子は・・・あの子は無事なんでしょうか!?」
店員「一命は取り留めました。 峠も越えました。 ご安心ください。」
俺「先生っ・・・!(涙)」
この時 大袈裟じゃなく、ホントに店員が神様に見えた。
その後 更にもう一方のゴムも千切れそうになってたので、改造してくれた。
んで修理代も1,000円で良いって言ってくれた。
もうね、昼間はア○ックス叩いてホントすみませんでした。
鴨島の店員が、「あ~、うちボードは取り扱ってないんで。無理っす。本店行って下さい。」
とか横柄な態度を取りやがったんで、ついムカついてしまったんです。
ア○ックス本店に我が子を任せて、本当に良かった。
アレッ○ス本店のW山さん、ナントカ原さん、本当にありがとうございました!!
何度も何度もお礼を言ったけど、どうしても気持ちが収まらなかったので、勢いで靴まで買ってしまった。
25Kで予想以上の出費になったけど、新しいボードを買う金額を考えると、まぁ安いモンだ。
それに何より、世界に二つと無い、我が子の命を救ってくれたのだから。
結局オチは無いんだけど、あまりに嬉しかったんで、日記として記録しておく事にした。
シムスちゃん、痛い思いをさせてゴメンね。 もう二度とあんな苦しい思いはさせないよ。
また一緒に色んなスキー場に行こうね、シムスちゃん♪
~HAPPY END~
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