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因幡の傘踊り

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解説
鳥取県民謡。
百個あまりの鈴をつけ、様々な色に美しく彩られた大きな傘を使う踊り。
江戸時代末期に鳥取県因幡(いなば)地方が大干ばつに襲われたとき、五郎作という老農夫が三日三晩傘(五郎作が使ったのは菅笠だったと言われている)を振り回して踊り、雨乞いをしたところ、三日目の夜、ついに雨が降ったが、五郎作は疲労のため帰らぬ人となった。
その五郎作の霊を慰めるために村人たちが踊り始めたのが起源だとされる。

後、明治期に徳次郎と言う人物が博打に走る若者たちを健全な娯楽へ導こうと、考案したのが現在の傘踊りの元。
徳次郎が剣の達人であったために、傘は菅笠から長柄の傘になり、踊りにも剣の動きを取り入れられた。

歌詞
(みんけんでは田原坂(たばるざか・熊本県民謡)の唄にあわせて踊られるので
ここでは田原坂の歌詞を紹介します)

雨は降る降る 人馬(じんば)は濡れる 越すに越されぬ 田原坂(たばるざか)

右手(めて)に血刀 左手(ゆんで)に手綱 馬上ゆたかな美少年

山に屍 川に血走る 肥薩(ひさつ)の秋さび(し)

草をしとねに 夢の何処(いずこ) 明けの御空(みそら)に 国の御旗(みはた)

田原坂なら 昔が恋し 男同士の 夢の後

-------------------以下はみんけんには伝わっていない歌詞------------

春は櫻(さくら)よ 秋なら紅葉(もみじ) 夢も田原の 草枕

泣いてくれるな 愛しの駒(こま)よ 今宵(こよい)しのぶは 戀じゃない

どうせ死ぬなら 桜の下よ 死なば屍(かばね)に 花が散る

阿蘇の御神火(ごじんか) 心に抱いて 九州男兒(児)の 血は熱い

退くに退かれぬ 田原の嶮(けん)は 男涙の 小夜嵐(さよあらし)


参考URL
傘踊り http://www.kokufu.or.jp/shoukai/kasa.htm
田原坂 http://www5.ocn.ne.jp/~ys2001/page3-tabaruzaka.html

写真
?cmd=upload&act=open&pageid=12&file=102_0287_thumb.JPG 音源
動画
 

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