メダロット8(カブト・クワガタ)
ゲーム概要
登場人物・舞台一新、ロボトルシステム改革のナンバリングメダロットシリーズ第8作目。
ストーリー
奇抜な衣装に身を包み、メダロットを用いて宝石や美術品を盗む……
今、街は怪盗ジルの話題で持ち切りだった。
警察機関であるセレクト隊も怪盗ジルを捕らえることができず、
人々の期待は名探偵ローレルの探偵事務所に集まっていた。
ローレル事務所の新人探偵である少年・ソルトは、少し変わり者の メダロットを連れて、
怪盗ジルに立ち向かうことになる。
騙し合いの心理戦に、頭脳対頭脳の謎解き合戦、
そして、互いのメダロットを使ったバトル……
ソルトとローレル探偵事務所のメンバーたちは、怪盗ジルと何度もぶつかり合う。
果たして勝つのは、若き新人探偵か。
それとも稀代の怪盗か。互いのプライドを賭け、宿命の対決の幕が開く。
そして、その一方……
探偵と怪盗の戦いの裏では、
世界滅亡の危機が密かに進行していた。
システム
本作は「3vs3」「相手リーダーを機能停止させれば勝利」といった
シャトルランロボトルの基本を継承しつつ、
プレイヤーの介在できる要素を大幅に増やすシステム改革がなされている。
それが新システム
ターゲットセレクト・
ディフェンスセレクト。
今までプレイヤーの自由にできなかった行動対象、攻撃に対する対応を自在に選択できるようになりロボトルの自由度が向上した。
そしてそれに合わせての腹の探りあいである
サイレントリーダーシステムを導入。
それら3つの新システム以外にも「ねらいうち」「がむしゃら」の仕様変更・サブスキル化。
脚部ステータスの変更・
脚部特性の導入による脚部選択の余地向上など細かい調整も施されている。
一方で致命的なものも含むバグが多かったが、現在はパッチver1.1の配信によって解消されている。
ゲームバランス
ターゲットセレクトの導入により、格闘と射撃の性能差が明確に技に依存することとなった。
サブスキル・脚部特性の導入によって、単純なステータスに依存しないパーツの相互互換が生まれている。
シナリオ面でのバランスに限っていうと
デストロイと言う弱点こそあるが
ガード100が硬い。
ストーリー中の防御パーツはこれで事足りてしまう。
時計塔で戦う
カイエン?、「黒いメダル」という
チートボス補正付の
ラスボス?などの難所はあるものも、
『リーダーを発見さえすれば、即座に倒すことが可能』という仕様の変更もありロボトルは快適。
一方、「貫通ダメージは全て頭部に入る」仕様になったため、
対策が無ければ即座に追い詰められるところも一長一短でもある。
リスクが追加されたものの続投している
フルチャージ、そこから展開されるメダフォース戦法や
他の威力格闘・威力射撃の立場を食っている
ビームソード・
チャージバスター、
速攻陣形メダリア強めの環境等若干の難点はあるものも、
ディスターバンスや一太刀見切・勇み足メダリア、
ステルス・
コンシール等の対抗手段など用意されメタも相応に成立しており
メダロットDS・7のように一強的な戦術は(現時点では)確立しておらず
対戦バランスに関しては歴代でも屈指の部類といえる。
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ボリューム
登場メダロット数は歴代屈指だが、ストーリー中に手に入るのは半数程度で、
クリア後の各地の人物とのロボトルや大会、メダガチャでの入手品が多い。
そのクリア後は大会(3DSの時計と連動したリアル時間制限がある)と
各地の人物とのロボトルぐらいしかイベントがなく少々寂しい感がある。
その代わりかは不明だがDLCが充実しており、
ちょっとした推理イベントや懐かしの機体の再登場が用意されている。
展開
早期購入特典はサウンドトラック。カブトver・クワガタverでそれぞれほるまりん書き下ろしメタビー・ロクショウがジャケットに描かれ、収録曲に違いがある。
最終更新:2021年09月24日 20:35