メダロットG



メダロット作品集ゲーム版メダロット
ナンバリング1 - 2 - 3 - 4 - 5 - DS - 7 - 8 - 9
リメイク/外伝/他ジャンルPE - R - カードロボトル - navi - G - 弐CORE - BRAVE - 真型 - DUAL - ガールズミッション - S
復刻作品クラシックス - クラシックスプラス
パーツコレクション1パーコレ - 1パーコレ2 - 2パーコレ - Rパーコレ - 3パーコレ

メダロットが対戦格闘アクションになって登場!
すすたけ村にロボトルアミューズメント施設が建設され、
コイシマルたちはそこで行われるロボトル大会に参加する。
2on2のロボトルではオート操作となるパートナーのセッティングと作戦の立て方がカギを握る。
もちろんリーダーである自分の指示・操作が一番大切。
クリア後にはちょっとしたクロスオーバーも。

2015年10月14日よりWii Uヴァーチャルコンソールにて購入、プレイが可能になった。
日本でのメダロット作品VC化第一号である。

ゲーム概要

  • メダロットG(カブト・クワガタ)
対応ハード ジャンル 発売日 発売元 開発元
GBA 対戦ACT 2002年7月19日 イマジニア ナツメ

  • VC版メダロットG(カブト・クワガタ)
対応ハード 発売日 発売元
Wii U 2015年10月14日 ロケットカンパニー

  • 作品内容簡易データ
登場メダロット数 37体(『G』の7体と過去作品登場の30体)
登場メダル数 15枚
主人公 テンサン コイシマル
初期パートナー カブトバージョン:デコトム
クワガタバージョン:アドルフィン
両バージョン共通:クマノミメダルでダークウィザーサニヅラウチャッキー混合機体
ロボトルシステム メダロットGのロボトル
作品特有システム 自分がリーダー機を直接操作するアクションロボトル
AIで動くパートナー用作戦パネルシステム登場
メダフォース採用

ストーリー

物語はメダロット5の後日談。
すすたけ村の村長デンスケが、ロボトルアミューズメントパーク「デンスケランド」を建設。
オープン記念にここで行われる大会にコイシマルはもちろん参加!

優勝商品はなんと「ハードネステン」!?その真意とは…

知り合いであるメダロット研究所の研究員シゲユキから受け取った新型メダロットと共に、
すすたけ小メダロット部をはじめとするコイシマルの仲間達やライバル、
すすたけ村の人々とのロボトルに勝ち抜き、大会優勝を目指せ!

システム概要

シリーズ唯一の2D対戦格闘アクション

  • 段差などのギミックがあるフィールドを上下左右縦横無尽にメダロットが動き回る!
    • ジャンル違いのnaviのようにフィールドマップを探索するパートは存在せず、ステージ選択のみとなる。

『メダロット』の育成・カスタマイズ

  • アクションでも男女二種類存在する骨組みティンペットに対応する
    頭部・右腕・左腕・脚部パーツメダルを装着するカスタマイズ。
    • ティンペットに関して
      • 本作ではシステム上ティンペットは2体までしか所持できない。
        組み換え時セレクトボタンで性別の切り替えが可能。
        これによってパーツさえあれば男性型2体・女性型2体というコンビの組み方は可能。
    • メダルに関して
      • メダル属性・パーツ属性のカテゴリが従来作に比べ大幅に簡略化。
        射撃系の「SHT」、格闘系の「GRP」、補助系の「EFT」の三種類のカテゴリに。
      • 熟練度も廃止。メダルのステータスは「SHT」「GRP」「EFT」そして防御能力の「DEF」の4種類に。
        ロボトルでのレベルアップ時にメダルごとに設定された成長テーブルで能力が上昇(成長率は固定、たまに減ることも)。
      • メダルの『性格』は3・4・navi・5体系のものに、パーツ使用までの速度が速いパーツを優先的に狙う「レジスト」が追加。
      • ゲームの性質上メダルに名前を付けることができない。
      • メダルは初めから1種類の固定メダフォースを習得している。ロボトル中ゲージ満タンでセレクトボタン押して発動!
      • レベルアップすると作戦パネルを入手することができる。メダルごとに習得可能な種類と順番が異なる。
        これをあらかじめメダルにセット(最大5枚)して、ロボトル中に切り替えることで大まかにAIの作戦の切り替えを行える。
    • パーツに関して
      • 頭部・右腕・左腕は射撃系の「SHT」、格闘系の「GRP」、補助系の「EFT」の三種類のカテゴリに分けられる。
        分類は従来作とほとんど同じなので違和感はない。
      • 頭部右腕左腕にパーツの防御力「DEF」のステータスが追加。
        充填・放熱の代わりに「SPD」が登場。「SPD」はS~Eの6段階。
      • 脚部のステータスは「SHT補正」「GRP補正」「EFT補正」「DEF能力」「SPD(移動速度)」。これらはS~Eの6段階で表示。
      • 二脚タイプに限りダッシュしながら攻撃が可能な「ラン」とダッシュは踏み込みで敵弾を回避できる「ステップイン」の2種類存在。

メダロット同士の戦闘『ロボトル』~2対2の2Dアクションロボトル~

  • 本作の『ロボトル』は常に2対2のメダロットによるタッグ戦。
    • リーダー機はプレイヤーが操作し、パートナー機はAIによるオート操作。操作対象の変更や全オートなどはできない。
    • 本作では久しぶりに相手が使用するメダロットのパーツ構成が、一定枠からのランダム構成。ちょっと新鮮。
    • ロボトル中のパーツ残り装甲値(HP)が攻撃ヒット時のみ短い1本のバーで表示。
      • それ以外の部位や状況に関しては画面上下左右にあるガイド(敵味方4機体分あり)を色つきで大まかに確認できる。
        なら安全、なら注意、なら破壊寸前、はパーツ機能停止。ゲームジャンル上まぁ仕方ない。
    • メダフォースゲージも画面上下左右にあるガイド(敵味方4機体分あり)にバー上で表示。
      満タンまでたまるとメダロットが青いオーラをまとうのですぐわかる。
    • 充填ゲージ(パーツ使用可能までの準備時間)は自分のリーダー機のもののみ画面中央下部に表示。
      ゲージが満タンになっている部位は対応したボタンを押すとパーツを使用できる。
      使用すると対応した部位のゲージが空(右腕の一部パーツのみ段階減少)になり、
      パーツのSPDのランクに応じて再度ゲージが溜まる。

本作独自のロボトル仕様

  • メダフォース溜めは時間経過。立ったまま何もしなければより高速に溜めることが可能。
  • Lで正面からの攻撃に対してガードができる。
  • 横キー二回で発動するダッシュを使って威力は微々たるものだが、体当たり攻撃ができる。
  • 特定条件下(三段攻撃の最後の一撃、攻撃モーション中にダメージを受ける等)と大きく吹き飛ばされダウンする。
  • メダフォースを発動すると敵味方問わず一部の弾(ライフルやミサイルなどのパーツ攻撃)を消し、
    発動者がどちらのチームに属するか関係なく全てのメダロットの行動をキャンセルさせる。
    さすがに発動中のメダフォースはキャンセルされない。
  • メダフォースはダウン中・ダウン解除直後無敵状態の相手にもヒットする。ヤバイ。
  • 右腕・左腕パーツが破壊されても低威力短リーチのティンペットパンチで攻撃できる。
  • パートナーの操作は常にオートAI。
    あらかじめ設定しておいた作戦パネルで大まかな指示の傾向を出せる。
    • Rボタンでセットされている順番で作戦パネルを切り替えることができる。
  • 脚部タイプによっては十字キー上二回や下二回で特殊移動を行うことができる。
    (例)二脚タイプならバク宙、車両タイプならバック移動。
  • 敵味方問わずメダロットの上に乗れる。
    • 別につぶされたりダメージを受けるといったことはないのでご安心を。
  • 移動によるメダロットのすり抜けはできない。
    (ダウン時からの復帰でキーを入れた場合すり抜けることはある)
  • ロボトル時間は常に3分。
  • シナリオの「セントラル・バルーン」でのロボトル本戦では3本勝負となり、2回勝たないと先に進めない。
  • 全部で7つのエリアがあり、各エリアに「フリーロボトルポイント」と「練習ロボトルポイント」が用意されている。
    • 「フリーロボトルポイント」では今まで通りパーツのやり取りがあるロボトルを行う。
    • 「練習ロボトルポイント」ではパーツのやり取り無しでロボトルを行う。
    • 中央の「セントラル・バルーン」を除き、1エリアには全部で3つのバトルステージが存在し、ロボトル時は3つの中からランダムで選ばれる。
      • 通信対戦ではステージを選択することが可能。

通信でメダルやパーツを奪ったり交換したり

  • 今回もあります「通信ケーブルを使用してのトレーディング・対戦」
    • 気軽に通信対戦。本作は通信ロボトルによるパーツのやり取りは無し。
      • 通信対戦時は常に1P側がステージの選択権を所有する。
    • 「パーツこうかん」で互いのパーツを交換。「メダルあげる」「メダルもらう」でメダルの受け渡し。

そのほか

  • ロボトルに入る前にメダロットのセッティングが可能。
  • クリア後に一定イベントをこなせば、おみくじ町連合が登場。中学生になったこいつと仲間たち。
    • 一定回数のCPU戦と通信ロボトルをこなし、一定数のパーツを集めるとあの人この人?が隠しキャラとして登場。
  • ロボトルBGMはステージ・イベント別。シリーズで一番多い!

海外版medabotsAXとの関係性に関して

  • 本作は海外で発売されていたMedabots AX(Metabee・Rokusho)をベースに日本向けに作り直したもの。
    • 主な違いとしてアニメ放送に合わせて主人公がイッキ。登場するメダロットは1・2・Rからの参戦で全30体。
      • Gで削除されている機体や攻撃特性(格闘トラップとか)なども存在する。
      • 参考元:Medabots Wiki:Medarots in Medabots AX(海外wiki)
        どのように違うか興味がある人は検索すればいくつか動画が出てくるので見てみよう。
      • セレクト隊やED後に登場するおみくじ町の面々が使用するメダロットが1や2の機体、
        クリア後に入手できるかぶと・くわがた・えいりあんメダルのデザインが5のものではなく、2のデザインなのはこういう事情なわけである。

ゲーム内容面の特徴

シリーズ一パーツ数やシナリオなどボリュームが少ない。
ただし戦闘は非常にスピーディで一戦一戦にかかる時間も短い。
時には丸腰で逃げ回ることになるなど、他の作品にない独特の緊張感があることも特徴。

メダロットの特徴をそのままアクションに仕立て上げたというところは良いのだが、
良さも悪さもそのまま再現され、画面表示やパラメーター設定などジャンル特有の問題も生じている。
ストーリー後半(本大会の中盤)からいきなり相手メダロットのレベルが上がるので注意。

後日談はちょっとしたおまけ。
BGMはどれもハイクオリティなのにサウンドテストが無いのが惜しい。

展開

新規登場メダロットのうち5体は、コミックボンボン誌上のEX計画によるもの。

店舗別の早期購入特典はデコトムアドルフィンの「クロスアップカード」。
ソフト同梱のはがきを送ると抽選で特製「クロスアップカード」2枚がプレゼントされた。
(クロスアップカードとは、組み立てるとちょっとしたフィギュアになる 板 のこと)

漫画版メダロットGはサブタイトルが「メダロット5のつづき」となっているように、
諸事情で内容を変更せざるを得なかった漫画版メダロット5のシナリオの続きとなっており、
メダロットGに登場した新たな設定と要素をうまく組み合わせたものになっている。
最終話で明らかにされるテーマもゲーム版5のものに近い。
もともとゲーム版G自体がストーリーも何もなかったため、
作者が初め想定していなかった諸事情によって、二部作になってかえって良かったのかもしれない。

本作関連用語リンク



メダロット作品集ゲーム版メダロット
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最終更新:2020年11月18日 22:08