▼Alerter Service
ネットワーク上のユーザーとコンピューターに、システムの警告メッセージを通知するサービス。システム管理者が複数台のパソコンを一括管理するのに用いるが、個人ユースで使う機会はない。セキュリティのためには無効にするべきとされており、それならいっそ消してもいい。
alrsvc.dll……Alerter Service DLL
ネットワーク上のユーザーとコンピューターに、システムの警告メッセージを通知するサービス。システム管理者が複数台のパソコンを一括管理するのに用いるが、個人ユースで使う機会はない。セキュリティのためには無効にするべきとされており、それならいっそ消してもいい。
alrsvc.dll……Alerter Service DLL
「インターネット接続の共有」と「Windowsファイアウォール」用のプロトコルプラグインを使用できるようにするためのサービス。インターネット接続共有を利用しておらず、Windowsファイアウォールのプラグインを使用していない場合は消してもいい。でもWindowsファイアウォールのプラグインってナニ?それよりも、もっとセキュアなPFW使ったほうが?
alg.exe……Application Layer Gateway Service
Active Directoryグループポリシーを利用してクライアント管理を行っている場合で、グループポリシーを利用してソフトウェア配布を行うためのサービス。社内ネットワークではないと困るサービスだが、個人で使う機会はないだろうから消してもいい。なお、このサービスはHome Editionにはインストールされていない。
appmgmts.dll……Software installation Service
Windowsの自動アップデート機能と、Windows Updateサイトの利用に必要なサービス。昔はこの自動アップデートがトラブルの元になることもしばしばあったのだが、XPになってからは安定したようだ。管理人のように「アップデートは全てTechNetで手動ダウンロード」という奇特な人は消してもいい。
au.inf
iuengine.dll……Windows Update Control Engine
rootau.inf
wuapi.dll……Windows Update Client API
wuau.adm
wuau.chm
wuauclt.exe……Automatic Updates
wuauclt1.exe……Windows Update AutoUpdate Client
wuaucpl.cpl……Automatic Updates Control Panel
wuaueng.dll……Windows Update AutoUpdate Engine
wuaueng1.dll……Windows Update AutoUpdate Engine
wuauhelp.chm
wuauserv.dll……Windows Update AutoUpdate Service
wucltui.dll……Windows Update Client UI Plugin
wups.dll……Windows Update client proxy stub
利用可能なネットワーク帯域を考慮した、ファイルのバックグラウンド転送を行うサービス。要するに、帯域の空いたところを見計らってファイルを転送するというもので、Windows Updateに使われている。自動アップデートを利用しない場合は消してもいい。
bitsprx2.dll……Background Intelligent Transfer Service Proxy
bitsprx3.dll……Background Intelligent Transfer Service 2.0 Proxy
qmgr.dll……Background Intelligent Transfer Service
qmgr.inf
qmgrprxy.dll……Background Intelligent Transfer Service Proxy
ネットワークでクリップボードの内容を共有するためのサービスで、リモートアシスタンスでも使うらしい。なお、実際に他のコンピュータとの共有する機能はNetwork DDEサービスによって提供されている。これも使う機会はないと思われ、セキュリティ面の不安もあるので消してもいい。
clipbrd.exe……Windows NT ClipBook Viewer
clipsrv.exe……Windows NT DDE Server
「COM+ Event System」と「COM+ System Application」の2つのサービスから成立し、前者はSystem Event Notificationサービスに関係し、後者はCOM+ベースのアプリを管理している。MS Software Shadow Copy Providerサービス、System Restoreサービス、Distributed Transaction Coordinatorサービスとも関係があり、非常に複雑。んで、このCOM+というのはいったいなんなのかといえば、要はCOM+アプリケーションを実行するためのランタイムのようなものである。COM+アプリケーションを使ったことがない(というか見たことがない)ので関連サービスを消してもいいのであればCOM+も消してもいいだろう。実際に消して困ったことは今のところない。
catsrv.dll
catsrvps.dll
catsrvut.dll
clbcatex.dll
clbcatq.dll
colbact.dll
comaddin.dll
comadmin.dll
comempty.dat
comexp.chm
comexp.hlp
comexp.msc
comnt5.inf
comrepl.dll
comrepl.exe
comrereg.exe
comres.dll
comsnap.dll
comsvcs.dll
comuid.dll
dcomcnfg.exe
dllhst3g.exe……COM Surrogate
emptyregdb.dat
es.dll
eventcls.dll……MicrosoftR Volume Shadow Copy Service event class
instcat.sql
mfcsubs.dll
mtsadmin.tlb
mtxdm.dll
mtxex.dll
mtxlegih.dll
stclient.dll
txflog.dll……Simple Kernel-mode File-based Log
Microsoft Windows Network上で他のコンピュータの一覧を管理しているサービス。停止すると、ネットワークコンピュータアイコンからワークグループやドメインのコンピュータ一覧が見られなくなる。ただし、ネットワーク接続そのものは可能。スタンドアロンでPCを利用しており、無効にして問題ないなら消してもいい。
browser.dll……Computer Browser Service DLL
ドライバの署名やルート証明書などを利用するためのサービス。また、証明書サーバを設置して証明書を発行する場合にも使われるはずなのだが、それはWindows Serverの話になるので割愛。ルート証明書は利用する機会はないと思うが、消してしまうとドライバのインストールなどに失敗することがあるほか、LANが利用できなくなることがある(初期化に必要とされることが多い)ので消さないほうが無難。
COM+のネットワーク対応版がDCOMで、DCOMを利用するプログラムのプロセス起動や通信を行うためのサービス。セキュリティ面の問題から、DCOMのサポートを無効にしている人も多いと思う。DCOM自体を停止させているのならこのサービスも不要に思われるのだが、InstallShieldなどの意外と身近なアプリが利用していることもあるのでサービス自体を消すのはお薦めできない。
DHCPサーバからIPアドレスを取得するためのサービス。DHCPサーバから自動的に割り当てるようにしている場合は必要だが、個別にIPアドレスを割り振って管理している人や、そもそもネットワークを利用していない人は消してもいい。
dhcpmon.dll……DHCP Monitor Dll
dhcpsapi.dll……DHCP Server API Stub DLL
dsauth.dll……DS Authorization for Services
mdhcp.dll……Microsoft MDHCP Client COM Interface
note:
DHCP Clientサービスの本体はdhcpcsvc.dllなのだが、削除すると、Network Connectionsサービス、Wireless Zero
Configurationサービスも同時に使えなくなるので残しておくことにする。
ドメイン内のNTFSボリューム間で移動するファイルについての通知を、ネットワークを介して送信する。ドメインに参加していて、かつNTFSを使用してるなら必要のはずだが、ホームユースでドメイン管理している人がいるとは思えない。消してもいい。
dfs.hlp
dfsshlex.dll……Distributed File System shell extension
trkwks.dll……Distributed Link Tracking Client
複数のリソース マネージャに分散されたトランザクションを調整するサービス。COM+サービスとも関係があるが、大規模なネットワークならいざ知らず、ホームユースでは必要になることはほとんどない。M$はWindowsにおいて非常に重要なサービスだと言っているのだが…。何をしているのかいまいち分からないサービスでもある。COM+サービスを消した場合は事実上不要になるので消してもいい。
dtcnt5.inf
msdtc.exe……MS DTC console program
msdtclog.dll……MS DTC log manager DLL
msdtcprf.h
msdtcprf.ini
msdtcprx.dll……MS DTC OLE Transactions interface proxy DLL
msdtcstp.dll
msdtctm.dll……MS DTC transaction manager DLL
msdtctr.mof
msdtcuiu.dll……MS DTC administrative component DLL
msdtcvtr.bat
mtxclu.dll……MS DTC amd MTS clustering support DLL
mtxoci.dll……Microsoft database support DLL for Oracle
xolehlp.dll……MS DTC helper APIs DLL
DNS名の解決とキャッシュを提供するサービス。
WindowsXPチューンナップ専用スレによると、
569 名前: 名無し~3.EXE 投稿日: 03/02/21 15:17 ID:yV55qN+X
DNS Client止めても名前解決出来るよ。
services.exe(2k),svchost.exe(xp)の代わりに通信してるアプリがDNSに名前解決しに行くし。
この場合DNSキャッシュは効かないけど、体感的な動作の遅れは全然感じない。
ということなので、止まっていても通信しているアプリがプロバイダのDNSサーバに問い合わせて解決するものらしい。個人的には消してもいいと思っているのだが、IPSecを利用するためにはDNS Clientが必要とされているので、VPN利用時などは消すべきではない。
dnsrslvr.dll……DNS Caching Resolver Service
アプリケーションエラーが出た場合に、M$にエラー内容を報告するサービス。また、Windowsが起動障害を起こした時にもデバッグに使われる。Windows XPがリリースされた当初は、何を送信しているのか分からないために気持ち悪いと思っている人も多かったようだ。報告する必要のない人は消してもいい。
dumprep.exe……Windows Error Reporting Dump Reporting Tool
dwintl.dll……Microsoft アプリケーション エラー報告
dwwin.exe……Microsoft Application Error Reporting
ersvc.dll……Windows Error Reporting Service
faultrep.dll……Windows Error Reporting
システムやアプリケーションのイベントなどのログを取っているサービス。ログはイベントビューアで見ることができ、何か問題が起こっているときは役立つこともある。また、Windows Updateサービスに必要。見もしないログを常時取るというのはPCに負担を与えていることになり、これも止めてしまいたいところだが、止めるとかえって遅くなってしまうことがあるらしいので残しておいた方が無難。
複数のアカウントで利用している場合に、ユーザーの切り替え(ログインやログオフ)を高速に行うためのサービス。家族で使っているといった場合は役に立っているのだと思うが、管理人のPCは自分以外使わないのでよくわからない。シングルユーザーなら不要なのだが、Windowsシェルによって実行されているサービスなので、ファイルを消すのは難しい。サービスそのものは消してもいいが。
「ヘルプとサポート」センターを提供するサービスで、リモートデスクトップ機能にも使われる。「ヘルプとサポート」は対話形式でトラブルの原因を探ったり、M$の技術情報ページを案内してくれたりするが、ヘルプ自体はパソコン入門書に毛が生えた程度の内容だし、逆にM$の技術情報は難解すぎる。なお、ヘルプファイルが使えなくなったりするわけではないので念のため。メーカーのサポート窓口でもない限り、リモートアシスタンスなんて不要なので消してもいい。
atrace.dll……Async Trace DLL
brpinfo.dll……BRPINFO Module
HCAppRes.dll……PC Health Help Center Resource Only DLL
HelpCtr.exe……Microsoft Help and Support Center
HelpHost.exe……Microsoft Help Center Hosting Server
HelpSvc.exe……Microsoft Help Center Service
hs.chm
hschelp.chm
hscsp_w3.cab
HscUpd.exe……Microsoft Help and Support Center
msinfo.dll……System Information Control
newfeat2.chm
newfeat3.chm
newfeat4.chm
newfeat5.chm
notiflag.exe……Microsoft PSS Notification Flag
pchdt_w3.cab
pchshell.dll……Microsoft Help Center Shell
pchsvc.dll……Microsoft PCHealth Service Holder
UploadM.exe……PC Health Upload Manager
IISでSSLを利用するためのサービス。SSLはセキュリティで保護されたサイトに使われているが、これはサーバサイドで実装されているものをブラウザの機能が利用しているので、このサービスとは直接は関係がない。IISそのものが利用されないため、このサービスも不要。消してもいい。
w3ssl.dll……SSL service for HTTP
Windows XPが持っている、CD-R/RWメディアへの書き込み機能を提供しているサービス。ライティングソフトとは関係がない、というかあまり融通の利く機能ではないのでライティングソフトを使ったほうが無難。もともとライティングソフトを利用している場合は消してもいい。
imapi.exe……IMAPI Module
ファイルにインデックスをつけて高速検索を実現するサービス…のはずなのだが、そもそもこのサービスはIISと組み合わせることで、Webとして公開しているコンテンツの検索を行うのが主目的。さらに言うと、Windows XPには利用するためのユーザーインターフェイスが用意されていないので、大多数の人は使えないはずだ。遅すぎる上に、使い勝手の悪いWindowsXP の検索機能には何ら寄与していないため、消してもいい。
chsbrkr.dll……Microsoft Chinese_Simplified Word Breaker Component
chtbrkr.dll……Microsoft Traditional Chinese Word Breaker
ciadmin.dll……CI Administration (MMC)
ciadmin.htm
ciadv.msc
cic.dll……CIC - MMC controls for Taskpad
cidaemon.exe……Indexing Service filter daemon
ciodm.dll……Indexing Service Admin Automation Objects
ciquery.htm
cisvc.exe……Content Index service
idq.dll……Indexing Service ISAPI Extension
infosoft.dll……Wordbreaker and stemmer dll
is.chm
ixhelp.hlp
ixqlang.htm
ixsso.dll……Indexing Service Server-side Object
korwbrkr.dll……Korean WordBreaker
korwbrkr.lex
langwrbk.dll……English wordbreaker
mimefilt.dll……Microsoft (R) IMimeFilter Persistent Handler DLL
msir3jp.dll……Japanese Wordbreaker and Stemmer
msir3jp.lex……Japanese Word Breaker
nlhtml.dll……Net Library HTML filter
noise.chs
noise.cht
noise.dat
noise.deu
noise.eng
noise.enu
noise.esn
noise.fra
noise.ita
noise.jpn
noise.kor
noise.nld
noise.sve
noise.tha
offfilt.dll……OffFilt
perfci.h
perfci.ini
perffilt.h
perffilt.ini
perfwci.h
perfwci.ini
query.dll……Content Index Utility DLL
setupqry.inf
wbcache.deu
wbcache.enu
wbcache.esn
wbcache.fra
wbcache.ita
wbcache.nld
wbcache.sve
wbdbase.deu
wbdbase.enu
wbdbase.esn
wbdbase.fra
wbdbase.ita
wbdbase.nld
wbdbase.sve
webhits.dll……Indexing Service Webhits
ISAKMP、Oakley(IKE)などの暗号化通信のサポートや、ドメイン内でIPセキュリティポリシーを利用した通信の管理を行うためのサービス。ドメインに参加している場合には必要となるが、ホームユースではドメインは関係のない話だろう。VPNでは利用されていることもあるが、停止しても通信ができるようであれば消してもいい。
ipsecconcepts.chm
ipsecsnp.chm
ipsecsnp.dll……Internet Protocol Security Policy Management Snap-in for
Microsoft Windows 2000
ipsecsnp.hlp
ipsecsvc.dll……Windows IPSec SPD Server DLL
ipsmsnap.dll……IP Security Monitor Snapin
oakley.dll……Oakley Key Manager
polstore.dll……Policy Storage dll
winipsec.dll……Windows IPSec SPD Client DLL
管理者またはAlerterサービスによって送信されたメッセージを送受信するサービス。
『Windows Messenger』や『MSN
Messenger』と関係ありそうだが、実はまったく関係がない。Alerterが不要ならこちらも不要。さらに、Messengerスパムというこのサービスを悪用する事例が後を絶たなかったため、M$自身が「使わない場合は無効に汁!」と言っているくらいなので消してもいい。
msgsvc.dll……NT Messenger Service
ボリュームシャドウコピーサービスによる、ソフトウェアベースのシャドウコピーを管理する…とあるのだが、具体的になにやっているのか分からないサービス。データの時刻指定コピーを作成するための汎用インフラストラクチャーなので、バックアップソフトで使うことがあるかも。が、このサービスが必要と明示されているアプリケーションにお目にかかったことがない。無効にして問題なければ消してもいい。
dllhost.exe……COM Surrogate
iprop.dll……OLE PropertySet Implementation
Windowsネットワークのドメインにログオンする際に必要となるサービス。ドメインコントローラとなるコンピュータへの接続と、認証に関するイベントのサポートを提供している。ホームユースでドメインを使用している人はそういないと思われるので、停止しているようなら消してもいい。
netlogon.dll……Net Logon Services DLL
NetMeetingを利用したリモートデスクトップの機能を提供しているサービス。NetMeeting自体が今ではもう廃れて久しいアプリケーションなので、NetMeetingを利用しないのであれば不要なので消してもいい。
note:
コマンドラインから
RunDll32 advpack.dll,LaunchINFSection
%windir%\inf\msnetmtg.inf,NetMtg.Removeと入力するとNetMeeting自体をアンインストールできるので、こちらのほうが早いだろう。ただ、サービスはなぜか残るので、その後サービスの削除が必要。
ネットワーク上で実行されるプログラムのために、Dynamic Data Exchange機能を提供するサービス…という説明を読んだだけでもう不要。ClipBookサービスに必要だが、どっちも消してもいい。
ddeshare.chm
ddeshare.exe……DDE Share Manager
ddeshare.hlp
nddeapir.exe……NDDEAPI - Server Side
nddenb32.dll……Network DDE NetBIOS Interface
netdde.exe……Network DDE - DDE Communication
自動ネットワーク用XML構成ファイルを管理・サポートするためのサービス。ワイヤレスネットワーク(主にWi-Fi)では利用するサービスや機能が提案されているが、現時点では生かす術がないのが実際のところ。消してもいいはずなのだが、消すと通信が遅くなったりすることがあるらしい?
baseeapconnectionpropertiesv1.xdr
baseeapuserpropertiesv1.xdr
branding.xdr
eapconnectionpropertiesv1.xdr
eapuserpropertiesv1.xdr
flashconfig.xdr
flashconfigdevice.xdr
help.xdr
locations.xdr
masterfile.xdr
mschapv2connectionpropertiesv1.xdr
mschapv2userpropertiesv1.xdr
mspeapconnectionpropertiesv1.xdr
mspeapuserpropertiesv1.xdr
register.xdr
ssid.xdr
wirelessprofile.xdr
wizard.xdr
xmlprov.dll……Network Provisioning Service
xmlprovi.dll……Network Provisioning Service Client API
名前つきパイプ以外のトランスポートを使っているRPCプログラムのサポート、と非常に分かりづらい説明が書かれているが、NTLM(Windows NT LAN Manager)認証をサポートするためのサービスである。NTLM認証はNT4.0の頃にログオンに利用されていた認証方式で、Exchange ServerやTelnetを利用する際に必要となる。Windows 2000以降はKerberos認証に変わったので、Telnetなどを特に利用しないのであれば消してもいい。
設定に基づいて、システムのパフォーマンスをモニタしてログを取ったり、警告を出したりするためのサービス。Webサーバでも立ち上げていれば使う機会もありそうだが、もっと優れた監視ツールがあるんじゃないのかと小一時間(略)。消してもいい。削除すると、パフォーマンスカウンタが機能しなくなるので、WMI Performance Adapterサービスも正常に動作しなくなるので注意。
diskperf.exe……Disk Performance Configuration Utility
loadperf.dll……Load & Unload Performance Counters
lodctr.exe……Load PerfMon Counters
mpconcepts.chm
pdh.dll……Windows Performance Data Helper DLL
perfc009.dat
perfc011.dat
perfctrs.dll……Performance Counters
perfd009.dat
perfd011.dat
perfdisk.dll……Windows Disk Performance Objects DLL
perfh009.dat
perfh011.dat
perfi009.dat
perfi011.dat
perfmon.exe……Performance Monitor Command Line Shell
perfmon.msc
perfnet.dll……Windows Network Service Performance Objects DLL
perfos.dll……Windows System Performance Objects DLL
perfproc.dll……Windows System Process Performance Objects DLL
PerfStringBackup.INI
prflbmsg.dll……Perflib Event Messages
smlogcfg.chm
smlogcfg.dll……Performance Logs and Alerts Snap-in
smlogsvc.exe……Performance Logs and Alerts Service
sysmon.chm
sysmon.hlp
sysmon.ocx……System Monitor Control
unlodctr.exe……Unload PerfMon Counters
遅延印刷のサポートなどと書かれているが、実際にはWindows Printサブシステムの中心であり、プリンタドライバやI/Oコンポーネントと通信を行っている重要なサービス。消すとプリンタが使えなくなるが、使わなければ消してもいい。
spoolsv.exe……Spooler SubSystem App
Webサイトのユーザー名やパスワードなどを安全に保存しておくために、レジストリに暗号化した上で保存する機能を提供するサービス。そのレジストリキーはシステム以外にアクセス権がないのでレジストリエディタ等でも見ることはできない。またブラウザのオートコンプリート機能にも利用される。パスワード等を忘れてしまった場合は『Protected Storage PassView』といったソフトを使えば覗くことができるので実はプログラムから利用したりもできるのでレジストリの肥大化やセキュリティ面の問題もあるとみられる。パスワードなどは自分で全て記憶している人は消してもいい。
psbase.dll……Protected Storage default provider
pstorec.dll……Protected Storage COM interfaces
pstorsvc.dll……Protected storage server
QoSは通信の遅延や途絶が許されないサービス(音声・動画のリアルタイム配信など)で、一定の帯域を予め予約しておく技術で、RSVPはそのためのプロトコル。技術的には有望な気もするが、送信側と受信側双方の対応が必要といった理由からまったく普及していない。さらに光ファイバーなど高速かつ低遅延の通信サービスの普及のため、帯域が問題視されることはほとんどなくなってしまった。消してもいい。
qosname.dll……Microsoft Windows GetQosByName Service Provider
rsvp.exe……Microsoft RSVP
rsvp.ini
rsvpcnts.h
rsvpmsg.dll……RSVP Messages DLL
rsvpperf.dll……MicrosoftR Windows(TM) RSVP Performance Monitor
rsvpsp.dll……Microsoft Windows Rsvp 1.0 Service Provider
ダイヤルアップネットワークの機能を提供しているサービス。PPPoE接続などでも使用するので、ADSL環境等のダイヤルアップを必要とする環境では消してしまうとインターネットへの接続ができなくなる。ルータなどを利用しているか、もしくはネットワークを利用していないのなら消してもいい。ただサービスの一部として動作しているネットワークドライバを同時に削除することになるので、デバイスマネージャで×がつけられてしまうので注意。
asyncmac.sys……MS Remote Access serial network driver
ipinip.sys……IP in IP Encapsulation Driver
kmddsp.tsp……TAPI Kernel-Mode Service Provider
mcastmib.dll……Microsoft Multicast subagent
ndistapi.sys……NDIS 3.0 connection wrapper driver
ndiswan.sys……MS PPP Framing Driver (Strong Encryption)
ndproxy.sys……NDIS Proxy
ndptsp.tsp……NDIS Proxy TAPI Service Provider
pad.inf
ptilink.sys……Parallel Technologies DirectParallel IO Library
rasacd.sys……RAS Automatic Connection Driver
rasadhlp.dll……Remote Access AutoDial Helper
raschap.dll……Remote Access PPP CHAP
rasdlg.dll……Remote Access Common Dialog API
rasl2tp.sys……RAS L2TP mini-port/call-manager driver
rasmans.dll……Remote Access Connection Manager
rasmxs.dll……Remote Access Device DLL for modems, PADs and switches
rasphone.exe……Remote Access Phonebook
rasppp.dll……Remote Access PPP
raspptp.sys……Peer-to-Peer Tunneling Protocol
raspti.sys……PTI DirectParallel(R) mini-port/call-manager driver
rasser.dll……Remote Access Media DLL for COM ports
rastapi.dll……Remote Access TAPI Compliance Layer
rastls.dll……Remote Access PPP EAP-TLS
switch.inf
wanarp.sys……MS Remote Access and Routing ARP Driver
リモートで別のクライアントPCにログオンする機能を提供しているサービスで、Terminalサービスの一部が利用されている。XPのリモートデスクトップ自体がTerminalサービスの後継という位置づけになっており、KB925876ではVistaと同様のクライアントにハージョンアップも可能。ただ、削除してしまうとVPNなどのアプリケーションに問題が出ることがあるらしい。とはいえ、リモートで操作する必要がない場合やスタンドアロンでPCを利用している場合は不要。消してもいい。
rdchost.dll……RDSHost Client Module
rdsaddin.exe……Microsoft Remote Desktop TSRDP Session Add-In
rdshost.exe……RDSHost Server Module
remasst.chm
sessmgr.exe……Microsoft(R) Remote Desktop Help Session Manager
その名の通り、リモートでのレジストリ操作を可能にするためのサービス。社内ネットワークなどでは必要とする機会もあるだろうが、スタンドアロンでは不要。消してもいい。
regsvc.dll……Remote Registry Service
バックアップソフトなどで、テープドライブなどを利用するためのサービス。ちなみにフロッピーやCD-R、DVD-RAMなどは関係ないので、消してもいい。
mll_hp.dll……HP Media Label Library
mll_mtf.dll……MTF (Microsoft Tape Format) Media Label Library
mll_qic.dll……QIC113 Media Label Library
ntmsapi.dll……Removable Storage Public Interfaces
ntmsdba.dll……Removable Storage Manager DB Object APIs
ntmsevt.dll……Removable Storage Manager Event Logger
ntmsmgr.dll……Removable Storage Service
ntmsmgr.msc
ntmsoprq.msc
ntmssvc.dll……Removable Storage Manager
rsm.chm
rsm.exe……Removable Storage Manager Command Line Interface
rsm.hlp
rsmconcepts.chm rsmps.dll……RSM Proxy Stub
rsmsink.exe……Removable Storage Sink Layer
rsmui.exe……Removable Storage UI Layer
ダイヤルアップサーバの機能と、IPルーティング、IPX/SPXサポートなどの機能を提供しているサービス。これを利用してPCをルータとして利用することもできるのだが、そんな人は稀だろう。また、標準で実装されているTCP/IPパケットフィルタリング機能にも関わっている。
今となっては使うこともない機能なので消してもいい。ルータを利用しているのならなおさら不要。
mprddm.dll……Demand Dial Manager Supervisor
mprdim.dll……Dynamic Interface Manager
nwlnkflt.sys……NWLINK2 Traffic Filter Driver
nwlnkfwd.sys……NWLINK2 Forwarder Driver
rasctrnm.h
rasctrs.dll……Windows NT Remote Access Perfmon Counter dll
rasctrs.ini
rasrad.dll……Remote Access Service NT RADIUS client module
rassapi.dll……Remote Access Admin APIs dll
ログオフしないまま、別のユーザーアカウントと権限でプログラムを実行するためのサービス。これも社内ネットワークでは割と使うのだが、個人で使う機会はまったくないので消してもいい。
runas.exe……Run As Utility
sclgntfy.dll……Secondary Logon Service Notification DLL
seclogon.dll……Secondary Logon Service DLL
冗長でお節介な警告を乱発するはた迷惑なサービス、Security Center。これ自体は警告バルーンを出したりするだけで、セキュリティに関係しているものではない。個人的には、そういったセキュリティに関する設定や定期的なアップデートは自分で管理すべきだと思っている。とりあえず消してもいい。
wscenter.mof
wschelp.chm
wscntfy.exe……Windows Security Center Notification App
wscsvc.dll……Windows Security Center Service
wscui.cpl……Security Center
SMB(Server Message Block)プロトコルを用いた、ファイルの共有とネットワーク印刷の機能を提供しているサービス。Serverという名前から非常に重要なサービスのように思えるが、実はこの共有機能のみをサポートしているにすぎないので、スタンドアロンで利用している場合には必要ないサービスである。消してもいい。
srv.sys……Server driver
srvsvc.dll……Server Service DLL
xactsrv.dll……Downlevel API Server DLL
説明文通り、プラグアンドプレイ非対応のカードリーダ等を利用するためのサービス。また、認証機能などを持っているカードリーダを利用する場合に必要となる。
だが最近の認証技術・暗号化技術は、こうしたOS側の機能に依存することがセキュリティ面の弱点につながると見る向きもあり、このサービスに関わらず利用可能というのが多くなっている。USBフラッシュメモリ等、プラグアンドプレイの自動検出で使えるデバイスはまったく関係がないので、消してもいい。
gpkcsp.dll……Gemplus Cryptographic Service Provider
gpkrsrc.dll……Gemplus Cryptographic Service Provider Resources
sc.chm
scarddlg.dll……SCardDlg - Smart Card Common Dialog
scarddlg.hlp
scardssp.dll……Smart Card Base Service Providers
scardsvr.exe……Smart Card Resource Management Server
sccbase.dll……Infineon SICRYPTR Base Smart Card CSP
sccsccp.dll……Infineon SICRYPT(R) Smart Card Crypto Provider COM Objects
scredir.dll……Smart Card Redirection for TS
slbcsp.dll……Schlumberger Smart Card CryptoAPI Library
slbiop.dll……Schlumberger Smart Card Interoperability Library v2
slbrccsp.dll……Schlumberger Smart Card CryptoAPI Resource File
SSDP(Simple Service Discovery Protocol)Discovery Serviceは、ネットワーク上のUPnPデバイスを検出するサービスで、UPnPデバイスを使用しないのなら消してもいい。ところで、消せば余計な SSDP検出のための通信が発生しないと思っていたのだが、M$の技術情報KB317843によるとWindows Messengerは別なプロセスでSSDP検出を勝手にやるらしい。ファイルを削除しても、Messenger自体にSSDP検出の機能が盛り込まれているのだろうか?
netupnp.inf
ssdpapi.dll……SSDP Client API DLL
ssdpsrv.dll……SSDP Service DLL
upnp.dll……Universal Plug and Play API
upnpui.dll……UPNP Tray Monitor and Folder
Windowsへのログオン、ネットワークや電源のイベントなどのシステムイベントを追跡し、COM+ Event Systemサービスを通じて通知するためのサービス。基本的にCOM+アプリケーションで必要となるサービスなので、大規模ネットワークならともかく個人で利用するような機会はないと思われる。COM+自体を消してしまっているのであれば、こちらも不要なので消してもいい。
sens.dll……System Event Notification Service (SENS)
sensapi.dll……SENS Connectivity API DLL
senscfg.dll……SENS Setup/Setup Tool
システムの変更等を逐次記録し、不具合が生じると前の環境に戻すことができる「システムの復元」機能を提供しているサービス。Windowsが起動しなくなるような深刻な問題には対処できず、ハードディスクの領域を取る、ユーザーデータのバックアップはできないと、何かと中途半端な機能だったりする。ちなみに、Windows Meが不安定だった最大の要因でもあった。ほかにバックアップソフトを利用している場合は消してもいい。また、COM+を消していると正常に機能しない。
rstrui.exe……System Restore Application
sr.mof
sr.sys……System Restore Filesystem Filter Driver
srclient.dll……SR CLIENT DLL
srdiag.exe……Tool to collect and CAB info for System Restore & SFP
srframe.mmf
srrstr.dll……System Restore Restore Operation Library
srsvc.dll……System Restore Service
sr_ui.chm
sysrestore.chm
sysrestore.hlp
設定した時間に設定した処理を定期的に行うためのサービス。ただ、単純に実行するだけなのでスクリプトなどと組み合わせないと案外使いづらいのが欠点で、いかにもM$のものらしく中途半端である。もう少しインテリジェントに処理できるソフトを使っていたり、全て自力でやっている人、自動的に何かするのが不愉快な人などは消してもいい。ちなみに、Windows XPの起動時間を短縮するプログラム『Bootvis』は、このサービスが開始してないと動作しない。
mstask.chm
mstask.dll……Task Scheduler interface DLL
mstask.hlp
mstask.inf
mstinit.exe……Task Scheduler Setup
SchedLgU.Txt
schedsvc.dll……Task Scheduler Engine
NBT(NetBIOS over
TCP/IP)とNetBIOSの名前解決をサポートするためのサービス。このサービスを削除するとTCP/IPネットワークでNetBIOSが使えなくなるが、ネットワークを利用していない人やネットワークでファイルの共有機能を利用していない人は消してもいい。
消すと一部のTCP/IPコマンドラインツールが使用できなくなるので注意(リストには全てのTCP/IPツールを追加)。
arp.exe……TCP/IP Arp Command
finger.exe……TCPIP Finger Command
ftp.exe……File Transfer Program
hostname.exe……Hostname APP
ipconfig.exe……IP Configuration Utility
lmhosts.sam
lmhsvc.dll……TCPIP NetBios Transport Services DLL
mrinfo.exe……Multicast Information
nbtstat.exe……TCP/IP NetBios Information
netbt.sys……MBT Transport driver
nslookup.exe……nslookup APP
pathping.exe……TCP/IP PathPing Command
ping.exe……TCP/IP Ping Command
rcp.exe……TCP/IP Remote Copy Command
rexec.exe……TCP/IP Remote Exec Command
route.exe……TCP/IP Route Command
rsh.exe……TCP/IP Remote Shell Command
tcpsvcs.exe……TCP/IP Services Application
tftp.exe……Trivial File Transfer Protocol App
tracert.exe……TCP/IP Traceroute Command
ダイヤルアップ接続やIP電話などを利用するためのサービスで、TAPIのサポート全般もこれに含まれている。LAN接続の場合は関係ない。ただし、ライセンス認証時になぜか起動されるので、消してしまうと認証プロセスが完了しないことがある。その後は消してもいい。
confmsp.dll……Microsoft IP Conferencing Media Service Provider
g711codc.ax……Intel G711 CODEC
h323.tsp……Microsoft H.323 Telephony Service Provider
h323log.txt
h323msp.dll……Microsoft H.323 Media Service Provider
hidphone.tsp……Microsoft HID Phone TSP
ipconf.tsp……Microsoft Multicast Conference TAPI Service Provider
lights.exe……Modem Monitor Applet
mode.chm
modem.hlp
modem.sys……Modem Device Driver
modemui.dll……Windows Modem Properties
rend.dll……Microsoft Rendezvous Control
rootmdm.sys……Legacy Non-Pnp Modem Device Driver
sdpblb.dll……Microsoft Sdpblb
serialui.dll……Serial Port Property Pages
serwvdrv.dll……Unimodem Serial Wave driver
tapi.chm
tapi.hlp
tapi3.dll……Microsoft TAPI3
tapiperf.dll……MicrosoftR Windows(TM) Telephony Performance Monitor
tapisrv.dll……Microsoft(R) Windows(TM) Telephony Server
tapiui.dll……Microsoft(R) Windows(TM) Telephony API UI DLL
tcmsetup.exe……Microsoft(R) Windows(TM) Telephony Administration Setup
telephon.cpl……Telephony Control Panel
termmgr.dll……Microsoft TAPI3 Terminal Manager
umdmxfrm.dll……Unimodem Tranform Module
unimdm.tsp……Unimodem 5 Service Provider
unimdmat.dll……Unimodem Service Provider AT Mini Driver
uniplat.dll……Unimodem AT Mini Driver Platform Driver for Windows NT
wavemsp.dll……Microsoft Wave MSP
リモートで別のコンピュータのリソースを利用するためのサービスだが、Telnetのプロトコルでは文字情報しか扱えないため、CUIベースでのみの利用となる。雑多なコマンドラインツール(削除については別項で解説)は、リモートで障害復旧等に役だったりすることもあったりするが、暗号化の機能がないために注意しなければならない。それよりネットワーク環境でなければそもそも不要。消してもいい。
login.cmd
telnet.chm
telnet.exe……Microsoft Telnet Client
telnet.hlp
termcap
tlntadmn.exe
tlntsess.exe……Microsoft Telnet Server Helper
tlntsvr.exe……Telnet
tlntsvrp.dll……Microsoft Telnet Server Proxy Stub
Windows NT Terminal Server Edition以来の伝統的なリモート管理サービス。Windows XPに実装されているものは、リモートデスクトップと同じRDPプロトコルが用いられている。Terminal自体はあまり使いそうにないのだが、何か他の機器(それがたとえコンピュータでなくとも)と通信する場合にこのサービスが必要とされることも多く、たとえばiPodはこのサービスが停止していると認識されなかったりする。環境によっては消してもいいのだろうが、消さないほうがいいかもしれない。
cdmodem.dll……Modem Connection Driver
cfgbkend.dll……Configuration Backend Interface
drprov.dll……Microsoft Terminal Server Network Provider
icaapi.dll……DLL Interface to TermDD Device Driver
logoff.exe……Session Logoff Utility
msg.exe……Message Utility
mstlsapi.dll……MicrosoftR Terminal Server Licensing
mstsc.exe……Remote Desktop Connection
mstscax.dll……Terminal Services ActiveX Client
perfts.dll……Windows 2000 Terminal Services Performance Objects
qappsrv.exe……Query Terminal Server Utility
qprocess.exe……Query Process Utility
qwinsta.exe……Query Session Utility
rdpcdd.sys……RDP Miniport
rdpcfgex.dll……Terminal Server Connection Configuration Extension for the RDP
protocol
rdpclip.exe……RDP Clip Monitor
rdpdd.dll……RDP Display Driver
rdpdr.sys……Microsoft RDP Device redirector
rdpsnd.dll……Terminal Server MultiMedia Driver
rdpwd.sys……RDP Terminal Stack Driver (US/Canada Only, Not for Export)
rdpwsx.dll……RDP Extension DLL
remotepg.dll……Remote Sessions CPL Extension
reset.exe……Terminal Services Reset Utility
rwinsta.exe……Reset Session Utility
shadow.exe……Session Remote Control Utility
tdpipe.sys……Named Pipe Transport Driver
tdtcp.sys……TCP Transport Driver
termdd.sys……Terminal Server Driver
termsrv.dll……Terminal Server Service
tsappcmp.dll……Terminal Services Application Compatibility DLL
tscfgwmi.dll……Terminal Server Configuration WMI provider
tscfgwmi.mfl
tscfgwmi.mof
tscon.exe……Session Connection Utility
tscupgrd.exe……Setup Custom Action Dll
tsddd.dll……Framebuffer Display Driver
tsdiscon.exe……Session Disconnection Utility
tskill.exe……Terminal Services End Process Utility
tslabels.h
tslabels.ini
tsoc.dll……Terminal Server Optional Component Setup
tsoc.inf
tsshutdn.exe……System Shutdown Utility
Windowsの見た目をカスタマイズするための機能を提供しているサービス。Windows XPのデフォルトであるLunaテーマを利用しているのであれば必要だが、2000譲りのクラシックテーマには必要ない。サービスそのものは消してもいいのだが、サービスの本体であるuxtheme.dllを消すとシェルの動作に支障が出る。
無停電電源装置を利用している場合で、電源障害時の自動シャットダウンやログ機能などを提供するサービス。ただ、クライアントユーザーへの通知機能や自動リブート機能などは持っていないので、実運用上は他の管理ツールを使うべきと思われ。消してもいい。
apcups.dll……APC Smart Provider
ups.exe……UPS Service
Windows XPが持つ目玉機能のひとつだったはずだが、結局いまいち認知されないままになっているUPnP。名前の通り、繋げばすぐに機器が認識されるプラグアンドプレイのように、ネットワークに繋げば即座にインターネットが利用できるものとして大きく期待されていたのだが…。UPnP対応機器を利用していないか、手動設定の場合は消してもいい。
netupnph.inf
udhisapi.dll……UPnP Device Host ISAPI Extension
upnpcont.exe……UPnP Device Host Container
upnphost.dll……UPnP Device Host
バックアップ用のハードやアプリで、スナップショット作成のための共通インフラストラクチャを提供するサービス。と言われてもイマイチ分からないのだが、MS Software Shadow Copy Providerサービスと同じくアプリ側で必要と明示されていない限りは必要ないと思われる。もちろん、管理人はそんなアプリに出会ったことがないことは言うまでもない。無効にして、バックアップソフトが正常に動けば消してもいいのだが、Windows Management InstrumentationサービスとSystem Restoreが依存しているので、消してしまうとその2つのサービスが正常に機能しなくなる。
eventcls.dll……MicrosoftR Volume Shadow Copy Service event class
swprv.dll……Microsoft(R) Volume Shadow Copy Service software provider
vssapi.dll……MicrosoftR Volume Shadow Copy Requestor/Writer Services API DLL
vssvc.exe……Microsoft(R) Volume Snapshot Service
vss_ps.dll……MicrosoftR Volume Shadow Copy Service proxy/stubt
note:
問題はvssapi.dllで、WMIサービスとWindows Firewall&Internet Connection Sharingサービスを残している状態で消してしまうと、Windowsが正常に起動しなくなることがあるようだ。
WebDAVクライアント機能を提供するサービスで、Webフォルダなどで利用される。プロトコル自体は大きな可能性を秘めているが、結局のところWindowsでWebサーバなんか誰も立ち上げない?ので消してもいいかと。
davclnt.dll……Web DAV Client DLL
mrxdav.sys……Windows NT WebDav Minirdr
webclnt.dll……Web DAV Service DLL
Windows FirewallはService Pack 2で実装されたもので、インバウンド(送信されてくる)データの保護しかできないという、実に中途半端なPFW。インターネット接続共有は、インターネットに接続されているPCを介する形でLAN内のコンピュータにインターネット接続を提供するものだが、NAT機能を持っているブロードバンドルータがあれば事足りるのであまり使われない。
firewall.cpl……Windows Firewall Control Panel
fwcfg.dll……Windows Firewall Configuration Helper
hnetcfg.dll……Home Networking Configuration Manager
hnetcfg.mof
ip6fw.sys……IPv6 Windows Firewall Driver
netfw.inf
スキャナやデジカメと画像処理アプリケーションとの相互通信を提供するためのサービスだが、WebカメラやDVもサポートしているようだ。WIAを止めるとマイコンピュータが開くのが速くなることはよく知られているが、止めても問題ないのならいっそ消してもいい。ただ、イメージングデバイスは使えなくなるので注意。
camera.chm
camera.hlp
camocx.dll……WIA Camera View DLL
fsusd.dll……File System Camera Devices DLL
photowiz.dll……Photo Printing Wizard
ssmypics.scr……My Pictures Slideshow Screensaver
sti.dll……Still Image Devices client DLL
stimon.exe……Still Image Devices Monitor
twain.dll……Twain Source Manager (Image Acquisition Interface)
twain_32.dll……Twain_32 Source Manager (Image Acquisition Interface)
twunk_16.exe……Twain_32.dll Client's 16-Bit Thunking Server
twunk_32.exe……Twain.dll Client's 32-Bit Thunking Server
wiaacmgr.exe……Windows Picture Acquisition Wizard
wiadefui.dll……WIA Scanner Default UI
wiadss.dll……WIA TWAIN compatibility layer
wiascr.dll……WIA Scripting Layer
wiaservc.dll……Still Image Devices Service
wiasf.ax……WIA Stream Snapshot Filter
wiashext.dll……Imaging Devices Shell Folder UI
wiatwain.ds……WIATWAIN
wiavideo.dll……WIA Video
wiavusd.dll……WIA Video Stream device USD
Windowsの管理用インターフェースを提供しているサービスで、エンタープライズ向けのWBEMがベースになっている。
M$の説明によればこのサービスは非常に重要とされているが、2003
Serverあたりならともかく、WindowsXPではそれほど重要とは思えない。消してもいいが、Security Center、Windows
Firewall/Internet Connection Sharing (ICS)、System
Restoreの3つのサービスが機能しなくなる。また、『3DMark06』が動作しなくなるらしいが、ベンチとかやらない人は消してもよいだろう。
cmprops.dll……WMI Snapins
licwmi.dll……Windows Product Activation Configuration WMI provider
mmfutil.dll……WMI Snapin Helpers
newfeat1.chm
newfeat1.hlp
servdeps.dll……WMI Snapins
tscfgwmi.dll……Terminal Server Configuration WMI provider
wbemtest.chm
wmic.chm
wmifltr.chm
wmimgmt.msc
wmiprop.dll……WDM Provider Dynamic Property Page CoInstaller
%WINDIR%\system32\wbemの全てのファイル
NTP(Network Time Protocol)およびSNTP(Simple Network Time Protocol)の両プロトコルを用いて、PCとネットワーク内のコンピュータの時計を合わせるサービス。日付と時刻のプロパティに外部のSNTPサーバを設定しておくと、自動的に時計のずれを修正してくれる。PCの内蔵時計はすぐにズレるのでPC時間に正確さを求める環境では残しておいた方がよい。そうでなければ消してOK。
timesrv.chm
w32time.dll……Windows Time Service
w32tm.exe……Windows Time Service Diagnostic Tool
IEEE802.11規格の無線ネットワークのサポートを提供しているサービス。無線LANを利用していないのであれば消してもよさそうなものだが、Network
Connectionsサービスと関わりがある上、LANのドライバをロードする際にも必要となる重要なファイルが含まれている。
消してしまうと事実上ネットワークが利用不可になってしまうので、ネットワーク環境である限りは残しておいたほうが無難。
Serverサービスが動作しているコンピュータに、共有ファイルの送受信とネットワーク印刷の要求などを行うためのサービス。WorkstationサービスにはSMB(Server Message Block)プロトコルのサポートのほか、NTLM認証のサポートライブラリも含まれている。ファイル共有などを利用してないのならば消してもいい。またServerサービス、WebClientサービスとも関係しているのでそちらも参照。
cscdll.dll……Offline Network Agent
mrxsmb.sys……Windows NT SMB Minirdr
netmsg.dll……Net Messages DLL
netui0.dll……NT LM UI Common Code - GUI Classes
netui1.dll……NT LM UI Common Code - Networking classes
netui2.dll……NT LM UI Common Code - GUI Classes
ntlanman.dll……Microsoft(R) Lan Manager
ntlanui.dll……Lanman Control dll
ntlanui2.dll……Network object shell UI
wkssvc.dll……Workstation Service DLL
note:
netmsg.dllを削除するとNETコマンドでサービス操作時にメッセージが全く出なくなるので注意。