レジストリ 1

メモリ・パフォーマンス

L2キャッシュのサイズを最適化


  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SessionManager\MemoryManagement
  その中のSecondLevelDataCacheが現在の設定値、初期値では256(KB)になっているので
  これを現在使用しているCPUのL2キャッシュと同じサイズになるように設定する。

  表示の10進にチェックを入れて、値のデータを512にする。(キャッシュが512KBの場合)
  L2キャッシュのサイズが不明な場合は、CPU-ZやCrystalMarkなどを使って確認できる。

カーネルメモリ領域を物理メモリに一本化


  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SessionManager\MemoryManagement
  その中のDisablePagingExecutiveが現在の設定値、キー(DisablePagingExecutive)が無い時は、作成する。
  作成方法:MemoryManagementを左クリック、右側の画面の空白の所で右クリック、新規、DWORD値、
  新しい値#1をDisablePagingExecutiveに書き換える、
  出来たDisablePagingExecutiveを右クリック、修正、値のデータに 1(有効) 0(無効)を入力。
  Defaultに戻したい時は、キー(DisablePagingExecutive)を削除。

  カーネルのすべてがメインメモリに設置されシステム全体のパフォーマンスが向上します。
  但し、相当多くのメモリをつんでいないと通常のアプリケーション操作がもたつくようになるため
  物理メモリ量が512MB以上ある場合に推奨。

アプリケーション起動用メモリ4MBを開放


  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SessionManager\MemoryManagement
  その中のLargeSystemCacheが現在の設定値。
  LargeSystemCacheを右クリック、修正、値のデータに 1(有効)を入力。
  Defaultに戻したい時は、0(無効)を設定。

スレッドの拡張


  1. HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\SessionManager\Execute
    その中のAdditionalCriticalWorkerThreadsが現在の設定値
    AdditionalCriticalWorkerThreadsを右クリック、修正、値のデータに5を入力。
    Defaultに戻したい時は、0を入力。

  2. その中のAdditionalDelayedWorkerThreadsが現在の設定値
    AdditionalDelayedWorkerThreadsを右クリック、修正、値のデータに3を入力。
    Defaultに戻したい時は、0を入力。

管理共有の停止


  全ドライブのルートに設定される管理共有(ドライブレター$、Explorerで見えない)を停止する。
  管理者がリモート操作を出来なくする。
  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\lanmanserver\
  その中のAutoShareWksが現在の設定値、キー(AutoShareWks)が無い時は、作成する。
  作成方法:lanmanserverを左クリック、右側の画面の空白の所で右クリック、新規、DWORD値、
  新しい値#1を(AutoShareWks)に書き換える、
  AutoShareWksを右クリック、修正、値のデータに 0(出来なくする) 1(リモート操作可)を入力。
  Defaultに戻したい時は、キー(AutoShareWks)を削除。

表示の高速化

アイコンキャッシュのサイズを制限する


  Windowsではアイコン表示を高速化するために「ShelliconCache」にアイコンデータのキャッシュを保存します。
  関連付けや変更にともないファイルサイズが肥大化すると、正しくアイコンが表示されない、アイコン表示が遅い、
  などの現象がおこります。そこでサイズのリミットを設定して最大サイズを制限してみましょう。
  ファイル検索で 『ShelliconCache』を 探します。場所は c:\Windows内で見つかります。
  当環境ではサイズは 454KB でした。 これを 300KB に制限します(サイズは環境により調整してみてください)

  HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\explorer キーをたどり選択します。
  右ウィンドウの何もないところで右クリック → <新規(N)> → <文字列(S)>を選択し、右ウィンドウにできたアイコンに
  半角で「Max Cached Icons」と名前をつけます。 ダブルクリックして [値のデータ(V)] 欄 に最大に設定したいサイズ
  を入力します(この場合300 )。レジストリエディタを終了して検索結果から古いアイコンキャッシュを削除します。
  削除してもまた作成されますが上限を設定したので以前のように大きくはなりません。

  XPでは「ShellIconCache」がないので以下の方法で削除。
  スタート→検索→ファイルやフォルダで「IconCache.db」を検索。
  このファイルは隠しファイルになっているので、見つからない場合はコントロールパネルの
  [フォルダオプション]を開いて[表示]タブにある「すべてのファイルとフォルダを表示する」
  にチェックを入れます。見つかったら、それを削除します。

ネットワーク表示の高速化


  HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\RemoteComputer\NameSpace
  その中に{D6277990-4C6A-11CF-8D87-00AA0060F5BF}があれば削除。

ファイル表示速度の高速化


  HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\Update
  その中のUpdateModeが現在の設定値。
  UpdateModeを右クリック、修正、値のデータに 0(高速化)を入力。
  Defaultに戻したい時は、1(通常)を設定。

スタートメニュー・プルダウン表示の高速化


  HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\desktop
  右ウィンドウの何もないところを右クリック → <新規(N)> → <文字列(S)>
  文字列の名前を 『MenuShowDelay』にします。アイコンをダブルクリックして[値のデータ]に「100」を入力。
  値のデフォルトは 400 です。小さくなるほど高速ですが、あまり高速にするとロースペックなパソコンでは処理が
  追いつかなくなるかもしれません。古いパソコンを使用されている場合は 50 くらいまでにしておいた方が無難です。
  0 に設定すると不具合が発生することがあります。最速にするには 1 に設定しておくとよいでしょう。

ウインドウ・アニメーションの停止


  HKEY_CURRENT_USER\ControlPanel\Desktop\Windowmetrics
  その中のMinAnimateが現在の設定値。
  MinAnimateを右クリック、修正、値のデータに 0(無効)を入力。
  Defaultに戻したい時は、1(有効) を設定。

アニメーション表示を完全に無効


  1. HKEY_CURRENT_USER\ControlPanel\Desktop
    その中のSmoothScrollが現在の設定値。
    SmoothScrollを右クリック、修正、値のデータに 0(アニメーション無効)を入力。
    Defaultに戻したい時は、1(アニメーション有効)を設定。

  2. HKEY_CURRENT_USER\ControlPanel\Desktop
    その中のUserPreferencemaskが現在の設定値。
    UserPreferencemaskを右クリック、修正、値のデータに b0 00 00 00 (アニメーション無効)を入力。
    Defaultに戻したい時は値のデータに BC 32 01 80 (アニメーション有効)を入力。

キーボード入力スピードを高速化


  キーボードの入力速度はコントロールパネルから設定できますが実はさらに高速化させることが可能です。
  HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Keyboard キーを開きます。
  右ウィンドウの [KeyboardSpeed] というアイコンをダブルクリック、[値のデータ(V)] 欄に半角で 『62』 と入力。
  <OK>ボタンをおします。 レジストリエディタを終了して再起動します。

ユーザーの操作履歴の記録を無効 (メニューやダイアログに表示させない)


  HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer\
  その中のNoInstrumentationが現在の設定値、キー(NoInstrumentation)が無い時は、作成する。
  作成方法:Explorerを左クリック、右側の画面の空白の所で右クリック、新規、DWORD値、
  新しい値#1をNoInstrumentationに書き換える、
  出来たNoInstrumentationを右クリック、修正、値のデータに16進で 1(無効化)を入力。
  Defaultに戻したい時は、値のデータを16進で 0(有効)にするか、もしくはキーを削除。

「最近使ったファイル」に新しいファイルを追加させない


  HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
  「Explorer」を右クリックして「新規」-「DWORD値」を選び、「NoRecentDocsHistory」というDWORD値を作成する。
  「NoRecentDocsHistory」をダブルクリックして、「値のデータ」に半角数字の「1」を入力し[OK]
  Windowsを再起動すれば、それ以降、「最近使ったファイル」への追加登録はなくなる。
  ただし、履歴のクリアをしないと以降の新しい履歴が追加されないので既存の履歴がずっと表示されるので注意。

フォルダの最終アクセス日を記録しない


  エクスプローラで詳細表示にするとフォルダに最終更新日が記載されています。
  Windows 2000 ではフォルダも監視しており、更新日時を常に記録しているのです。
  ファイルならまだしもフォルダにまでは必要ないという人がほとんどでしょう。
  この機能をオフにしてパフォーマンスを優先します。
  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem キーを開きます。
  右クリック → <新規(N)> → <DWORD 値(D)>を作成し、名前を『NtfsDisableLastAccessUpdate』とします。
  このアイコンをダブルクリックして開き、[値のデータ(V)] 欄 を 『1』に変更します。

mpeg4の詳細表示を無効にする


  mp4の入ったフォルダをエキスプローラで開くと引っかかるように表示が遅れたりクラッシュする場合があります。
  これらはエキスプローラがmp4の詳細情報(サムネイルなど)を先読み取得しようとするために起こる現象です。
  先読み機能を無効にするには以下のレジストリを「;」でコメントアウトします
  HKEY_CLASSES_ROOT\.mp4\ShellEx\;{BB2E617C-0920-11d1-9A0B-00C04FC2D6C1}
  値@="{c5a40261-cd64-4ccf-84cb-c394da41d590}"
  このキーが環境によっては無い場合は↓これらを無効にします
  HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\;{40C3D757-D6E4-4b49-BB41-0E5BBEA28817}
                      \;{87D62D94-71B3-4b9a-9489-5FE6850DC73E}

  ※コーデックにCoreAVCを使用してる場合、1.8.5以上はCoreのバグのため
    サムネイル取得時にエキスプローラがクラッシュする場合があります。
    これを回避するにはバージョン1.8.0以下もしくは2.0以上を使用します。

所属とユーザー名の変更


  HKEY_LOCAL_MACHINE\SoftWare\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion
  その中のRegisteredOrganizationが現在の会社名。
  RegisteredOrganizationを右クリック、修正、文字列の編集:値のデータに、会社名を入力。

  HKEY_LOCAL_MACHINE\SoftWare\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion
  その中のRegisteredOwnerが現在のユーザー名。
  RegisteredOwnerを右クリック、修正、文字列の編集:値のデータにユーザー名を入力。  

ショートカットアイコンの矢印を消去


  HKEY_CLASSES_ROOT⇒Inkfile⇒エントリ名 IsShortcut⇒削除


ショートカット作成時に「へのショートカット」を省略


  HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer
  「link」 をダブルクリックで開き(存在しない場合は[バイナリ値]で作成する)
  「値のデータ」を 00 00 00 00 に変更して[OK]ボタンをクリック。

  ※元に戻すには「値のデータ」を 15 00 00 00 にする。 「値のデータ」の 15 の部分については、値を開いたときの
  元データが 19 または 1e だったりしますが、Windowsの初期値が 15 00 00 00 となっているので元に戻す際は
  15 00 00 00 でOKです。また、元に戻してログオフ→ログイン後にデータ値を参照すると、例えば 17 00 00 00 などに
  再度データが変化してたりしますが、異常ではありませんので、そのままにしておいて大丈夫です。

ショートカットのリンク先が存在しない場合の自動検索を無効


  HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer

  1. [編集]→[新規]→[Dword値]を選択、名前を「NoResolveTrack」にする。
    作成した「NoResolveTrack」をダブルクリックで開き、[値のデータ]を 1 に書き換え[OK]ボタンをクリック。

  2. [編集]→[新規]→[Dword値]を選択、名前を「NoResolveSearch」にする。 作成した「NoResolveSearch」を
    ダブルクリックで開き、[値のデータ]を 1 に書き換え[OK]ボタンをクリック。

  Windows再起動後に設定が反映されます。
  ※元に戻すには追加したキーを削除。

システム管理

ワトソン博士を無効


  HKEY_LOCAL_MACHINE\SoftWare\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion\AeDebug
  その中のAutoが現在の設定値。
  Autoを右クリック、修正、値のデータに 0(ワトソン博士無効)を入力。
  Defaultに戻したい時は、1(ワトソン博士有効)を設定。

不要なDLLをメモリから解放


  HKEY_LOCAL_MACHINE\SoftWare\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\AlwaysUnloadDLL 
  が現在の設定値、キー(AlwaysUnloadDLL)が無い時は、作成する。
  作成方法:Explorerを右クリック、新規→キー→新しいキー#1をAlwaysUnloadDLLに書き換える、
  出来たアイコンを左クリック、右ウインドウの(規定)アイコンを右クリック、修正、値のデータに 1(DLL削除)を入力。
  Defaultに戻したい時は、値のデータに 0(DLL削除しない)を入力。

Explorerを別プロセスで実行


  HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer
  DesktopProcess=dword:0(初期値)
  DesktopProcess=dword:1
  Explorerがでフリーズしてしまうと、デスクトップやタスクバーまで一緒にフリーズしてしまうことがあります。
  これを防ぐためにExplorerを別プロセスで実行するようにします。

Just-In-Timeデバッグを無効にする


  Visual Studio 200xをインストールした環境において処理できない例外(アプリのクラッシュ等)が発生すると
  通常の既定の動作の「問題が発生したため~」のダイアログではなく、[例外]ダイアログ ボックスが表示され
  Just-In-Timeデバッグを開始するか、もしくは例外を無視するかの選択画面しか表示されなくなります。
  これを以前の通常の既定の動作に戻すには次のレジストリキーを削除します。

  32bit OS
  HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\AeDebug\Debugger
  HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\.NETFramework\DbgManagedDebugger

  64bit OS
  HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\AeDebug\Debugger
  HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\.NETFramework\DbgManagedDebugger

IPアドレス自動設定機能を停止


  Windows98以降、TCP/IP をデフォルトのプロトコルにするにともない、DHCPサーバーがなくても起動時に
  IPアドレスを自動設定してTCP/IPによる接続を可能にする機能が搭載されています。
  この機能をAPIPA(Automatic Private IP Adressing)といいます。
  しかし、この機能は起動時にIPアドレスを生成するため、かなり時間がかかってしまいます。
  スタンドアロンPC(非 LAN 環境)の場合、特に必要がないのでオフにしておけば起動時間が短くなります。

  HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters を開きます。
  右ウィンドウの何もないところで右クリック → <新規(N)> → <DWORD 値(D)>を選択。
  名前を 『IPAutoconfigurationEnabled』 とします。
  アイコンをダブルクリック、[値のデータ(V)] 欄を 『0』 にします。
  再び有効にするにはこのキーの値を『1』に設定します。

インターネット時刻の自動同期のインターバルを調整する


  Windows XP標準のインターネット時刻のポーリング(自動同期)のインターバル(間隔)は、デフォルト設定では、
  1週間に1度になっています。PCの性能やシステムの不具合、内蔵電池の消耗等によって誤差が生じる場合は、
  同期の間隔を、標準より短くします(例:1時間に1回の設定)

  HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\W32Time\TimeProviders\NtpClient\SpecialPollInterval
  アイコンをダブルクリック、10進法にチェックを入れ、値のデータに、『3600』(単位は秒)と入力

  同期間隔と設定値:
  7日に1回の更新:604800(デフォルト)
  3日に1回の更新:259200
  1日に1回の更新:86400
  12時間に1回の更新:43200
  1時間に1回の更新:3600

ファイル管理

NTFS更新記録無効


  HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\FileSystem
  その中のNtfsDisableLastAccessUpdateが現在の設定値。
  NtfsDisableLastAccessUpdateを右クリック、修正、値のデータに 1(記録しない)を入力。
  Defaultに戻したい時は、0(記録する) を設定。

8dot3のファイル名作成無効


  NTFS は 旧ファイルシステム(8+3文字形式) をサポートしており、その互換性のためにファイル名を内部的に
  作成しています。この負担をなくすことで若干ファイルシステムの負荷が軽減され高速化することが可能です。
  HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\FileSystem
  その中のNtfsDisable8dot3NameCreationが現在の設定値。
  NtfsDisable8dot3NameCreationを右クリック、修正、値のデータに 1(作成無効化)を入力。
  Defaultに戻したい時は、0(作成有効) を設定。

ロングファイルネーム作成許可


  HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\FileSystem
  その中のNtfsAllowExtendedCharacterIn8dot3Nameが現在の設定値。
  NtfsAllowExtendedCharacterIn8dot3Nameを右クリック、修正、値のデータに 1(作成許可)を入力。
  Defaultに戻したい時は、0(作成しない) を設定。

マスターファイルテーブル領域の拡張


  HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\FileSystem
  その中のNtfsMftZoneReservationが現在の設定値(通常は1)。
  NtfsMftZoneReservationを右クリック、修正、値のデータに 3(大きくする)を入力。
  Defaultに戻したい時は、1(作成しない) を設定。

  マスターファイルテーブル(MFT)には全てのファイルやフォルダの情報が入っています。
  この領域が一杯になっている状態で新たなファイルやフォルダを作るとHDDの飛び飛びの場所に
  MFT領域が作成されてしまいファイル情報にアクセスするときの速度が遅くなってしまいます。
  MFT領域を大きくしてハードディスク内のなるべく連続した場所に作られるように設定します。
  小さいサイズのファイルを大量にハードディスクに作成する事が多い場合は「4」を選択。
  それほどでもない場合は「3」か「2」を選択します。
  ※サイズは途中から小さくしても、それまで使っていた領域は元のまま適用されます。

CPU制御

フォアグランドアプリがCPUを優先的に使用


  HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\PriorityControl
  その中のWin32PrioritySeparationが現在の設定値。
  Win32PrioritySeparationを右クリック、修正、値のデータに 26(CPU占有強) 25(CPU占有弱)を入力。
  Defaultに戻したい時は、24 を設定。

CPUの割り込み処理を優先的に実行


  最初にIRQ番号を確認 デスクトップのマイコンピュータを右クリック
  プロパティ→ハードウエア→デバイスマネージャー表示→リソース(種類別)→割り込み要求(IRQ)の+を左クリック
  その中のシステム CMOS/リアルタイムクロックの(ISA)番号を確認する。通常のパソコンの場合は「8」

  HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\PriorityControl
  その中の「IRQ8Priority」が現在の設定値。IRQ8はさっき調べた↑(ISA)番号。
  「IRQ8Priority」が無い場合は作成する。
  作成方法:PriorityControlを左クリック、右側の画面の空白の所で右クリック。
  新規作成、DWORD値、新しい値#1を「IRQ8Priority」に書き換える。
  出来たIRQ8Priorityを右クリック、修正、値のデータに16進で 2(CPU割込強) 1(CPU割込弱)を入力。
  Defaultに戻したい時は、キー(IRQ8Priority)を削除。

  レジストリ 2
最終更新:2016年07月24日 16:18